日々の雑感記によるヘボ・マイ趣味紹介です。
ダッペの悠友ライフ
夾竹桃(きょうちくとう)″は猛毒を持ってますが、花はとってもきれいです
7月も下旬になりました
猛暑が続いたと思うと、このところ雨っぽい日が続いています
でも今年はなんか天候が異常です
どう云うふうに異常かというと、関東地方はあまり雨は降らず、時たま降ると局所集中豪雨です…これって「ゲリラ雨」っていうんだそうです
東北では集中豪雨で河の氾濫が起こるほどの水量だというのに、関東山手の利根川水系は都心の水瓶ですが、水不足で取水制限が始まりました
毎朝相変わらず、早朝ウォーキングを続けています
ウォーキングの最中、くもり空の中で、夏の花というべきキョウチクトウ(夾竹桃)の花が咲いているのを見つけました
色鮮やかで、鬱とおしい感じのくもり空を振り払うように見えました
キョウチクトウ(夾竹桃)とは、キョウチクトウ科キョウチクトウ属のインド原産の常緑小高木です
葉が竹の葉のように細く、花が桃の花に似ていることから、和名で「夾竹桃」と呼ばれるようになったようです
開花時期は、6月中旬から10月中旬頃までと、夏じゅう咲き続けます
日本には江戸時代中国経由で渡来し、大気汚染に強いので道路沿いの並木や公園樹としてよく植えられるようになったのだそうです
キョウチクトウの葉は長楕円形で、両端がとがった形をし、やや薄くて固く葉の裏面には細かいくぼみがあり、気孔はその内側に開いているのが、大気汚染に強い理由のようです
花の形は、基部が筒状をし、先端で平らに開いて五弁に分かれ、それぞれがややプロペラ状に少し曲がっています・・・まるで空に向かって飛び出す竹とんぼみたいです
花色はピンク、赤、白、黄色など多数の園芸品種があり、八重咲き種もあります
この日見たキョウチクトウは
ピンク色が鮮やかでした
横で、燃えるような感じで、赤色も咲いていました
キョウチクトウは見た目はきれいで、優れた園芸植物ですが、経口毒性があり、毒性植物として知られています
毒性は植物全体に含まれ、青酸カリ以上ともいわれるほどで、野外活動の際に調理に利用したり、家畜が食べたりしないよう注意が必要です
さらには植物全体(=花、葉、枝、根、果実すべての部分です)だけでなく、周辺の土壌にも毒性がでるそうですし、キョウチクトウの生木を燃した煙も毒があるそうです
もちろん、枝落としし腐葉土にしても1年間は毒性が残るため、腐葉土にする際にも注意を要します
過去フランスで、バーべキュウに出て、近くにあったキョウチクトウの枝を肉の串に使って7人が死亡した事故があったそうです
中毒症状としては、摂取した1時間後辺りに、疝痛、下痢、頻脈、運動失調、食欲不振などですが、あまりに身近に咲いていますから用心です
キョウチクトウの 花言葉は、「 用心 」、 「 危険 」、 「 油断しない 」 です
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