空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

ヨクボケを儲けさせない。

2007年04月11日 08時16分53秒 | 思考試行
 一昨日夕方、玄関で大音声を張り上げて、コンバンワをくりかえすものがいる。私はトイレ中であり、親は高齢であり、即座には対応できない。家内は、旅行中だ。漸く一区切りをつけて、出てみると、クダンの連中は、既に通路をはいって、親の台所の入り口に首をつっこんでいる。

 家の構造は、昔のつくりで、格子戸となっており、かなりの図太い人でも、中へ入るのは、躊躇する人が多いのだが、この連中は、少しの間に、ここまではいっている。土地を売ってくれ、という話を、母親にすでに開始している。

 そういう話は、あちらで、という具合に返答したらしく、丁度そのころ、私が顔を出した具合になった。こちらへ、どうぞ、と事務所側の入り口に、招じいれた。
 
 兄弟だという二人は、「植木屋」で、父の所有する先祖伝来の土地を、長年借地をして、家具工場を経営していたA氏に聞いて来た、という。そこの自宅のカーポートの工事を請負、そのときに、父の土地のことを知ったという。

 資産を持つことは、大変でしょう。・・・地上権・・・。安い地代。などの言葉を、運んできた。今朝思いついたのだが、タイヘンにしているのは、A氏が、安い地代のまま、使わない工場をつかわないままで、イスワッテきているからであり、使わなければ地主に返してくれれば、タイヘンではない、ということなのである。植木屋兄弟は、A氏の意向を受けてきているのだな、と思う。

 そもそも、この土地の地代は、父の考え方で、周辺の相場より、ダントツに安い。固定資産税を払えればいいという考え方である。しかも、このA氏は、土地の一部に借家をもち、そこから、家賃をとっていると思われる。いつまでも、カラ地代を払えるわけである。

 そのうえ、安く土地を手に入れたい、という魂胆であろうと思われる。せっかくの資産であるが、うまく活用しなければ意味はない。宇宙船地球号の一員としては、些かコマカイことを言うようだが、具体的には、社会的に意味のあるものにして、活用したいものだと思う。コノテの人々を儲けさせるために、この土地を売るわけにはいかない、さて、どうなるか。

 実は、少し新たな手を打ってある。第一歩である。親から、管理に関して、正式に依頼を受けた形を得てあり、動きやすくはしている。これから、新しい展開が、始まる。
 
 欲を張らずに、しかし、生活のことを考えながら、しかも、社会的にも意味のあるものにする。プロの手も借りたいと考えている。ヨクボケの人々が、儲けるスタイルを打破したいものである。