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‘クリンソウ(九輪草)’ = ‘シチジュウソウ(七重草)’ 

今月初め、湯の丸高原から、群馬・嬬恋に 下る時、林横を流れる渓流の岩陰に咲いている‘クリンソウ’を見つけました
株元は根性葉をしっかり広げ、30cm以上ある花茎を出し、車輪状に赤紫の花が幾段に重なって、咲いています
‘クリンソウ’の花期は春~初夏ですが、暑くなってきたこの時期見られたのはとてもついてました
それに‘十二単’もびっしり咲いており、まさにラッキー でしたね
但しこの‘十二単’は‘西洋十二単’ですから、誰かが植えたのでしょうかね
ちょっと複雑な気持ちです



周辺の草叢には、‘クリンソウ’が拡がって咲いていました
‘クリンソウ’は、サクラソウの仲間ですが、草高がとても高いので、私には‘サクラソウ’のイメージはあまりわきません
イギリスの植物学者ロバート・フォーチュンが、日本に来た折、‘クリンソウ’を見て、「サクラソウの女王」と讃えたそうですが、『そうかな~!?』の感じなんです 

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‘アサザ’ = ‘浅沙’ と書きます

‘アサザ’の花を見つけました
北海道を除く各地の沼や池に生えている水生植物らしいのですが、初めて見ました
多年草なので、繁殖力は旺盛らしいのですが、何故か近年少なくなっている水草なんだそうです
名前の由来は、「浅い水辺に生える」→“浅く咲く”からという説と、「朝早く咲く」→“朝咲く”からだと言う説があるようです
でも‘浅沙’と書くとすれば、“浅く咲く”からが、本命でしょうか!?


6月~9月頃、対生する卵形の葉の脇に数本の花茎を伸ばし、5弁の黄色の花が咲きます
3~4cmの黄花は、細かなフリル状の花びらを、陽射しの中で輝かしている様に見えます
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‘蓮’ の花 = ‘レンゲ’ ; 花の里

昨日に続いて、群馬富岡の「花の里」に咲く‘レンゲ’です 
 原産地はインド亜大陸
草高は1mにもなり、地中から茎を伸ばし、水面上に葉や花を広げます
葉は円形で、葉柄が中央につき、傘を広げる様に開いています
揆水生があるので、葉の表面に水玉ができるのは‘睡蓮’とは違います

 早朝に咲き昼閉じます

 
花期は7月から8月 ・夏の季語‘蓮’        蜂の巣状になった花托殻

 
レンゲの中での蝶の沐浴 (^^♪           八重咲きの‘蓮’を初めて見ました
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花の里 (群馬・富岡) の‘睡蓮’

今年も「花の里」に‘睡蓮’を見に行ってきました 
今丁度満開です 
 スイレン科 スイレン属 水生の多年草植物
地下茎から長い茎を伸ばし、水面に葉や花を浮かべます
和名は 「羊(ひつじ)草」と言い、ヒツジの時刻(今の午後2時頃咲くといいますが、実際は明るくなると開き、暗くなると閉じます
漢名はここから‘睡蓮’と呼ばれる事らしいです
葉は円形から広楕円形で、円の中心付近に葉柄がついて、その部分に深い切れ込みが入っています
この葉形、何となくハート型に見えませんか!?…うぅ~ん・チョイ無理か!?(^0_0^)
産地分けすると、温帯型と熱帯型があるんだそうですが、熱帯型は花が水面から立ち上がるように咲きます 


ピンクの睡蓮が幾分立ち上がり気味に開いて、水面に映しています
花びらに糸トンボが、アベックで羽根を休めているのが、分かりますか? 

 
ピンク色                           赤色
 
白色                             黄色

睡蓮の誕生花は7月10日だそうです
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‘むらさき’ の花が、今年も咲きました

初夏から夏に掛けて咲く小さな白い花・でも名前は‘むらさき(紫)’
‘むらさき’は万葉の時代から歌で詠まれた紫草だと言う事は良く知られています 
‘むらさき’の名の由来は、群(むれ)て咲く草を材料染料にして染めた所、紫色に染まったので、「群れ草」→「むらくさ」→‘むらさきくさ’→‘むらさき’になったと言われていたようです


‘紫草’は万葉集では恋の花として、詠われています  
その花は白く小さな蝋細工の様な清純な花のイメージです 

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湯の丸高原・ツツジ平(長野)周辺の草花 

先週の湯の丸山はレンゲツツジが満開になっていました
昨年湯の丸を訪れたのは6月の中下旬でしたが、その折はレンゲツツジはまだ蕾
代わりに、ズミの花や、イワツツジの群落が楽しめました
今回の湯の丸は10日位のズレですが、随分見られる花々の様子が変わっています
名前が分からず、調べていましたが、我慢しきれず花紹介にしましたので、見てください

湯の丸ツツジ平のレンゲツツジ群落

 
ウマノアシガタ(?)                   コケモモ

 
ショウジョウバカマ                   アカバナイチャクソウ

 
イワカガミ                        シロバナノヘビイチゴ
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‘チゴユリ’ の花 だ!? と思うけど・・・

先日「湯の丸高原」に行った折り見つけたのですが、この時期‘チゴユリ’が咲いていると思いませんでした  
もしかしたら間違っているのでしょうか?
なんとなく花びらの形も違うし、葉も百合葉でないようにも思えます
それに‘チゴユリ’は丘陵地などの落葉林の木陰に生えるし、花も下向きの俯き加減に咲く筈だしと思い出すと…、載せながら自信がなくなっています 
名前はともかく花の可愛さを今日は楽しんでください 

  
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‘鬼灯(ほおずき)’ の 花 & 実

‘ほおずき’の花が咲きました  
薄く淡い黄色の花で、花びらは5弁、その花形は5角形です 
原産地は東南アジアですが、その他南欧やアメリカ大陸の温帯域にも、自生種があるようです

 

花が咲いた後、5角形のガクの部分が発達して、次第に果実を包み込んで袋状になります
夏になると共に、緑色の袋は次第に熟し、濃い赤みを増したオレンジ色に生ります
子供の頃‘ほおずき’の実をゆっくり揉みながら、中の種をそぉ~と取って、洗って作った“ほおずき”を、口に含んで押し出すように鳴らして見せてくれた母親が、思い出されます
不器用で短気な私は、いつも種を揉みだすとき、袋を破ってしまい、上手く鳴らせませんでした

 
今日明日は、確か浅草の「ほおずき市」がある筈ですよね
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ね!!見て!! ・ ‘スッポン’ だよね!!

先だってアカミミカメ’を見たけど、今度は‘スッポン’見つけちゃいました
この日は、梅雨の少ない晴れ間でした
公園緑地の中を流れる河の中の浅瀬・岩肌が少し出ているところで、気持ちよさそうに甲羅干しです 

 
スッポンって喰いついたら、雷がなるまで離さないというけど、本当なんでしょうか?
でも本当はとても臆病で、普段人間が近づくとすぅーと逃げます
しかし捕まえられそうになって、危ないと感じたその時は、喰いつくのが武器のようです
しかも喰いついて頭を引っ込めるので、なかなか離してもらえず、凶暴な亀に思われているようです
そんな‘スッポン’君ですから、しっかり、しつこく物事をやる人を、「スッポンの様」と喩えられちゃうんですね
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‘タイサンボク’ = ‘泰山木’と書きます

太陽が輝き、梅雨の終わりを思わせるうだるような暑さが続くこの頃…ですね
先日、近くの緑園地を歩いていたら、緑濃い中で浮き上がるように、白い大輪の花が咲いているのを見つけました  
この花‘タイサンボク’といいます
花の咲く周りは、なんともいい香りが漂っていました
 モクレン科 モクレン属(=フランス語(?)でマグノリア属)   
北アメリカ東南部原産で、明治初期渡来したそうです
常緑高木で、花の形が大きな盃(さかずき)に似ているところから、「大盃木」→「泰山木」とも「大山木」とも書くようです
開花時期は6月~7月初旬・6~12弁の大輪です



花芯は高級香水ビンを立てた様にみえます
ここから漂う香りはまさに『マグノリアの香水』ですね   

花言葉 ; 「 威厳 」 、「 壮麗 」
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‘アガバンサス’ = ‘紫君子蘭’(和名)

隣の隣の隣の畑に、青紫色の花が咲きました
梅雨がそろそろ終わる初夏、草むしりがとても大変な時期ですが、この色が疲れた気持ちを癒してくれる感じです
マイ畑にはありませんので、一株今度植えてみようかな 
 ユリ科 アフリカ原産で、夏の花です
寒さには弱いようですが、関東辺りでは戸外で冬が越せるそうで、最近畑等でよく見られる様になりました 



‘アガバンサス’の青紫色花は放射状につき、丸く球形に咲きます 
白色の花も有るようですが、まだ見た事がありません

 花言葉 ; 「 優しい気持ち 」 、「 恋の訪れ 」
アガバンサスの名前の由来は、ギリシャ語の「agapa(愛)」と「anthos(花)」からついたそうです
『愛の花』なんて、随分いい名前ですね~
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‘夏ツバキ’

毎年この時期になると…、
私にとって、気になり目に付く白い清涼感を覚えさせてくる花・それが‘夏ツバキ’です
梅雨明けを象徴するような白さでしょう 
朝開花し、夕方落ちる一日花です  



白い5枚の花びら中央に、びっしりとある雄しべの花糸の黄色さが、若緑の中で浮き上がって見えます
花弁には繊細なしわがあり、やさしさを醸しています 

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‘ナナフシ (七節)’目っけ !!

公園をウォーキングして、駐車場に戻ってきたら、コナラの木の下に止めていた車のボンネットに、いきなり落ちてきた虫!!
なんと子供の頃、昆虫採集でなかなか見つけられなかった‘ナナフシ’です 
‘ナナフシ’は擬態昆虫ですから、動かないとなかなか見つけられませんが、なんとまぁ~目の前におっこって来るなんて…
でも意外と動きが早いのに又びっくり 
縁石横の草叢に逃げる前に撮ろうと、あせって観察があまり出来ませんでしたし、全長(十数センチ?)写真も撮れませんでした 


 “七節”と漢字で書きますが、「体節が七つ」の意味ではなく、「七」は沢山の意味があるそうで、「沢山の節を持つ虫」と言う事からこの名がついたそうです
なかなか見つけられないから、貴重な虫かと思っていましたが、世界では約2,500種も‘ナナフシ’の仲間がいるそうです
出会ったナナフシはエダナナフシ(緑)のようです 
そうそうそれから‘ナナフシ’はメスだけで増えるそうで、オスはいないみたい(?)です
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‘湯の丸山’高原の、“ツツジ” まだ間に合いますよ

昨年、湯の丸山(長野県)を訪ねた時、まだ‘ツツジ’はこれからでしたので、今年こそと思ってました
新聞に、『湯の丸高原のツツジ群落が見頃』との「先月28日撮影」の報道写真を見て、急遽  行って来ました
山の下方はやや散り気味でしたが、ツツジ平は今が満開で、大勢の見物客が三々五々ツツジの群落に混じって、写真を撮ったりと楽しんでいます
梅雨の合間、ツツジが今盛りで~す 
でも木々の間から、春蝉の声が聞こえ始めており、夏近しですね

ツツジ平から湯の丸山(南峰~北峰)をみる
優しい稜線ですね

 
‘レンゲツツジ’の花が綺麗でしょう (^^♪

 
ツツジ平から湯の丸山北峰を望む (右手コンコン平)

コンコン平からツツジ平をみる
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‘ペンタス’ の花が、今評判だそうです

可愛らしい星型の5弁花を、散房花序に多数つけた‘ペンタス’が、今とても売れているそうです
先日、園芸店の店頭を覗いたら、色鮮やかにびっしり並べられていました
 アカネ科 ペンタス属 原産地は熱帯アフリカ、マダカスカル
花期は6月から10月と長く、暑さに強い事から夏の花壇を彩る花として、必須の花になっていると言います
‘ペンタス’名の語源は、ギリシャ語の「ペンタ」・“数字の5”からきています

   
別名を‘クササンタンカ(草山丹花)’と言いますが、この名の由来は次のチャンスにします
     花言葉 ; 「 願い事 」 
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