空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

憲法9条を守ろう。

2007年04月13日 08時14分26秒 | 思考試行
 何かをする場合、意識的に努力しないとできないことは多い。憲法をかえたがっている勢力は、手続き法案の成立に躍起となっている。ついに、委員会採決を強行した。本気で、戦争をできる国にしたがっている。

 戦争ができないと、近隣諸国になめられ、敗戦国として、いつまでも、一人前の国になれない。北朝鮮にもなめられている。人は、軽視されたり、誇りを傷つけられると、怒りを覚える。それと、同じ具合に見える。

 個人的にも、なめられないように、努力しているのかもしれない。バカにされたり、軽んじられたりすることのないように、努力している人も多いと思う。しかし、実力をつけるのは、人の思惑を気にしてではなく、やるべきものであると思う。

 21世紀になっているのである。いつまで、力を誇示して、自分の言い分を通そうとするのであろうか。アメリカの様子をみていても、日本統治は成功したけれども、アフガンやイラク、中東では、成功しているとは言いがたい。

 国内は、激しい貧富の格差があり、兵隊の要員も貧しい層の人々が動員されているのである。議会の議員、の子息でイラクにいっているのが、たった一人であると少し前になるが、報道されていた。

 映画監督だったと思うが、議員にアナタのムスコをイラクへ行かせろと談判しているところを放映していた。議員のうろたえぶりが印象的であった。

 池田大作氏が、中国のオンカホウ氏と会っているところを、ニュースでやっていた。竹入元委員長は、勲章をもらって彼の逆鱗にふれ、いまエライいじめにあっているそうだが、池田氏が、「庶民として、・・・」云々と、言っていたのは竹入氏が庶民でなくなり、エライ人になってしまったからなのかと思った。彼は世界各国のエライ人々と、「庶民」として、会っているポーズをとっている。

 庶民の顔ではない。まさに、カリスマである。庶民を強調するのは、庶民でない証拠である。彼は、婦女暴行で、被害者夫婦から訴えられ、時効で裁判に勝った男である。事実関係は、裁判のなかでは、検討されていないという。その彼が、ゴーサインをだせば、憲法は確実に変えることができるような、状況になってきた。かれの弱みを、改憲勢力は、ついてくるかもしれない。

 総合して、戦争を起こさせないためには、いまの憲法は、最強の役割を果たしている。戦争ができるようになれば、必ず、アメリカの指示に基づいて、戦争をやることになるに違いない。格差がいわれているが、あえて、貧困層をつくりだしている意味もあるだろう。兵隊要員として、狙われ、準備がされている。

 人が、お互い助け合って生きていくという考え方は、まだまだ、本当には浸透していない。宮城まり子さんのような人が少ない。彼女に松下幸之助さんは、「神様のようなことをしたらアキマヘン」といったそうであるが、なぜなのか。そこが、事業で大成功をおさめながら、人間として、限界を示しているのであろうか。宮城まり子さんのような人が多ければ、憲法を変えて、戦争ができる国になろうとはしないはずである。