橋下氏と会おうとする人もいず、訪米をとりやめたとテレビが言っていた。日本の右傾化を、こころよくは思っていないのだろう。
冷戦時代ではなく、米中接近の時代であり、韓国、中国ともに、日本に対して強硬であり、品が相当悪い。本音・本性を隠そうともしない。時代は変わりつつある。
それもいい方向ではなく、衝突をめざしているかのようだ。日本には、手足がないことを最大限利用してきている。とても憲法前文の精神の前提条件どころではない。信頼できる相手ではない。
日本が憲法をかえ、戦争できる国となり、国民を締め上げる態勢ができたときには、日本には、戦争できる口実が山ほど揃っているのではないか。
経済の行き詰まりを、戦争資材の確保に投ずるとするならば、需要は無尽蔵である。国民は、戦争資材を造る仕事に動員されて、そして、兵隊として踊らされる。
喜ぶのは、大資本であり、富裕層である。彼らはゲームを楽しむ。適当なところで、おとしどころを見つけて、彼らの安心できる国を目指しているのかもしれない。
アメリカは、冷戦時代のようには、日本を遇しない。ならばどうするのか。子飼いとして、適当に扱いたいだけであるから、一人前の国など目指そうものなら、なんらかのダメージと与えてもかまわないぐらいに思っているのかもしれない。
日本に、民主主義のホンモノを根付かせ、国民一人ひとりが、地球規模の視野をもち、意見をもって、行動できるかどうかに、かかっている。付和雷同しているわけにはいかないのである。