日々の雑感記によるヘボ・マイ趣味紹介です。
ダッペの悠友ライフ
熱帯性スイレンの花の色鮮やかさに魅入ってます
一昨日温帯性スイレンを載せましたが、熱帯性スイレンと呼ばれるスイレンがあることを書きました
先日、群馬・高崎の「シンフォニーガーデン」と名付けられたイングリシュガーデンに寄り道したとき、園内のレンガつくりの小さな噴水池に熱帯性スイレンが咲いているのを見つけ、パチリ!! してきました
カッと照り付けた真夏の太陽下で咲いていたスイレンの花はとても色あざやかで目立っていました
熱帯性スイレンの花色は青や紫など多彩で、温帯性スイレンにはない、熱帯植物らしいトロピカルなものがありエキゾチックな雰囲気です
花は水面から10数cm立ち上がって咲くのが特徴的で、温帯性に比べて花上がりがよく、4~10回も花を咲かせ、開花期間が7月~10月と長いことも魅力となっています
しかも昼咲き夜咲きの種類もあったり、甘く香る種類もあるといわれバリエーションが豊富なので人気のようですが、耐寒性がないので冬越しが難しいとしてあまり今まで見られませんでした
暑さの強い今年は熱帯性スイレンの鮮やかさがとても目を見張ります
この強さを見習って夏を乗り切らなくちゃ!!
ヘクソカズラの花は逞しい
暑い日差しに負けずに、草や木に絡まってヘクソカズラ(屁糞葛)の花があっちこっちに見られます
ヘクソカズラは、アカネ科ヘクソカズラ属の蔓性多年草で、至る所に見られるこれぞ『ざっ!!雑草』です
葉や茎に悪臭があることからヘクソカズラ(=屁屎葛と書きます)の名がつけられたようで、別名はヤイトバナ、サオトメバナともいわれます
葉は蔓性の茎に対生し、形は披針形から広卵形をしています
花期は7月から9月頃で、葉の脇から短い集散花序(最初の花が枝先につき、その下に次々と側枝を出して花がつく)を出し、白い花を疎らにつけていきます
ヘクソカズラの花弁は白色、花冠は長さ10mmくらいの釣鐘形で、先は5つに裂け、中央は紅紫色であり、その色合いがちょうどお灸を据えた跡のようなのでヤイトバナ(=漢字では、灸花と書きます)の別名ができたのですね
ヘクソカズラという臭そうな名とは異なり、花だけを見れば、輝くような美しさです
アップして覗くと柱頭が2個見えました
花の咲く様子から、もう一つの別名サオトメバナ(早乙女花)の呼び名ができたようですが、ヘクソカズラの名が強烈な印象であまり知られていないようです
とにかく万葉の頃から、「屎葛(くそかづら)」と歌われ呼ばれていたそうですから、名前など気にしない強くも可愛げな花です
ヘクソカズラの花言葉は、「 誤解を解きたい 」、 「 人嫌い 」 です
呼び名がひどいので、「人嫌い」かとおもうけど、そんなことは「屁」にも思わず、また「誤解を解きたい」とも思わないで、空き地や庭の隅、フェンス、ガードレールなどいたるところで無邪気にかわいい花を咲かせています
猛暑に負けないヘクソカズラの逞しさは元気をくれました
観葉植物のモンステラ
猛暑続きです
昨日は群馬館林は40度を超しました(=40.3度だったそうです)
2007年73年ぶりに40.9度を館林で国内気温最高を更新して以来、毎年40度をしばしば各地で超すような日になっていますが、こんな夏はこれからごく自然な気候に成っていくのでしょうか!?
生き物は生きる上で、自然の環境に合わせるように体を順応させます
それが出きない生物は次第に淘汰されるのですが、永い生命体の変化を見ると、そこにはいろいろの変遷があるようです
先日近くの花屋さんで、観葉植物のモンステラが、鉢植えで売られていました
モンステラは、サトイモ科のアメリカ熱帯地域に30種位分布しているつる性の「熱帯植物」です
「熱帯植物」は熱帯域に生育する植物の総称ですが、この植物の品種は降雨量によって高温多湿の熱帯雨林や、雨季と乾季が明暸なサバンナ、雨緑林、乾燥地の熱帯砂漠などに分けられます
因みに熱帯多雨林には板根や支柱根をもつもの、太い幹から直接花(幹生花)をつけるもの、またつる植物、着生植物、寄生植物などが多く環境に応じた生き方をしています
モンステラはつるが伸びる植物で、生長するにつれてフチから葉脈にかけて深い切れ込みや穴ができ、独特の形の葉になります
茎が木質化(木の表面のようにごつごつとした感じになる)して、気根(空気中に伸ばす根)をたくさん出します
モンステラの名前の由来はラテン語で異常・怪物を意味する「モンストラム」に因んでいるそうで、その理由は葉姿や大きさ、うす暗いジャングルに生える様から連想されたとも言われますが、あまりはっきりとはしていません
ともかくうす暗いジャングルの大木の幹に絡みつき、生長しており直射日光を嫌います
反面、耐陰性は強く、比較的に暗い場所でも育ち、気根が発達している事もあり、乾燥に比較的強いといわれています
葉に穴が開いたり、深裂(深い切れ込み)があったりと葉の形が面白いため、観葉植物として人気が高く身近に栽培されてきています
モンステラは苗のときの葉はハート形ですが、成葉になるとたくさんの穴があき、大きく切れ込みができたりと、変わるのが面白いのだと愛好家は話しますが、私にはモンステラの花が咲き、生った実が食用になると聞いて大変興味を覚えました
暑さに強いDNAが果実に入っているのでしょう
ガーデンクルクマの花見っけ!! ➝ キョウオウとも言います
昨日に続いて・・・藤岡ICにある道の駅・ラランの「花の交流館」の路上花売り場で、ツルハナナスと並んで咲いていた鉢花を紹介します
挿してあった名札には、ガーデンクルクマ(別名をキョウオウ・ハルウコンといいます)とありました
クルクマは東南アジア原産で、タイの北部やカンボジアなどに自生分布しているショウガやウコンの仲間(=ショウガ科ウコン属)で、花がきれいなので、日本では主に観賞用として品種改良されて出回っているようです・・・それで鉢花ようになったクルクマをガーデンクルクマと呼んでいるのだなと納得です
クルクマは球根植物で、「春~初夏に植えて、夏~秋に咲き、その後枯れて球根を掘り出し、また翌年植える」といった具合の「サイクル植物(=これ私の造語)」です
クルクマの名はアラビア語の「クルクム(=黄色の意味)」に由来しているそうですが、東南アジア生まれなのになんでアラビア語が関係しているのかななんて思ちゃいます
クルクマの和名はキョウオウといい、漢字では「薑黄」または「姜黄」と書きます
「薑黄」の「薑」はなんとも難しい漢字で、パソコンないととても書けませんが、「姜黄」は何とか書けますね
漢和辞典によれば、「薑」の訓読みは「はじかみ」、「姜」は「ショウガ」の「しょう」です
ショウガに似た薄い葉を持ち7~8月にかけてピンクや白・赤紫いろの綺麗な苞を出します
鑑賞するのはこの苞で、花は苞の中にありますが、小さいのであまり目立ちません・・・花色は黄色や青紫、クリーム色などがあります
クルクマは暑さにあたると花芽をつける植物で、球根を植えて、20~30度の状態を1ヶ月以上経つと芽をだし、さらに30度をこす暑さが続くと、苞が開き花を咲かせます
鉢花で管理すると、育てやすいようです
クルクマの花言葉は、「 忍耐 」、「 因縁 」、「 乙女の香り 」、「 あなたの姿に酔いしれる 」 です
花言葉を作った人は、本当の花を見て作ったのかな・・・どう思いますか!?
ツルハナナスの花を花屋さんで見つけました
先だって、上信越道・藤岡ICにある道の駅・ララン「花の交流館」に行ってみました
交流館前の路上での花売り場は、さまざまな鉢植えがびっしり並んで、ちょっとしたガーデン景です
片隅に、小型のナスに似た花を咲かせているつる状植物がありました
刺された名札にかかれていた名前は、ツルハナナス、別名ソラナムです
ツルハナナスはナス科ナス属の半耐寒性蔓性常緑低木で、原産地はブラジルです
夏にやや小形の白や紫色の花を柵などに絡みつけるように咲かせる清涼感溢れる様子は、最近ガーデニングに人気だそうです
草丈は1mほどになり、葉は楕円形~卵形で互生し、ナス科ですが棘はありません
花は6~11月に咲き、花径:2cm位、5裂した星形の花形をし、花色は時間の経過とともに、薄紫から白色に変化します
花は品種によって違うようですが、一般的に紫色~白色で、中心部分は黄色です
花の全体の感じはルリマツリ(瑠璃茉莉) に似ていますが、 ルリマツリの花の中心は凹んでいるので区別できます
中心部にある雄しべと雌しべがなんとも可愛い表情です
果実はあまり生らないようですが、稀にできる果実は2~3cmの球形の液果で、黒熟するそうですから、これってまさにナスですね
尚日本在来のヤマホロシはツルハナナスとも呼びますが、前述したツルハナナスの仲間で若干違いがあるようです
花が開花すると同時に、花被片が後方に反り返り、花色は白色に近いものもありますが、通常淡紫色です
果実は径7mmほどの球形で、秋に赤く熟します
ツルハナナスの花のアップです
ツルハナナスの花言葉は、 「 真実 」、 「 寂しがりや 」、 「 微笑み 」 です
アップルミントの香は癒しの香りですが・・・
ハーブ・アップルミントを、あっちこっちでよく見かけます
野生化しているのでしょうか!?
こんなところに植えたのかなとは思えないようなところで見かけます
田んぼのあぜ道や工場横の電信柱の陰で見かけます
アップルミント は、シソ科ハッカ属の多年草で、地中海沿岸からヨーロッパが原産でミントの中でもよく知られる「ハーブ」です
繁殖力はとても旺盛で、寒さにも強く冬も枯れずに緑の葉をつけているほどです
どおりで、雑草に混じって野生化するほどに見られるのですね
アップルミントの繁殖力はとても強く、地下茎で広がり、種でも広がり、庭に一株植えただけで、庭中に広がってしまうこともあるほどだそうです
どこでもよく育ちますが、湿り気のある肥沃な土と半日陰ではもっとも活発だそうです
別名をマルバハッカ(丸葉薄荷)、またはラウンド・リーブド・ミントともいいます
花は穂状に咲き、花色は白色~薄紫色、草全体は柔らかい毛で覆われています
葉は卵形でその表面は縮緬状になって、触って嗅ぐと、アップル(りんご)に似た香りがします
とてもさわやかな香りですから、 香味料として各種料理に利用でき、夏今の季節、冷凍庫で氷を作るときなどに葉を一枚づづ入れて青林檎の香がほんのりと漂う氷を楽しむことができるほどです
ハーブティーには茎ごと用いても楽しめます
その利用方法は様々で、ポプリ等のクラフト、入浴剤に使われます
あまりにも繁殖力があると、「ミント」の好ましい香りも嫌味になる事もあるかもしれません
花言葉の「美徳」は、つつましさから生まれるのです
ヒマワリの花は、「太陽の花」の呼び名があります
暑い日が続いています
でもカラリとは、していません
私の早朝ウォーキングのコースの一つで、新幹線高架近くを歩くコースがあります
この日はちょっと朝もやが出た日で、朝日が出る時間なのに、残念ながらすこ~し暗めでした
高架近くで沢山のヒマワリが咲いていました
太陽が輝く前とは言いながら、明るくなってきた方向にみんな向きを向き始めています
ちょっと戸惑った顔のもありますね
ヒマワリは英語名を「SUNFLOWER(太陽の花)」といい、北アメリカを原産地とする夏を代表する花です
ヒマワリの大柄な黄色い花びらがたくさんの種がびっしりとついた周りを取り囲んでいる姿は、太陽を彷彿とさせるといっても過言でないでしょう
ヒマワリの名前は、花が太陽の動きにつれてまわることから、ついたそうですが、実際には、「花首の柔らかいつぼみのときだけで、昼間、太陽の方向を向いて、夜に向きを戻し、成長して花が咲いてからは東を向く」、というのが本当のようです
大輪を空に向かって咲く様子は格好いい姿です
ヒマワリの 花言葉は、「私は貴方だけを見つめたい」 、「憧れ」、 「崇拝」 です
こんな句を見つけました
「 向日葵の ゆさりともせぬ 重たさよ 」 北原白秋
花占いでの、ヒマワリの人格イメージは、
ヒマワリの太陽のような姿と実用的な側面から・・・朗らかでざっくばらん、加えて強烈な個性をもち、頭も切れて計画性もあり、人に頼られるタイプだそうです
人間性として豊かなんですね
しかしそのため、ヒマワリの周りにはいろいろな人やものが寄ってくる可能性があり、中には悪意を持って近づく人間もいるかもしれず、過信せず、ときには慎重に行動することが大切だと占いでは教えています
ストレプトカーパスの花・・・どっかで見たことあり、目立つ花ではありませんが
関越道藤岡ICにある道の駅・ラランで、よく見る鉢植え花を見つけました
といっても、名札を見て知ったストレプトカーパスという呼び名は初めて聞いた名前です
ストレプトカーパスはイワタバコ科で、アフリカ、マダガスカル、熱帯アジアにおよそ130種が分布しているそうで、結構種類が多いので仲間の花を見ていたのかもしれません
ほとんどの種類は毎年花を咲かせる多年草で、鉢植えで栽培されるのが通常のようです
ストレプトカーパスの姿は茎のほとんど伸びない無茎種(ストレプトカルプス亜属)と茎を長く伸ばす有茎種(ストレプトカルペラ亜属)の2タイプに分けられます
アフリカ南東部が原産で、無茎種は長い葉を一枚から数枚ロゼット状につけ、また有茎種は株立ち状になります
葉っぱは大きな楕円形をして、しわしわしています
春から秋にかけて、 青、紫、ピンクなど いろんな色の花が咲き、花形は筒状で先端が五裂していて、ちょっとスミレみたいな感じで咲きます
気温などの条件が整えば、一年を通して開花するものもあるそうですが、自然環境下では主に春と秋の二度咲きの花が咲くとみられます
難しい呼び名のストレプトカーパスの名前は、ギリシア語のストレプトス(streptos:ねじれた)とカルポス(karpos:果実)の合成語で「ねじれた果実」の意味だそうで、これは果実がらせん状にねじれた姿をしているところに由来しているそうですが、どんな実なのか見てみたいものです
ストレプトカーパスの花言葉は、 「 信頼に応える 」 、 「 主張 」 です
テーブルに置かれた鉢は何を、「主張」しているのでしょう!?
フウセンカズラには、花も実もありました !(^^)!
早朝ウォーキングで、懐かしい花いや実の生っているのを見つけました
ちょっと曇っていて、朝まだ早いというのにもう蒸し暑い日を予想されましたが、この実を見たら、蒸し暑さを忘れました
ちぃちゃな機械部品工場の電柱の立ったフェンスの隅に、つるが絡んで、風船カズラが育ってました
昨年ウォーキングを始めた頃は、ここで風船カズラは見た覚えがありませんでした
フウセンカズラ(風船葛)はムクロジ科の植物の一種で、花を観賞するためよりむしろ、風船状の果実を観て楽しむためによく栽培されています
北米が原産で、一年草のつる状植物です
実とつるのグリーンがとても涼しげで、夏の日除けとしてフェンスなどに絡ませたり、鉢植えや切り花としても人気があるそうで、きっと工場の壁面緑化に植えたのかもしれません
でも今年の水不足のせいかちょっと元気がなく、フェンス一杯には育っていませんでした
フウセンカズラの葉は三出複葉で、小葉は草質で柔らかく、あらい鋸歯があります
7月~9月頃に淡緑白色の3~5mmほどの花を咲かせ、花は葉腋からでる長い柄の先に数個付き、巻きヒゲが共についています
アップして見たのですが、手振れでピンボケになりましたが、勝手にフウセンカズラの寝ぼけ顔だからと了解しています
フウセンカズラの草丈は茎が巻きひげによって、他のものに絡みつき3mほどにもなります
大きくなるに従い小さな花が、葉脇から咲きます
8~10月頃にかけて花咲き、花がおわると共に、緑色の果実が風船状に大きく膨らみ、次第に熟すと次々に茶色く枯れていきます
この風船の中に入っている種子は、球形で大粒、なめらかな黒でハート形の白い部分があり、ちょうど栃の実を小さくした姿に見えます
フウセンカズラの花言葉は、 「 あなたと飛び立ちたい 」、「 多忙 」、「 期待 」、「 魅力ある性格 」、「 自由な心 」 です
☆ちょっとフウセンカズラのうんちくです
フウセンカズラって薬用、食用になるんですよ
インドやジャワ島では若芽や葉を食用に使われているそうです
中国では生薬として全草を解毒・利尿などに用いているそうで、根や葉はリュウマチや便秘、月経異常などにも効果があるようです
夾竹桃(きょうちくとう)″は猛毒を持ってますが、花はとってもきれいです
7月も下旬になりました
猛暑が続いたと思うと、このところ雨っぽい日が続いています
でも今年はなんか天候が異常です
どう云うふうに異常かというと、関東地方はあまり雨は降らず、時たま降ると局所集中豪雨です…これって「ゲリラ雨」っていうんだそうです
東北では集中豪雨で河の氾濫が起こるほどの水量だというのに、関東山手の利根川水系は都心の水瓶ですが、水不足で取水制限が始まりました
毎朝相変わらず、早朝ウォーキングを続けています
ウォーキングの最中、くもり空の中で、夏の花というべきキョウチクトウ(夾竹桃)の花が咲いているのを見つけました
色鮮やかで、鬱とおしい感じのくもり空を振り払うように見えました
キョウチクトウ(夾竹桃)とは、キョウチクトウ科キョウチクトウ属のインド原産の常緑小高木です
葉が竹の葉のように細く、花が桃の花に似ていることから、和名で「夾竹桃」と呼ばれるようになったようです
開花時期は、6月中旬から10月中旬頃までと、夏じゅう咲き続けます
日本には江戸時代中国経由で渡来し、大気汚染に強いので道路沿いの並木や公園樹としてよく植えられるようになったのだそうです
キョウチクトウの葉は長楕円形で、両端がとがった形をし、やや薄くて固く葉の裏面には細かいくぼみがあり、気孔はその内側に開いているのが、大気汚染に強い理由のようです
花の形は、基部が筒状をし、先端で平らに開いて五弁に分かれ、それぞれがややプロペラ状に少し曲がっています・・・まるで空に向かって飛び出す竹とんぼみたいです
花色はピンク、赤、白、黄色など多数の園芸品種があり、八重咲き種もあります
この日見たキョウチクトウは
ピンク色が鮮やかでした
横で、燃えるような感じで、赤色も咲いていました
キョウチクトウは見た目はきれいで、優れた園芸植物ですが、経口毒性があり、毒性植物として知られています
毒性は植物全体に含まれ、青酸カリ以上ともいわれるほどで、野外活動の際に調理に利用したり、家畜が食べたりしないよう注意が必要です
さらには植物全体(=花、葉、枝、根、果実すべての部分です)だけでなく、周辺の土壌にも毒性がでるそうですし、キョウチクトウの生木を燃した煙も毒があるそうです
もちろん、枝落としし腐葉土にしても1年間は毒性が残るため、腐葉土にする際にも注意を要します
過去フランスで、バーべキュウに出て、近くにあったキョウチクトウの枝を肉の串に使って7人が死亡した事故があったそうです
中毒症状としては、摂取した1時間後辺りに、疝痛、下痢、頻脈、運動失調、食欲不振などですが、あまりに身近に咲いていますから用心です
キョウチクトウの 花言葉は、「 用心 」、 「 危険 」、 「 油断しない 」 です
観葉植物アンスリュームが、暑さの中で目立ってました
近所の花屋さんで見かけたアンスリュームです
アンスリュームは別名ベニウチワとも呼ばれ、サトイモ科の熱帯アメリカ原産の観葉植物です
熱帯アメリカには600種類以上が分布しているそうで、その種類を大きく分けると地面に根を下ろす地生種や、気根という根を茎から出して、樹木などに張り付いて生長する着生種だそうです
形態も種によっていろいろで、鉢植えでよく見られる直立性のほか、つる性もあるそうです
花棚に幾種類かの鉢植えが載っていました は~い!! パチリ!! です
アンスリュームの草丈は、10~60cmあります
長い軸を伸ばしてその先に1枚の葉を付け、葉の表面はビロード状に鈍く輝き、葉脈の色がくっきりと浮き出てなかなか美しいものが多いです
形は種により様々で、大きなものでは長さ1mくらいのものも自然ではなるようです・・・でもこんなに大きくなったものが群生していたら、ちょっと引いちゃいそうな感じです
アップしたので、見てください
アンスリュームの花は、棒状の肉穂花序と花びらのような仏炎苞からなっています
花の本体が肉穂花序で、目立つ仏炎苞は葉っぱが色づいたものな訳です
仏炎苞は赤や白、紫、ピンク、緑、黄緑などがあり、鑑賞価値が高く切り花や鉢花として利用されるものから、地味で目立たないものまで色々あります
その形はハート型、卵形、細長くとがった形などで、厚みがあってろうのような光沢をもっており、花後には白や赤の球状の果実を房状につける種類もあるそうです
アンスリウムの名前は肉穂花序の姿にちなみ、ギリシア語の「アンサス(花)」と「オウラ(しっぽ)」からきているのだそうです・・・納得
苞の色は鮮やかな赤がポピュラーですが、ピンクや白もあり、真ん中の肉穂花序の花は黄色や白、赤、緑などがあります
温度を保てば、ほぼ四季咲きになるので、植物園の温室や商店でよく植えられています
アンスリュームの花言葉は、「 情熱的 」、「 煩悩 」、「 飾らない美しさ 」、「 印象深い 」、「 無垢な心 」 です
マツヨイ草とも、宵待草とも、″月見草とも・・・何と呼びたいですか!?
早朝ウォーキングをしていて、荒れ地の片隅でマツヨイ草の花が咲いていました
去年はこの地では今頃何が植わっていたのか忘れちゃったけど、確か畑になっていましたが、今年は作り手が見えぬまま雑草が青々と茂っています
畑だったところに何で、マツヨイ草が出てきたのでしょう
マツヨイグサ(待宵草)は、アカバナ科マツヨイグサ属の一年生または多年生の草本植物で、およそ120種類くらいあるのだそうです
ですから特定ができない時は、『あっ!!マツヨイ草 だ!』と呼んでおけば、ほぼ間違いなさそうです…いい加減かな
よく似ているとは言えマツヨイ草というと、その開花時期は、7月から10月中旬で、花の咲く時間帯は夕方、宵になるのを 待つようにして花ひらきます
そして花色は黄色で花が終わった後は赤っぽい色に萎み枯れ落ち、これらの感じが種類によって幾分異なるようです
しかしマツヨイ草を宵待草(よいまちくさ)と呼んだり、月見草と呼んだりしますが、呼称としては同じといえそうです
『この花の名は!?』と、聞かれれば、大方の人が、月見草だと答え、ちょっと詩情に詳しければ、大正ロマンに流行った夢二の『 待てど暮らせどこぬ人を ヨイマチ草のやるせなさ 今宵は月も濡れそうな… 』を思い出すようです
そうそう太宰治の『 富士山は月見草がよく似合う 』という言葉もありました
とにかく宵、月という言葉は抒情溢れ、それにあった花といえます
この花は夕方の6時ごろから朝9時ごろまで咲く夜の花だから、マツヨイ草の名がついたのですが、早朝の咲く様子もとてもきれいです
何故マツヨイ草を竹久夢二は「宵待草」と詠ったのでしょう・・・きっとこう答えるでしょう
『マツヨイ草では、君ぃ~詩情に合わないでしょう』 ってね
とすると、太宰の月見草は、さしずめロマンではなく、フィロソフィーかな
マツヨイ草の花言葉は、「 打ち明けられない恋 」、 「 無言の恋 」、 「 素晴らしい魅力 」 です
稲の仲間!?・コンドロペタルム・テクトルムを見かけました
今日の紹介はちょっと前になりますが、造園やさんの花木コーナーで見かけた観葉植物です
コンドロペタルム・テクトルムという何とも舌をかみそうな長い名前です
コンドロペタルム・テクトルムは南アフリカに分布するサンアソウ科の多年草・グラス植物で、イグサのように茎をまっすぐ伸ばします
サンアソウ科というこの名は、インドネシアから中国海南島の三亜 ( サンアまたはサンヤ ) に分布するサンアソウ に由来し、その種類は30属400種あるそうですが、北半球に分布するのはこのサンアソウだけなので、全然別種といえなくもありません
サンアソウ科は DNA の研究などからイネ科に近縁であることがわかっており、このことからイネ科は南半球を起源に進化したと考えられてもいるようです
ポット植えされたコンドロペタルム・テクトルム
コンドロペタルム・テクトルムのすらっとした姿は、寄せ植えなどに用いると立体感がでるので、花壇に独特の雰囲気を与えると人気のようです
コンドロペタルム・テクトルムの丈は2mほどにもなるそうです
イグサのように細長い茎は、南アフリカでは屋根を葺くのに使われているのだそうです
葉は茶色の鞘状になっており、筍の皮のように剥がれ落ちます
雌雄異株の花は茎の先端近くに穂状につき、雄花も雌花もたいへん小さく2mmくらいしかないそうで、花被片が 3つに割れてそれぞれ、雌ずい、雄ずいを現すと説明書にありましたが、なんかよくわかりません
あまり花には興味を覚えません
それよりもこのイグサ風の屋根を葺いたところで、寝そべったらさぞや気持ちよさそうだなと思っています
フクシアの花
先だって近くの花屋さんで見つけた丸形のパッチリした釣り花です
暑~い日差しの中で、咲いていました
何となくしゃっきりした気分になりました
花の名前は、フクシアともホクシャとも呼ぶアカバナ科の亜熱帯(=中央、南アメリカ、ニュージーランドなど)原産・常緑低木です
種類はとても豊富(=交配種も入れると1000種位あるといいます)で、花色も多く、小輪・大輪、八重咲き、矮性種など品種も数多くあり、最近は原種に近い筒型のものも出回っているそうです
そもそもフクシアとは属名で、ドイツの植物学者レオンハルト・フックスに因んでおり、原種が100種位で成り立っていたそうですから、栽培品種になると雑種起源のものを中心にして多種多様なわけですね・・・それにしても「レオンハルト」さんは偉い! こんなにたくさんの品種を整理したなんて
見かけたフクシャの花はぱっちりした釣鐘型の可愛い花でした
吊り下がった花姿から、ツリウキソウの和名もあるそうです
フクシアの花は鮮やかな赤紫色が代表のようです
このフクシアの花の色にちなんで名づけられたものが、アニリン染料の「フクシン」で、この色は後に「マゼンタ」と名づけられ、しばしば同一視されています・・・正確には違うのかも
花は夏(=6~9月)に下垂して咲かせ、細長いがくと幅広い花弁が4枚ずつに分かれています
がくが鮮紅色で花弁が紫のものなど、様々な色のものもあるようです
原産地ではおもにハチドリによって送粉され、果実は1cm前後の液果で暗赤色に熟し、細かい種子を多数含み、食べられるそうです
フクシアの花言葉は、「 信じた愛 」、 「 恋の予感 」、 「 信頼 」、 「 センスの良さ 」、 「 暖かい心 」 です
バーベナ・ハスタータを見て心落ち着きました
群馬・安中のアイリスの丘に行ったのは先月ですが、時間の経つのは本当に早いですね
梅雨の合間に訪れたアイリスの丘でしたが、今年は早くに暑さが来て夏の花が色々と咲き出していました
バーベナハスタータと呼ばれる青色の背の高い花が、涼しそうに咲いていました
バーベナハスタータは北米原産のクマツヅラ科の耐寒性宿根草で、寒さに強く、極寒地でなければ戸外で越冬できるので最近よく見かけるようになった園芸植物です
株立ち風に植えられたバーベナハスタータ
バーベナハスタータは湿地や草地、やぶなどに生え、高さは60~180cmになります
茎は4稜があり、葉は披針形から披針状長楕円形で対生しています・・・葉はハーブティーなどに利用されるようです
開花期は7月から10月ごろ、茎の先に穂状花序をだし、淡い青紫色のパッチリした花を咲かせます
バーベナハスタータの開花
別名は、「ブルーバーベイン」とも呼ばれています
バーベインは、ハーブとしてよく知られています
フラワーエッセンスとしても商品化され、これを使用するとゆったりとリラックスした心で物事が見る事が出来るようになるとPR されています
即ち心の改善薬・「ブルーバーベイン」 という訳ですが、草原に咲く群落を見たら精神安定によく効きそうです
花言葉はありませんが、つけるとしたら、「 心をなごます 」 ですかね
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