日々の雑感記によるヘボ・マイ趣味紹介です。
ダッペの悠友ライフ
吊り花の果実がチャーミングです
先だって、「乗鞍高原」 に行った時、黄葉に混じって、 吊り花マユミの果実 が生っているのを見つけました
今年は自然の中で見るのはこれで二度目です
吊り花はニシキギ科ニシキギ属の落葉低木で、和名の吊り花は花や果実が長い果(花)柄の先に吊り下がってつくところから付きました
5月から6月ごろ、葉腋から花柄を下げて淡緑白色や、やや淡紫色を帯びた花を咲かせ、果実(朔果)は稜も翼もない球形で、秋深まるとともに熟して紫紅色になり5裂し、朱赤色の種子をのぞかせます
「乗鞍高原」についたのは朝8時過ぎでした
「乗鞍岳」は冠雪して、冷気が伝わってきました
まだ朝の陽ざしを感じさせる柔らかな明かりの中で、樹を見上げたら吊り花の赤い果実が光って見えました
吊り花はニシキギの仲間ですから、秋の深まりと共に紅葉が始まります
「乗鞍高原」の吊り花は、すこ~し色づき始めていました
吊り花は日本全国に分布し、幾種類もあるようです
反り返るように大きく開いた種皮の先に、真っ赤な種子がついているのが何とも可愛げです
下の画像 は、榛名山麓で生っていた吊り花の果実です
「乗鞍高原」でみた吊り花の実とは、ちょっとがっちりした形で違っていました
種皮は、吊り花特有の5裂をし、種子が皮先に恐る恐る顔を出している態です
幾種類もあるのですから、色々の種皮があるのは知っていましたが、表情の違いがとても面白く感じました
銀杏(イチョウ)の樹に、銀杏(ギンナン)が生っていました ( ^^) _U~~
先日、群馬・前橋に囲碁大会参加しましたが、対局前、会場の駐車場周りを散策しました
時間が早めだったので、誰もいない緑地の中は、これから対局する気持ちの高ぶりを十分沈めてくれました
ここ数日ちょっと暑さが戻っていたため、秋が遠のいた感じでしたが、緑地の中に寄り添い立つ二本の大きな銀杏は葉が黄ばみ始め秋の深まりつつあるのを教えてくれていました
銀杏は中国原産の落葉高木で、裸子植物イチョウ科イチョウ属・即ち1科1属1種で仲間はいません
中生代から新生代第三期までにわたり多くの化石が見つかっていて、化石植物とも言われています
樹高は20~30mにもなり、長寿であるので、巨木になります
銀杏の葉は、独特の形をしており、扇形で、葉脈が付け根から先端まで伸びて、葉の中央部が浅く割れています
巾広の葉から広葉樹とも思えますが、厳密には広葉樹にも針葉樹にも属さない植物で、原始的な平行脈を持ち、二又分枝しています
銀杏は雌雄異株であるため、雄株と雌株があり、実は雌株にのみに生ります
雌雄の区別は葉の形でできるという説がありますが、植物学的には根拠がなく、雌雄の判別は生殖器官の観察によるしかないのだそうです
黄葉の始まったイチョウ です
樹の根元周りには、ギンナンが沢山落ちていました
4~5月に新芽が伸びた後に雌花、雄花とも開花をします
実が結実する為には、雄株の花粉による受粉が必要ですが、花粉は1Km程度離れている雄株からでも飛散し受粉できるのだそうです…ちょっと信じがたい距離です
更に不思議は、受粉です
イチョウの雌花の胚珠に取り込まれた雄花の花粉は胚珠の上部にある花粉室と呼ばれる部分で数個の精子を作り、9~10月頃にできている精子が花粉室の液体の中を泳ぎ、造卵器に入り受精し種子の成熟が始まるのだそうです…動物のようですね
種子は11月頃には熟成すると、被(果肉)は軟化しカルボン酸類特有の臭気を発し落下し次世代に命をつなぎます
イチョウの樹下に落ちたギンナンの表情です
こんなに沢山落ちて誰が遠くに運んでくれるのでしょう
薀蓄(うんちく)です
種子植物であるイチョウにも精子があることを世界で初めて発見したのは、日本人の平瀬作五郎(東京大学)なる人物で、1896年のことだそうです
現在、東京大学小石川植物園に発見のもととなった株が残っており、東京大学の附属施設である同園のシンボルになっているそうです
是非一度見てみたいな~と思っています
コスモス(=秋桜)の花そよぐ季節です
コスモスが、今あっちこっちで盛んに咲いています
先日囲碁大会が群馬・前橋でありました
勝負に集中し、楽しく力を出し尽くしました
勝負が終わりほっとしての帰路、道路沿いの畑に咲いているコスモスの小群落を見つけ車 を停め、パチリ!!
してきました
雲が切れ青空の出てきた下で、コスモスの花は輝いて見えました
植え付けた人の優しさが、花姿に見えるようです
コスモスは菊科の一年草で、メキシコが原産で、日本にはイタリアの芸術家が1800年後期にメキシコから日本に持ち込まれたといわれています
秋の代表花ですが、開花時期は7月末ごろから12月初めくらいまでと、永く楽しめます
和名では、「秋桜」と呼ばれるように、秋に咲く桜の花弁似た花であることからつけられました
”コスモス”の語源は、ギリシャ語の 「秩序」、「飾り」、「美しい」 という意味の「Kosmos, Cosmos」の言葉に由来しているそうです
また星がきれいにそろう「宇宙」のことをラテン語で「コスモス」といいますが、花びらが整然と並び秩序ある花の様子は「cosmos(コスモス)=宇宙」と呼ぶに相応しいものです
コスモスの葉は線のように細いので、繊細な感じですが、台風などで倒されても茎の途中から根を出し、また立ち上がって花をつけるほどに強い植物です
風にそよぐコスモスの綺麗さからは、思いもつかぬ生命力の強さです
花の綺麗さと強さをコスモスは兼ね備えているのですね
コスモスの花色は多様ですが、ここには白色、ピンク、紅色の花が多く見られました
色の濃淡もあり、更には混じりの花もありました
さわやかな秋風の吹き抜ける中、屈んで見る花の可憐さは心をなごませてくれます
こんな名句を見つけました・・・うまいもんです
「 晴天やコスモスの影撒き散らし /鈴木花蓑 」 「 青空へ手あげてきるや秋桜 /五十崎古郷 」
「 コスモスや此の世彼の世と晴れ交わし /赤松恵子」
コスモスの花言葉は、 「 乙女のまごころ 」、「 愛情 」 、「 たおやかさ 」 です
色ごとにコスモスには花言葉があり、
ピンクは、「 少女の純潔 」 ・ 赤は、「 調和 」 ・ 白は、「 美麗 」、「 純潔 」、「 優美 」 ・ 濃いピンクは、「 愛情 」 です
どの花色も表情豊かでした
孔雀草の紹介で、再スタートです
ここのところなんか気乗りがせずブログお休みしちゃいました
原因は分かっています
物事をいい方向ばかりに考えるのが私の取り柄であり、馬鹿さ加減ですが、世の中自分一人で回っているのではないのを改めて感じた事にぶつかりました
歳をとって、方向を変える気にはなりませんが、改めて謙虚な気持ちになりました
今日からブログも開始です
先日上信越道・藤岡ICにある道の駅・ららんの「花の交流館」を覗いてきました
交流館前の石畳には、花の鉢花がたくさん並べ売られています
紫色の綺麗な花が目立っていました
名札には、孔雀草とありました
孔雀草は、北アメリカ原産のキク科シオン属の多年草で、別名を孔雀アスターとも言います
「Aster(アスター)」とは、ギリシャ語の「aster(星)」から来たものらしいのですが、それは花のつき方によるもののようです
そもそも孔雀草の名は長い茎がたくさん枝分かれして多数の花を咲かせるところから、 「孔雀」の尾っぽの羽根に見立てたといわれています
孔雀草の開花時期は8月中旬から11月中旬頃で、秋色を飾っています
花色は紫色の他にピンクと白があるようで、白い花は「白孔雀」と呼ばれています
まあピンクの「孔雀」はいませんから、なんかおしつけがましい名づけにもちょっと思えますが、これって素直じゃないものいいですね ・・・反省!!
後で気づいたのですが、色をピンクでなく赤いと見れば、「紅孔雀」という言葉が有ったなと思いだしました
自分の知識のなさも含めて、素直さにもっと謙虚になろうです
孔雀草はわが国には昭和30年代に導入され、今では花壇や切り花によく用いられるようになっています
株立ちしよく分枝し、丈は40~120cm程になり、葉は披針形から倒披針形で互生しています
草丈高く、パッチリ羽根を拡げる孔雀のように堂々と咲く様子が、綺麗というより立派な花だなと見えてきます
孔雀草の花言葉は、 「 いつも愉快 」 、 「 ひとめぼれ 」 です
酔芙蓉の花色変化はどうして・・・?
秋空が、さわやかな風を運んでくるようになっています
先日ご近所の畑に植えられた酔芙蓉が沢山開いたので、パチリ!! してきました
酔芙蓉は 芙蓉 の八重咲変種で、朝咲き始めた花弁は白く、時間がたつにつれてピンクに色が変わるさまを、「酔って赤くなる」ことに例え、「酔」を冠し名づけられたのはよく知られることです
なお、「酔」ではなく「水」と冠する「水芙蓉」は、ハスのことを指すそうです
この酔芙蓉の花咲く様子が、不思議であって、魅惑的な花の印象を強く感じさせてくれます
酔芙蓉は一日花で、朝の花色は純白です (上の画像は 10時ころのもので、ちょっと赤いところが見えます)
時間が経つと共に、花びらの色は変化し、色はピンクから赤みを帯びて萎れます
花びらが何重にも重なり、蕊(しべ)がよくわかりませんが、覗いている蕊はシャキッとしています
下 の画像は、曇っている二三日後、昼過ぎのものです ・・・お銚子1本の酔い加減でしょうか
曇っていてお酒を飲むのをちょっと中断してるような酔芙蓉の花姿です
この日は、薄ピンクのままで夕方を迎えていました
さらに数日たったお天気の日の昼1時ころ、この酔芙蓉は随分赤みを増して咲いていました ( 下画像 ) ・・・大分酩酊の顔色です
一日花の筈だから前見た花とは異なっているとは思いますが、花の咲き方は変わっているように思えず、もしかしたら、気温・天候によって、花の寿命は違っているのかもしれません
酔芙蓉の白からピンク、赤への花色変化は、アントシアニンの生合成が、午後以降急速に進むためだそうです
科学的にみると、アントシアニンの生合成は温度が25度以上だと進み、低温だとあまり合成されないこと、および紫外線には影響されないことが判っているそうです
パチリした酔芙蓉はこのところの涼しさで、気温が25度以上にならなかったためだったのでしょう
切り花として見るときは、温度・照度をコントロールすれば長持ちさせて楽しめるのかもしれません
酔芙蓉の花言葉は、「 しとやかな恋人 」、「 繊細美 」、「 微妙な美しさ 」 です
中国、後蜀(ごしょく)の後主昶(こうしゅちょう)は、居城のある成都に、160Kmもの長さにわたり芙蓉を植え数千人の美女たちと艶やかさを褒めたたえたと言われていますが、これが花言葉のいわれになったようです
それにしても160kmとは、オバーな気がしますよね
白髪3千丈などの例えのような、大きな表現が中国では好きなのかな
大きなことを言うのが好きでない、みみっちい私には、もっとしとやかに讃えるのが似合っています
クルクマの花が咲いているのを、神社の境内で見つけました
写真撮ってからしばらく経つちゃいました
九月下旬に、群馬・高崎にある進雄神社 に行った折、境内裏手にガーデニングされたところがあり、そこでクルクマの花が咲いているんを見つけました
神社の境内でクルクマを見るなんて、とりあわせが何とも意外に思えましたが、そうでもないのかな!?
クルクマはショウガ科クルクマ属で、インド・タイなどの熱帯アジア原産の多年草です
わかりやすくいえば、ウコンの仲間で、花の綺麗な園芸品種をさすようで、花色や苞の色は色々あるようです・・・ウコンの花色は黄色で、苞の色は白のようです
和名では、キョウオウ(薑黄)といい、別名をハルウコン(春鬱金)といいます
別名の由来は、ウコンが夏から秋にかけて咲くのに対し、通常晩春から初夏にかけて花が咲くので春を冠して名づけられたようです
クルクマは球根植物で春~初夏に植えて、夏~秋に咲き、その後枯れて球根を掘り出し、また翌年植える、そんなサイクルの植物です
クルクマは暑さにあたると花芽をつける植物なので、高温処理をしていないクルクマの場合だと、夏を越えて秋に花を咲かせることが普通のようです
花壇に植えっぱなしの場合は、その年の気候によって花期がずれるようですから秋咲きも不思議ではなさそうです
但し遅くに咲くと花は秋の寒さで、すぐダメになるようですから、ちょっとつまらないかもしれません
クルクマの花言葉は、「 忍耐 」、「 乙女の香り 」、「 因縁 」、「 あなたの姿に酔いしれる 」 です
色々な花言葉がありますが、薬用植物でもあるので、こんな多様な花言葉になったのでしょう
但し苞が花と思われがちだから、花言葉を厳密に考えるのは、意味のない事なのかもしれません
いい加減にできない性格は楽しみが減りますね
フジバカマ・・・源氏物語のフジバカマ?
早朝ウォーキングの途中、畑の縁で咲き始めているフジバカマを見つけました
フジバカマは花色が藤色で、花弁の形が袴のようなのでその名がついたのだそうです
まだ画像のフジバカマはつぼみが多いので、袴のイメージはわきませんが、薄赤紫色のつぼみは心を和ませる色あいです
奈良時代に香料になるとして、中国(=当時の唐)から輸入されたものが、野生化して今に至っているとされています・・・ようするに帰化植物ってわけ
種の変化というのは、千年くらいではないのでしょう!?
フジバカマの葉は、3つに分かれることが多いが、全部の葉がそうとは限らず下部の葉は分裂しないことも多いようです
葉は対生し、短くても明らかな葉柄があります
この葉を乾燥させると桜餅の葉のような芳香を放ちます・・・この香りが香料として利用されたのですね
フジバカマの別名を香草というそうです
フジバカマというと、秋の七草の一つであることと、源氏物語の「藤袴(フジバカマ)」を思い起こさせます
花そのものはさほどにきれいとは思えませんが、花色と、葉の香りがとても秋の情緒を醸しだすので人気があるのが分かる気がします
源氏物語の時代、乾燥させたフジバカマを香袋にいれ十二単に忍ばせ、想い人の忍んで来るのを待っていたのでしょうか!?
源氏物語30帖「藤袴」は光源氏37歳の秋の物語です
光源氏の使者として玉鬘(たまかずら)を訪れた夕霧(=光源氏の長男)が、御簾の下から野辺から咲きとっていた1本の藤袴の花に託して、参内を誘う歌が有名です
「おなじ野の 露にやつるる藤袴 哀れはかけよ かごとばかりも」 夕霧
「たづぬるに 遥けき野辺の露ならば うす紫や かごとならまし」 玉鬘 かえし
フジバカマの花言葉は、「 ためらい 」 です
花の咲き始めは、ためらうように少しずづ開いてきて、だんだん、もあもあと咲き出し、満開になりますが、玉鬘とはそんな感じの女性だったのでしょうか!?
鉄路で咲くマルバルコウソウとアサガオ
今朝の早朝ウォーキングはコースを少し変えてみました
田舎の鉄路コースです
今朝も台風一過のせいかまだもくもく雲が残っており、雲の色は日の出で赤く染まってとってもきれいでした
道路沿いに走る鉄路の横では、刈り残った雑草がこのところ続いた雨で勢いを増し茂っています
赤白のとりあわせで鉄路がにぎわっていました
こんな雑草なら取り残しておいてもいいかも~
赤は、マルバルコウソウ、白は、白花アサガオです
20mほどの長さで、ミニ群落ぽく赤白入り混じって咲いているので、なかなか綺麗です
マルバルコウソウは熱帯アメリカ原産・ヒルガオ科のツル性植物で、、江戸時代、観賞用として持ち込まれたものが野生化したものだそうです
他の雑草に絡み付いて秋の野原を赤く染める目立つ野の花のひとつで、11月の中頃まで、花は楽しめるそうです
白花アサガオが野生化したのを、この辺りではよく見かけます
先日農業用用水路のフェンスに絡まって咲いているのを見ましたが、アサガオって可憐な花色、花姿に似合わず割に逞しいのですね
マルバルコウソウはラッパのような形をした小さな花を次から次へに咲かせます
花をアップしてみました ( 上 右
画像)
花の色は朱赤色で先が5つに裂け、中心部は黄色く、萼片は5枚、雄しぺは5本です
マルバルコウソウ(丸葉縷紅草)の花言葉、 「 私は忙しい 」 です
タネをつけながらつるを伸ばして次々と新しい花を咲かせるところからつけられているというのですが・・・・・・なんかおかしな花言葉です
朝顔
早朝ウォーキングで、よく見る朝顔です
7月初め頃から咲き出し10月に入ってもまだ咲いています
畑の縁に作られた柵の上に、庭の隅の松葉の上を掃くように、灌漑用水路のフェンスに絡まったり、河原の土手でも雑草を覆い尽くすようにさいていました
どれもこれも自生の朝顔です
朝顔はヒルガオ科サツマイモ属の一年性植物で、中国が原産で日本への到来は、奈良時代末期に遣唐使がその種子を薬として持ち帰ったものが初めとされています
日本で最も発達した園芸植物で、古典園芸植物のひとつですから、自生のものは園芸植物の種を採らず自然にまかせサイクルするようになったものでしょうか!?
花は日没してから約10時間後(➝朝4時ころ)に開花します
朝の内が花には勢いがあり、夏から秋まで永く楽しめます
朝の日の出前に、畑の縁に作られた手すりに咲いていました・・・やや暗がりの残る時間で、フラッシュ使用したら鮮やかに撮れました
咲き出した7月の頃は直径10cmはあろうと思える大輪でしたが、9月が過ぎ秋の深まりと共に花径は小さくなり、今は約5cmΦくらいです
我が家の庭隅・地上で咲いた朝顔です (下画像 )
昨年咲いた時の種が落ちて毎年繰り返し咲きます
この花は割に日持ちが良く、朝開いて二日くらい開いています・・・花径は10cm以上あり結構大型です
農業用用水路のフェンスに絡んで咲いていた真っ白な朝顔 です 花直径7~8cm位(・・・目測です)
河原の土手で見つけた朝顔(?)です 花直径は4cmほどの小ぶりです
どれもこれも朝露に濡れていながら咲いていました
「朝顔」は夏ではなく、秋の季語だそうです
秋の花だと思って、名句を味わってみました
「 朝顔や 客が好みの 立ち話 」 水原秋桜子
「 朝顔に 釣瓶(つるべ)とられて もらひ水 」 加賀千代女 (かがのちよじょ)
「 暁(あかつき)の 紺朝顔や 星一つ 」 高浜虚子
「 朝顔に 涼しくくふや 一人飯 」 小林一茶
「 朝顔や 土に匐ひたる 蔓のたけ 」 芥川龍之介
朝顔の花言葉は、 「 愛情 」、 「 平静 」 です
実りの秋近づく・・・案山子がとっても気になりました
九月も間もなく終わりになってきています
今朝は曇っていますが、雲が切れてきておりこれから晴れるでしょう
彼岸花もぼつぼつ盛りを過ぎようとしています
稲穂が大分実りの色を濃くしてきました
あっちを向いてもこっちを向いても、案山子A子さん、案山子B雄君が気取りながら野良仕事です
こちらではC男兄ちゃん案山子がよもやま眺め、Dさん案山子はちょっと休憩
間もなくこれらの田んぼが黄色にすっかり色づくでしょう
最近は 案山子もスタイル 気にかかる ( ダッペ )
高圧鉄塔の続く先は、晴れ間が見えてきました
実り秋 案山子の顔も 晴れがまし ( ダッペ )
鉄塔の 続く彼方も 秋の風 ( ダッペ )
曼珠沙華の花花・・・こんなに種類があるの知ってましたか!?
曼珠沙華の花は、今が盛りです
今日は黙って、能書き云わず、曼珠沙華鑑賞と行きましょう
とは言え、ちょっと説明はしておきます
早朝ウォーキングの河辺コースは、今土手一杯の「曼珠沙華ロード」になってます・・・この土手以外にも田んぼの畦一杯に咲いているところがありますが
全長1km有余は続いている曼珠沙華ロードです
数年前ボランティアで、土手に一人で球根を植えているのを見かけ、すごい人がいるなと思っていました
最初の頃は数十株からコツコツ植えつけ始まった球根が、今や見事に花を咲せています
去年は幾株か白い花を咲かせたものがありましたが、残念ながら今年は見かけません・・・珍しいので持ち去られたのでしょうか!?
白い曼珠沙華はよほどに珍しいのでしょうね・・・過日産直の花木コーナーで、白色の花を咲かせた曼珠沙華のポットが、2000円の正札をつけて売られていました
余計土手に咲かせていて欲しかったですね
そんな思いでいたら、色々な彩りの曼珠沙華を一編にみる事が出来ました
場所の特定はやめましょう
黙って鑑賞です
曼珠沙華の白花は、「ヒガンバナ」の二倍体変種と「ショウキズイセン」との種間交雑種だと考えられています
わが国の九州や朝鮮半島の済州島、中国で自生しているようですが、今では各地で観賞用に栽培されているようです
アジサイ ‘アナベル’ の今・・・そして何故かウドの実
先だって群馬・榛名山麓に秋探しにいったおり、渋川総合運動公園近くで、沢山のアナベルの花が咲いているのを見つけました
アナベルはアメリカ原産の「ワイルドホワイトハイドランジア」を改良した園芸品種で、ユキノシタ科アジサイ属の落葉小低木(=丈は90~150cm)です
花期は初夏です
緑色の蕾がついて、開くにつれて花色はしだいに緑色から薄緑色、そして白色へと変化していき、小花の集まった花房は手毬のように真っ白な大輪(=直径20cm以上に)となります
夏が終わり、大分秋めいてきた今、アナベルの色は真っ白からライムグリーン色に変わってきていました
松林の横で、アナベルが群落をなしていました
秋のアナベルです
初夏のアナベルは真っ白でした
猛暑の続いたこの夏もいつの間にか秋風が吹き始めています
秋の中で咲くアナベルはライムグリーン色に変わり、触れば少しカサカサぽい硬めの花弁に変わっています
すっかり大人魅力のアナベルです
切って、そのまま逆さに吊るしておけば、綺麗なドライフラワーになるでしょう
アナベルの花の前で、見得を切るように、ウドの実が真っ黒に熟して生っていました
ウドはウコギ科の多年草で、日本各地の山地に広く自生しています
茎の高さは2mほどにも大きくなるので、木と見紛いますが、美味しい山菜です
春芽をだし、ぐんぐん大きくなって、夏、茎の先端、葉腋に散形球状の花序をつけ、白い小花を咲かせます
そして花が終わると過ぐに淡緑色のごま粒大の実がつき、晩秋、熟れるにしたがって黒くなります
若芽のウドはとてもおいしく、私の好物です
てんぷらにしてもよし、味噌に軽く漬けてたべてもいいし、酢味噌もいい、大きい葉は鰹節味の煮物でもいけます
ところでウドの実は食べられるのでしょうか
レシピを探したけど、誰も食べたとは書いていません
小鳥たちは美味しそうに食べにやってきます
真っ黒に熟した実はどんな味なんでしょう
物好き親父は、その内味見に挑戦してみようかな !?
お月見に、バンバスグラスは似合っています!?
「仲秋の月」が、今年は台風が去った後でしたから、とってもきれいでした
お月見のお供え物定番と云えば、お団子とススキでしょう
何故ススキを供えるのか私にはわかりませんが、ススキの花穂の向こうに見る月見は何とも言えぬ風情です
ところでこの月見は十五夜のみしかできないわけでなく、「月待ち」という風習があるそうなのですが知っていましたか!?
十七夜以降を「立待月(たちまちづき)」、「居待月(いまちづき)」、「寝待月(ねまちづき)」、「更待月(ふけまちづき)」という具合に「二十三夜」待ち、「二十六夜待ち」まで行う事が出き、そのお月見方法は、この時の月の光に、「阿弥陀仏」・「観音」・「勢至」の三尊が現れるとして、お月様の昇るまでの間、月を愛でる習慣なのだそうです
私もこの習慣をいい事に、美味しいお酒をいただいたのを幸いにこのところ毎夜盃を重ねて楽しんでいます
お月様とお酒をくれた友人に乾杯!!
早朝ウォーキングをしていて、コース途中のお宅の庭で大きな花穂のパンパスグラスが咲いているのを見つけました
パンパスグラスは別名をシロガネヨシといい、イネ科シロガネヨシ属の多年生植物です
原産地はブラジル、アルゼンチン、チリなどの南米大陸の草原(パンパス)で、高さ1~3m程度と大きく成長し、細長い葉が根元から密生して伸びています
「パンパ」とはアルゼンチン近辺の草原地域の名前で、「パンパ地方に生えているグラス(芝)」というのがその名前の由来ですが、ちょっと単純ですかね
要するに日本版のススキです・・・バンバスグラスの別名は、西洋ススキといいますが、これも単純な呼び名ですね
大きくてフワフワしている「花穂(かすい)」はススキよりも大型で、花穂の色も白銀色だけでなく、黄色やピンク色もあるのだそうです
8~10月にかけて、垂直に立ち上がった茎に長さ50~70cmの羽毛様な花穂をつけます
パンパスグラスは雌雄異株で、雄株の花穂は細長いのに対し、雌株は大きく幅広い綿毛の花穂を持っています
白銀の中を覗きこんでみました
ちょっと頬摺りしたくなる柔らかさです
大きな花穂は、まるで全身をつつんでくれるようです
バンバスグラスの花言葉は、「 光輝 」、「 人気 」、「 雄大な愛 」、「 強気な心 」、「 風格 」、「 歳月 」 です
お月見談義忘れていました
お月見の風習はアジア圏だけなのでしょうか!?
南米ではお月見はしないのでしょうか!?
バンバスグラスの向こうに見える月は、とっても素敵だと思うのですが・・・
仲秋と中秋の違い・・・中秋の名月を楽しみました
お彼岸に入り、秋がいよいよたけなわになりました
今年は先だって台風18号が来襲し、天候の悪い日が続いていましたが、通過後急に秋めいて久方ぶりに「仲秋」の名月が楽しめました
古来からお月見は「月」、主に「満月」を眺めて楽しむ事を言い、「観月」と称するそうです
お月見は主に旧暦8月15日から16日の夜(八月十五夜)と、旧暦9月13日から14日の夜(九月十三夜)にも行われます・・・こういうとややこっしいけど、今年の「八月十五夜」は9月19日でした
話を戻して、そのため、お月見は単に「十五夜(じゅうごや)」、「十三夜(じゅうさんや)」の夜に楽しむと云う事になります
この時の月を「中秋の名月(ちゅうしゅうのめいげつ)」と呼びます・・・正確には「仲秋の名月」ではありません
「仲秋の名月」と表現すると、これだと「陰暦8月の月」を指し、十五夜の月に限定されなくなるのだそうです
即ち「仲秋」とは、秋を初秋(旧暦7月)、仲秋(旧暦8月)、晩秋(旧暦9月)の3つに区分した場合、旧暦8月全体を指すのだそうです
対して「中秋」とは、「秋の中日」=陰暦8月15日のみを指す訳です
先日「十五夜」を楽しみました
我が家の二階からパチリ!!です
これだけ見ると、『なんなんだでしょう!!』 ですね
頭にススキの花穂と、虫の音を思い描いて眺めて下さい
「十五夜」の翌朝のお月様です
早朝ウォーキングの最中に撮りました (撮影は5時10分ころです)
5時30分頃日の出です
赤く燃えるような太陽が、高圧線鉄塔の向こうから上りはじめました
この日のウォーキングはまさに月が沈み、太陽が昇る共演が見られ最高の気分になりました
9月23日(=旧暦8月の中気)は「秋分(=お彼岸の中日)」で、昼夜の時間が等分されます
台風一過の早朝風景
台風18号が各地に被害をもたらしました
18号は和歌山辺りに上陸し東海・関東を縦断して行きました
この台風は台風圏の大きな台風で、まだ上陸する前から進行方向200km以上も先で竜巻などが起こり、被害を拡大していました
上陸寸前の朝5時ころ京都・桂川は増水つづけ、観光客で賑わう渡月橋辺りは、一面の濁流で被われた様がテレビで流されていました
各地に被害をもたらしながら、関東甲信越を通り過ぎた今回の18号は私にとって今までになかったことを教えてくれました
今年の気象は猛暑があり、乾期があり、ゲリラ豪雨があり、竜巻まで起こり、ついには台風が集大成のように深夜の竜巻まで伴っているなんて・・・
これらの背景はすべて地球温暖化によるものでしょう
海面の海水温度が平年より1~2度高くなっているため、海流の移動が変わり、加えて海水からの蒸発量が増えて大気中の湿度は上がり、冷気暖気が入れ替わることで激しい雨や竜巻を引き起こす積乱雲が急激に発達する様になったようです
これらの気象現象は地球温暖化が平常化してきている事を思えば、これからも続くのでしょう
いかに身を守るかはさまざまな事象に気配りしていかなければならない事をしって、自身で考え学ばなくてはいけないようです
台風の過ぎた翌日の朝、ウォーキングをしながら、自然の裏表を見てきました
台風一過、朝5時半過ぎの日の出です
向かって正面の新幹線高架に、陽が昇って輝いていました
ウォーキングコースの川辺に咲いていたヒマワリとまだ咲き始めたばかりの曼珠沙華です
前日の風雨に痛めつけられた態が、痛ましく残っていますが、陽に照らされてほっとした表情に見えませんか!?
位置を変えて曼珠沙華の日の出浴びです
陽を浴びて、元気にまた咲きそろうでしょう
曼珠沙華の花は約2週間程で盛りを過ぎてしまうのですから、頑張らにゃ~です
川沿い周りの水田は、稲穂が生えそろってきていました
台風一過にしては、少し立ちあがりにかたに乱れがありますが、これならばテレビで紹介のあった被害程ではないようです
彼方の榛名山系は、大気が洗われとてもくっきり見えました
大事な事は一杯あるけど、基本の基本は地球温暖化防止です
目先の事は心配すんなといいたいけど・・・うぅ~んそうはいかないから困ります
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