日々の雑感記によるヘボ・マイ趣味紹介です。
ダッペの悠友ライフ
花ももの花が最盛期です
散策していると、桃の花があっちこっちで咲き誇っているのが見られます
桃はバラ科モモ属の落葉小高木です
中国が原産で、春には5弁または多重弁の花を咲かせ、夏には水分が多く甘い球形の果実が生ります
単に桃と云えば、その果実を呼びます
桃は3月下旬~4月上旬頃、薄桃色の花が咲きます・・・「桃の花」は春の季語です
桃の渡来は弥生時代と云われています
桃は古来中国では災いを除き、福を招くとされてきました
古事記にもイザナギが黄泉の国から逃げ帰る時に、悪鬼にモモを投げつけて、退散させたとあることから、伝説も古い時代に日本に伝えられたと考えられます
平安時代には、3月3日・「桃の花」を飾り、女の子の健康を祝い子孫繁栄を願う「桃の節句」が祝われるようになりました
このように桃は太古から日本人に親しまれてきましたが、鑑賞花木として花の改良が江戸時代に入ってなさせました ・・・ これら花の鑑賞を主体にした桃を花ももと呼んでいます
現在栽培されている園芸品種の花ももは江戸時代作出したものが多くあるそうです
桃の花は、淡い紅色であるものが多いのですが、白色から濃紅色まで様々な色のものがあります
散策していて見事に咲き分けになっていた花ももを見つけパチリ!! しました ・・・ 赤白の咲き分けなので、「源平咲き」と云うのでしょうか
青空のもとに咲く 花もも・・・ 幾色にも咲き分かれている花です
花ももは、桜の花咲く時期に前後して開花の最盛期を迎えます
花はとても艶やかで、花びらは5弁または多重弁で、雄しべは多くあります ・・・花径は3~5cm
花柄は非常に短く、枝に直接着生しているように見えます
桃の樹の樹形は立性、枝垂れ、ほうき立ちがあり、狭いスペースにはほうき立ち、広い場所には立性や枝垂れなど、場所に適した品種を選ぶことができます ・・・ 樹高は約1~7mです
花ももは花を観賞用として改良されたので、結実する実は小さく、食用には適さないそうです ・・・ 私は食用好みです
咲き分け花の花もも 真っ赤な花もも
郊外の農家で見かけた真っ赤な花ももです
周囲の緑の中で、ひときわ目立って見えました
桃全般の花言葉は、 「 私はあなたのとりこ 」、 「 天下無敵 」、 「 気立ての良さ 」
花言葉の由来を調べてみました
「 私はあなたのとりこ 」は、モモが古代から女性の性のシンボルとされたことに由来するといわれます
「 天下無敵 」の花言葉は、モモは邪気を払い、不老不死の霊薬と信じられてきたことにちなむともいわれます
「 気立ての良さ 」は、花色の艶やか、やさしさから女性を映したのかもしれません