日々の雑感記によるヘボ・マイ趣味紹介です。
ダッペの悠友ライフ
数日前から、曼珠沙華が咲き始めました・・・体内時計を秋に切り替わりです
お彼岸が近くなってきました
毎朝日の出に合わせてウォーキングをしていますが、気が付くと時間の上では随分夜明けが遅くなっているのにびっくりです
眼で見る季節の変化は、コースの中で見る植物の変化で知れてきて、「体内時計」がゆっくりまわり秋がきたなと調節されるもののようです
朝露をつけた稲の葉かげから見た日の出 向こうの高架は新幹線です (日の出は5時20分ころです)
「体内時計」は、脳の松果体から分泌される「メラトニン」という「睡眠ホルモン」で保たれています
即ち「メラトニン」が覚醒と睡眠を切り替えて、自然な眠りを誘う働きをするそうです
「メラトニン」の分泌は主に光によって調節されており、朝、光を浴びると、脳にある「体内時計」がリセットされ活動状態に導かれて、「体内時計」からの信号で、「メラトニン」の分泌が止まります
目覚めてから14〜16時間ぐらい経過すると、「体内時計」からの指令が出て再び「メラトニン」が分泌され、徐々に分泌が高まり、その作用で体内深部体温が低下して、休息に適した状態に導かれ眠気を感じるようになるのだそうです
「メラトニン」は眠りを誘うほかに、抗酸化作用によって細胞の新陳代謝を促したり、疲れを取ってくれるために、病気の予防や老化防止にさまざまな効果を持つと考えられ、最近注目されているホルモンのひとつだそうです
「メラトニン」の分泌は加齢によって減るため、「体内時計」の調節機能が弱まりますから、生活のリズムをしっかり保ち、気持ちを安定化することが、分泌の維持に必要のようです
簡単に言えば、起きる時間は一定にし、起きたら光を浴び、朝食を取り、夜は強い光を浴びないと云う事で、「体内時計」の乱れを直してやることのようです
早朝ウォーキングをしていると、眠い気持ちから歩くほどに、気持ちがすっきりしてきます
時計がきっちり時間をキャッチしたのでしょう
二三日前川辺で、曼珠沙華が咲き始めたのに気が付きました
横にはまだヒマワリが咲き残っています
夏から秋への変遷です
曼珠沙華の花の開花時期は、 9月中旬~9月末即ちお彼岸の時期です
まさに秋の始まり、昼と夜の長さが等しくなる時期に咲く花です
曼珠沙華の花の「体内時計」はとっても正確なのにびっくりです
毎年花開いて、「彼岸の入り」を知らせてくれます
曼珠沙華の花言葉は、
「 情熱 」、「 独立 」、「 再会 」、「 あきらめ 」、「 悲しい思い出 」、「 想うはあなた一人 」、「 また会う日を楽しみに 」 です
沢山の花言葉がありますが、今の心境はどの言葉が合っているでしょう
パチリ!!したこの日の朝は、今年も出会えたなと懐かしく思えました
アデニウムは、日本では砂漠のバラと呼ばれています
ちょっと素敵な名前の花を見つけました
花の名前の付け方は誰がするのでしょう
植物学者かなそれとも地元の人の呼び名かな!?
産直の花木店の花棚で咲いていたこの花の名は、アデニウム、日本名は砂漠のバラといいま
砂漠のバラは、キョウチクトウ科アデニウム属オベスム種で、 東アフリカ~ナミビア、アラビアに10数種が分布しています
属名のアデニウムは地名で、「アデニウム」の1種が自生しているイエメンのアデンに由来し、種小名の「オベスム」は肥大したという意味で茎や幹の姿からきています
砂漠のバラは、多肉植物で、株元がとっくりのようにふくらんで茎が肥大し、枝分かれして低木状に茂っています
葉はヘラ状で長さ6cm前後、茎の頂点近くにまとまって茂らせます
花は先端がラッパ状に開いた筒型で、直径5cmくらいになります
花色は筒型の部分が白で、開いた部分は濃い洋紅色です
砂漠地帯の岩場で生育し、条件よければ一年中咲き続けるそうです
バラには似ていないとは思いますが、砂漠のバラの形容通り、なかなか美しい花です
砂漠のバラの花言葉は、「 純心 」、「 純な神経 」 です
疎水に、ガマ穂が出てました
昨日に続いて・・・
「道の駅・子持ち」の横の疎水には、ガマ(蒲)が咲いていました
ガマ(蒲、香蒲)は、ガマ科ガマ属の多年草の抽水植物で、円柱状の穂は「蒲の穂」と呼ばれ、池や沼などの浅い水中に 群生して生えます
ガマは穂先の形で 、「蒲(がま)」、 「小蒲(こがま)」、 「姫蒲(ひめがま)」の3種類に区分されるようです
疎水で見かけた「蒲の穂」は、形からすると、「小蒲」かなと思えますが、ガマとして紹介します
ガマの葉は、高さ1~2mになり、水中の泥の中に地下茎をのばし、夏に茎を伸ばし、円柱形の穂をつけます
ガマ穂の下部は雌花の集まりで、赤褐色で太く、ソーセージに似た形状をしています
穂の上半分は細く、雄花が集まったもので、開花時には黄色い葯が一面に出る風媒花です
雄花も雌花も花びらなどはなく、ごく単純な構造になっており、雌花は結実後、綿クズのような冠毛を持つ微小な果実になって風によって飛散し、水面に落ちると速やかに種子が実から放出されて水底に沈み、そこで発芽をします
ガマ穂の花粉は、生薬として「蒲黄」(ほおう)と呼ばれ、内服すると利尿作用、通経作用があるとされています
雌花の熟したものは綿状(毛の密生した棒様のブラシ状)になり、これは「穂綿」と呼んで昔は寝具に入れてとも言われています・・・布団は「蒲団」とも書くのは納得です
一本の花穂から出る綿毛には約10万個の種があるっていわれます・・・誰が数えたのかな!?
葉は線形で厚いので、昔はこれで”むしろ”などを作るので「くみ」(組)と呼ばれ、 次第に「かま」になり「がま」になったともいわれます
ガマの花言葉は、 「 予言 」、 「 慌て者 」、 「 従順 」、 「 素直 」 です
秋分の時期になると、お月見です
お月見になれば、思い出すのはウサギです
「古事記」によると、 けがをした”因幡(いなば)の 白うさぎ”は、 大国主命(おおくにぬしのみこと)の指示で ガマの穂にくるまり、 その花粉で止血して 傷を治したらしいのですが、これは実は穂から出る花粉即ち「蒲黄」をつけたということのようです
そんな些末は夢を壊しますね
だから上のような花言葉ができたじゃないかといわれそう
オミナエシ(女郎花)の花言葉は、「佳人」です
秋の山野草と云えば、秋の七草ですが、先日行った榛名・「沼の原」で、七草の一つオミナエシが咲いているのを見つけました
オミナエシは万葉集や源氏物語にも登場する日本人には古くからもっとも馴染みの深い植物です
かっては全国の草地や林縁に普通にみられた植物でしたが、近年は自生しているものとして見る事の少なくなった植物の一つです
オミナエシ(女郎花)は、合弁花類オミナエシ科オミナエシ属 の多年生植物で秋の七草の一つです
別名ではチメグサ、敗醤(はいしょう)ともいいます
オミナエシの花は毎年夏から秋にかけて小さな黄色い小花が一カ所にまとまって咲き、円すい状の形を作ります
根元から出る葉っぱは細長い楕円形で、茎につく葉は切れ込みの深くはいった羽状の形をしています
ススキと混じって咲くオミナエシです ➝ この近くにはびっしり蕾をつけたフジバカマがありました
オミナエシの美しさは派手な綺麗さではなく、たおやかさを感じさせる美しさだと思います
『万葉集』には14首オミナエシ(女郎花)を詠んだ歌があります
歌の中身は秋のきれいな花として詠んでいる歌と、他の多くの花と同じように女性を連想させる歌とがあるそうです
さぁ~と拾い読みしたら、こんな万葉集歌が眼に入りました・・・なかなか胸に沁みてきました
『 ひぐらしの、鳴きぬる時は、をみなへし、咲きたる野辺を、行きつつ見べし 』 作者:秦八千島(はたのやちしま)
意味 : 「 ひぐらしが鳴く時には、女郎花(おみなえし)が咲いている野をめぐって眺めるのがいいですよ~ 」
『 手に取れば、袖さへにほふ、をみなへし、この白露に、散らまく惜しも 』
意味 : 「 手に取ると袖まで美しく染まりそうな女郎花(おみなえし)が、この白露に散ってしまうのが惜しいようです 」
尚、 「にほふ」とは、「美しい色に染まる」とか「あざやかに色づく」 というような意味だそうです
秋の花周りを、「ハナアブ」が飛び廻っています
オミナエシの蜜ってどんな味なのかな!?
女郎花(オミナエシ)の花言葉は、「 美しさ 」、「 佳人 」、「 心づくし 」、「 はかない恋 」 です
幾つかある花言葉で、オミナエシの花姿は、「佳人」がぴったしです
マツムシソウの花は実に抒情的です
昨日に続いて・・・
シラヤマギクに並んで、マツムシソウ が沢山咲いていました
マツムシソウ(松虫草)は、マツムシソウ科マツムシソウ属の越年草で日本の固有種です
山地の草原に生育し、草丈はおよそ60~90cm、葉は対生し、羽状に裂けています
花は頭状花序で、花の大きさは径4cmほど、夏から秋にかけて(=開花時期:8~10月)淡い青紫色の花をつけます
和名のマツムシソウは、「マツムシ(スズムシ)」が鳴くころに咲くことが由来であるとする説があるくらい草原の秋を彩る代表花です
榛名・沼の原で咲く、マツムシソウ ➝ ( 丸い頭は花びらの落ちたマツムシソウ)
マツムシソウは秋草の中でもとりわけ色合いがきれいな花です
花は長い柄の先端に形成され、多くの花が集まった頭状花を形成しています
花序の直径は4cm前後、総苞片は線状で中心部の花は筒状をし、花冠の先端は5つの裂片に分かれ、周辺の花は3つの裂片が大きく外側に伸びています
雄しべは4本で、葯(しべ)は濃い青い色をしています
開花後、付いた実の形は、針刺しの針坊主のような面白い形になります
その姿は、昔、諸国を巡業する巡礼が持っていた「マツムシ」と言う小さな鐘に似ているそうで、マツムシソウの名前は、ここからきているともいわれています・・・私的には「松虫」の方が抒情性ありで好きですね
マツムシソウは日本の各都道府県で減少傾向にあり、各々のレッドリストに指定されているそうですが、大事にしたい花の一つです
羽音がして、「ハナアブ」が飛んできました 蜜を夢中で吸っています
紫色は、日本では、高貴な色とされていますが、ヨーロッパでは、「悲しみの色」の象徴とされています
そのためか、マツムシソウの 花言葉は、「 失恋 」、「 私は、全てを失った 」、「 不幸な愛情 」 とつけられています
ちょっと薀蓄(うんちく)
ヨーロッパでは、お葬式のとき、未亡人が紫色のマツムシソウの花を持つ風習があり、「喪服の花」ともいわれているそうです
外国人には、この花を含めて、紫色の花を贈るのは避けたほうが無難のようです
百日紅の花は、まだまだ盛りです!?
8月も、もう終わりです
早朝ウォーキングをする時、その日毎でコースを変えています
なぜなら新規発見があるからです
大分前から咲き出している百日紅の花 が、ここへきてとっても目立って見えます
最近公園樹だけでなく庭木として、百日紅があっちこっちに植えられているように思えます
百日紅の開花時期は、 7月中旬~10月中旬ですから、今が盛りといえそうですね
花の時期は約3ヶ月間、夏から秋まで咲き続けます
でも実は、一度咲いた枝先から再度芽が出てきて花をつけるため、咲き続けているように見えるというのが、ほんとの姿のようです
花は見るからにしわしわの形・・・
一句です
「 散れば咲き 散れば咲きして 百日紅 」 加賀千代女
「 朝雲の 故なく悲し 百日紅 」 水原秋櫻子
白色の百日紅は、より物悲しです
蓮の花を見てきました ・・・ バッチリ!!咲いていました
先日蓮の花の様子を見に行ってきました
どこに行ったかというと、群馬・渋川の 渋川総合運動公園の中にある「蓮池」 です
公園の緑陰にある小さな「蓮池」ですが、睡蓮もあって、時期をずらして毎年花を楽しんできました
今年は6月の睡蓮の時期に見に来たのですが、この折は梅雨だったのに雨が少なく、すっかり池が干上がって睡蓮が数輪かろうじて花開いておりぐらいで、何とも無惨な池になっていました
住み着いていた金魚や鯉はいなくなり、底の池土はひび割れていましたから、今年は蓮は駄目になってしまっただろうと半ばあきらめながらの今回訪問です
先着の車が1台停車していました
見に来ている人がいるんだ~と思いながら、池に行くと、すっかり感動です
例年と変わらず池を埋め尽くすよう葉を茂らせた蓮が、見事に沢山の蕾を膨らませています・・・命の逞しに感動~しました
先着者はいいところに陣取り、三脚セットしながらの撮影です・・・あまり来る人がいない池なのですが、マニアの人には知られているのでしょう
緑陰の中で咲く蓮の花 です
蓮の花は、早朝に咲き昼には閉じてしまいます
お昼ごろの訪問でしたから、大部分が閉じてしまっていましたが、かえってそんな姿がとても愛らしく見えました
花びらが落ちて、残った蜂巣状の花托が混じっている様子はこれまたユーモラスです
『 蓮の香や 水を離るる 茎一寸 』 と詠んだ「蕪村」の句を思い出しました
蓮の花は「蓮華」といい、 「蓮は泥より出でて泥に染まらず」の言葉があるように、清らかさや聖性の象徴として称えられています
蓮の 花言葉は、「 雄弁 」、「 沈着 」、「 神聖 」、「 清らかな心 」 です
アメリカフヨウの花
昨日紹介したフヨウの仲間のアメリカフヨウを紹介します
これは近くのスーパーの花棚で鉢植えされていたものをパチリ!!したものですが、大型花なので棚から落ちそうな位の咲き方でした
アメリカフヨウはアメリカ版といった感じのフヨウで、北アメリカ原産の大型多年草で、交雑によって、一年草のように春にタネをまくと、夏に花径が20cm以上にもなる花を咲かせる品種もつくられています
フヨウは木本ですが、アメリカフヨウは別名クサフヨウと呼ばれるように草本で、暑さには強いのですが、寒さにやや弱く、寒冷地では敷きわらなどで防寒して越冬させ、根を凍らせな異様にすれば春にはまた芽だしします
フヨウと同じく一日花で、草丈1m位にもなり、7~9月つぼみがたくさんできて、次々と大きな花を咲かせます
花色は濃い赤、ピンク、白など、真夏・暑い時期に元気に咲く夏の花です
アメリカフヨウの葉は、裂け目の少ない卵形で、花弁は浅い皿状に広がって互いに重なるため円形に見えます
白いアメリカフヨウの花をアップして見ました
こんな句を見つけました
白芙蓉 芯まで 白く開きけり (松浦冷石)
芙蓉花を 恥らう顔に 見まがいし (ダッペ)
アメリカフヨウは多数の種の交配種からなる園芸品種で、いろいろな形態が栽培されており、なかには花弁の重なりが少なくフヨウやタチアオイと似た形状の花をつけるものもあるそうです
アメリカフヨウの花言葉は、「 しとやかな恋人 」、 「 日ごとの美しさ 」、 「 はなやかな生活 」 です
暑さの中フヨウ(芙蓉)の花輝く
今日も猛暑です
雨も降らず、土も渇き、マイ畑の野菜たちは熱射病になって、葉が枯れてきてます
日陰を作ってやらないとダメでしょうが、素人の家庭菜園ではそこまでやってやれず、ひたすら雨待ちです
暑いけどご近所の生け垣で今フヨウの花が元気に咲いています
フヨウ(芙蓉)の花は、遠く平安の頃から人々に愛され栽培されて来ています
フヨウはアオイ科フヨウ属の落葉低木で、中国ではもともと「蓮の花」のことを指し、水の中に咲くものを「水芙蓉」、木に咲くものを「木芙蓉」と呼んでいるそうです
しかし日本では、″蓮を芙蓉と呼ぶ習慣はないので、「芙蓉」といえば「木芙蓉」のことを指しています
フヨウは日本では関東地方以南で観賞用に栽培され、幹の高さは1.5~3m、葉は互生し、表面に白色の短毛を有し掌状に浅く3~7裂しています
冬は大体地上部は枯れ、春に新たな芽を生やします
フヨウの花期は7月から9月で、長期間にわたって毎日次々と開花します
その花色はピンクや白で直径10cm程の花をつけます
フヨウは朝に咲き、夕方には萎んでしまう一日花で、早朝に開花したときには本来の淡紅色、夕方になるにしたがって、その色は次第に濃くなり、そして萎んでいきます
フヨウの園芸品種でスイフヨウ(酔芙蓉)がありますが、酔芙蓉の花は、朝のうちは純白、午後には淡い紅色、夕方から夜にかけては紅色になりますが、″酔芙蓉の冠した名前の「酔」は酒を飲むと顔色がだんだんと赤みを帯びるのに似ていることからこの名がついたといわれています
フヨウは、全国各地の庭先や公園など、どこででも目にすることができますが、群生しているとなるとお寺の境内が多いようです
フヨウの花の一日花のはかなさに諸行無常の教えを悟り「蓮の花」と呼ぶ事に仏教の縁を重ねるのかもしれません
花は他のフヨウ属と同様な形態で、花弁は5枚で回旋し椀状に広がっています
薄い紙でできたような花びらは、触ったらすぐに破けてしまいそう・・・可憐な感じそのものです
花の中央で、円筒状に散開する雄しべは根元で筒状に癒合しており、その中心部から雌しべが伸び、雄しべの先よりもさらに突き出して5裂しています
雌しべをアップしてみたら、黄色いリボンのようです
フヨウの花言葉は、「 繊細な美 」、「 しとやか 」 です
フヨウ(芙蓉)の花は昔から美しい人を形容する言葉のたとえに 用いられている花で、 美しくしとやかな顔立ちのことを 「芙蓉の顔」というそうです
枯れたあとの姿も印象的で、枯れ芙蓉という言葉があるのだそうです
水蓮の花言葉で暑さを忘れました
昨日2013年8月13日は四国・高知の四万十市で気温の国内最高記録を更新し41度を記録しました
6年前埼玉・熊谷で40.9度を記録して以来ですが、この時は73年ぶりの暑さだと驚いたのですが、一体この猛暑の記録はどんどん塗り替えていくようになるのでしょうか!?
気温の測定方法が技術面で差があると思いますが、世界の最高記録は50度を超す記録が見られます (➝ 1942年6月・イスラエルで記録=53.9度、1921年7月・イラクバスラで記録=58.8度)
何とも信じがたい記録です・・・50度を超すお湯につかると皮膚は火傷症状になりますよね
異常気象を嘆く前に、熱中症に注意しましょう
涼しげな花を見て、避暑気分です
先日花屋さんの外に置かれた睡蓮鉢で、スイレン(睡蓮)の花が咲いていました
スイレンはスイレン科スイレン属の多年性・水生植物で、世界の熱帯、亜熱帯に約40種類が分布し、性質上大きく2つに分けることができるようです
分け方は、主に温帯に自生している種類を元に改良された「温帯性スイレン」と、熱帯原産の種類から改良された「熱帯性スイレン」の二種類です
鉢の中に咲いていたスイレン花は、「耐寒性小型スイレン(ヒメスイレン)」のようです
園芸上の分類であるヒメスイレンの呼び名は、「温帯性スイレン」の中でも小型の品種を指す名称で、 ひと株から4,5輪の2~3cmのかわいらしい花を咲かせ、1シーズンで4、5回花を楽しむ事が出来るそうです
このため初回咲きの5月頃から10月頃まで繰り返し楽しめるようですから、スペースをとらず日の当たる場所であれば室内用鉢でOKと人気が出て来ているようです
温帯性スイレンであるヒメスイレンはすべて昼咲き、花色は白かピンク系です・・・尚熱帯性には青色や紫色があるようです
猛暑の中で開いていたヒメスイレンの花に、店員さんが水やりしていましたが、葉の上に溜った水滴がとても涼しさを醸していました
葉表に溜まっていた水滴に、小形の足長ハチが水を飲みにやってきました
暑さがカッと照りつけて、ハチも水分補給でしょう
ヒメスイレンは、ほとんどは種間交雑種で、別名をヒツジグサ(未草)と呼ぶとの説明もあるようですが、本来ヒツジグサはスイレンの原種とされており分けてみた方が正しそうです
尚日本に自生しているスイレンは1種類だけあり、この日本固有の種は、ひつじの刻に白い花を開くことから、ヒツジグサと呼ばれるようになったといわれています
でも実際は朝から咲き始めるようで、真白で小ぶりな野育ちのスイレンが人知れず用水など生育している様子は、健気で愛らしく感じられます
ヒメスイレン花のアップです
スイレンの学名 Nymphaea (ニンファー)とは、ギリシャ神話などに登場する「水辺の妖精」たちの名をそのままもらったものだそうです
エジプトでは、「ナイルの花嫁」と呼ばれ、静かな水面にふわりと咲く姿は可憐な乙女をイメージさせずにおかない可憐さを感じさせます
エジプトでのスイレンは、日が暮れるとともに閉じるその存在が太陽とも重ねられ、神聖な花として大切にされているそうです
スイレンの花言葉は、「 清純な心 」、「 甘美 」、「 優しさ 」、「 信頼 」、「 純情 」、「 信仰 」 です
花言葉・「清純な心」の代名詞スイレン花の当てはまる人はどんな人なのでしょう
みずみずしい感性を持った人が、きっと「清純な心」の持ち主なのでしょう
ちょっとした物事の変化にも、日々の小さな出来事にも、独特の視点から驚きや不思議さを感じ取り、面白さを見つけたりして、幾倍も世界を楽しんでしまえる才能を持てる人を指すのかもしれません
子供の頃は誰しもが持っていた心ですが、歳を経るとともにいつしか失いがちです
老いを感じてきた私に、かって親友が教えてくれた「サムエル・ウルマン」の「青春とは」の一節を思い出しました
大切なものは、
感動する心
子供のような好奇心
胸をときめかせ、未知の人生に挑戦する喜び
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こんな夢を失ったとき、はじめて人は老いるです
今日は「立秋」です・・・「立秋」とは
今日は「立秋」で、暦の上では秋になったのですが…、
昨日まで30度以下が続いていたのに、今日からしばらく35度を超える猛暑日となるそうでなんか「立秋」がピンときませんね
でもこういった季節を表す言葉は、私は好きで、とても興味を憶えています
「立秋」について調べてみました
「立秋」というのは、初めて秋の気配が現れてくる頃とされ、秋になったと決めた訳ではないらしいです
当たり前ですね・・・自然をぴっちり物指しで測るように区分けできる訳ではないですよね
日本人は情緒細やか民族ですから、季節感を色々言い表すことができるように、『暦』を作ったのでしょう
『暦』を解説した『暦便覧』なるものがありますが、それによると「立秋」とは、「初めて秋の気立つがゆゑなれば也」と説明しているとか・・・
秋の定義は、「夏至と秋分の中間で、昼夜の長短を基準に季節を区分する場合、この日から立冬の前日までが秋となる」と、いう事らしいです
「立秋」のこの日は暦の上では暑さの頂点となる訳で、翌日からの暑さを「残暑」という事になるそうです
これから出す手紙や文書等の時候の挨拶は暑中見舞いではなく残暑見舞いを出すことになるのですが、そんな事は言わずもがなですね
季節を詠って色々有名な歌がありますが、古今集にある「藤原敏行」の歌はよく知られています…私が好きなだけかもしれません
「 秋きぬと目にはさやかに見えねども 風のおとにぞおどろかれぬる 」
歌の意は: 「秋が来た、とは言うが目にははっきりそれと見えない。けれども、風の音はたしかに昨日とは違って、ああ、やはり秋が来たのだ、とふと気付いた」 です
俳句で一句気に入った句を見つけました
「 秋たつや 川瀬にまじる 風の音 」 「 飯田蛇笏 」 の句です
「秋」はやはり風が、一番変化をおしえてくれるのですね
でも風だけでなく、私には雲も変化を教えてくれます
空を見上げると空が少しづつ高く感じられるようになり、夏のもくもく湧き上がる雲が、刷毛ではいたような水平に流れるような秋の雲に変わってくると、夏の終わりを感じます
今日からそんな雲が、きっと見れるのでしょう!?
レンガ壁に咲くハイビスカス
今日も上信越道・藤岡ICにある道の駅・ラランの話です
道の駅・ララン内にある「花の交流館」の壁には、ハイビスカス(=別名:仏桑花) が咲いていました
レンガウォールにハンギングで飾られたものですが、花木のハンギングは珍しく、おしゃれな景観です
ハイビスカスとは、アオイ科フヨウ属 そこに含まれる植物の総称を呼び、日本では、そのなかでも熱帯および亜熱帯性のいくつかの種がとくに「ハイビスカス」と呼ばれ、南国のイメージをかもす植物として親しまれています
ハイビスカスはインド洋や 太平洋の島々が原産地で、花期は夏です
摘んでもなかなかしおれないので、ハワイなどで 「レイ(花の首飾り)」 に使われる花としてよく知られています
ハイビスカスの花は一日花で、蕾を次々につけて咲きます
花は葉の付け根(葉脇)から生じて、1つの花に雄しべ・雌しべをそなえる両性花です
大きな広漏斗状の5弁花を開き、特徴のある管状に合わさったおおくの雄しべと雌しべ(=蕊柱といいます)を突き出します
園芸品種が多く、花色、柄、サイズなど様々です
開いていた花のアップをしてみました
鮮やかな花色と長く突き出た蕊(しべ)がとても印象的です
花の種類によって、「蕊」の表情も変わって見えます
雌しべの数が5個あります
花色の赤いものには赤い雌しべ、黄色い花には黄色の雌蕊・・・なんか微笑ましく眺めてきました
ハイビスカスの花言葉は、 「 私はあなたを信じます 」、「 常に新らしい美 」、「 繊細な美 」、「 新しい恋 」 です
花色で花言葉は少し違っているようです
因みに赤いハイビスカスは、「 勇敢 」 、白いハイビスカスは、「 繊細な美 」 、ピンク色のハイビスカスは、「 華やか 」 です
「ヒョウタン」細工の展示会があり、独特の芸を堪能しました
先だって、上信越道・藤岡ICにある「道の駅ららん」で、瓢箪(ヒョウタン)の加工品展覧会 が開かれているのを知り見に行ってきました
以前もこの展覧会を見たことがありましたが、見るたびに感心です
ヒョウタンでこんなものができるのかという事もそうですが、色塗りや形を利用した表現がとてもユニークです
解説は必要ないでしょう
鑑賞してください
それにしても色柄や、形の独特な面白さは、味わい深かったです
オニユリ(鬼百合)″ が早朝に開いていました
早朝ウォーキングの時見かけたオニユリ(鬼百合と書きます)です
梅雨は開けたのですが、このところお天気の悪い日が、続いています
ちょっと曇ったこの日・ウォーキングコース途中のお宅の庭で沢山のオニユリが咲いていたのでパチリしました
オニユリ(鬼百合)とは、ユリ科ユリ属の植物で、日本では北海道から九州の平地から低山で普通に見られ、一説には中国からの渡来種と言われています
オニユリは、大型の鱗茎(りんけい)をもつ多年草で、茎は直立して約1~2mの高さとなります
茎の上半部には腺毛があって、新しい葉は垂れていますが、すぐ横にひろがり、葉は互生し密について、葉の脇に黒紫色のむかごを作ります
葉の形は小さめの披針形で先端はゆるく尖っています
花季は7~8月で、茎の上部の葉のわきより長い花柄を出し、先のそり返った6花被のユリ花をつけます
花被片(花弁)は橙赤色で、内面に黒紫色の斑点と短い突起があります
オニユリは、3倍体で不稔性(ふねんせい)のために、種子ができず、地下の鱗茎と葉の付け根につく暗紫色の地上茎・「むかご」で繁殖します
開き始めたオニユリの姿です
妖艶な姿ですが、・・・
オニユリの花言葉は、 「 賢者 」、「 愉快 」、「 華麗 」、「 陽気 」 です
ユリの葯(やく)にある赤褐色をした花粉は、衣類などにつくと落ちませんから用心です
尚生け花の場合には、葯(やく)を取り除いて生けた方が花が長くもちするのだと生け花に明るい友人が教えてくれました
セイヨウイワナンテンを見つけました
造園の看板を掲げた花木店の花棚で、西洋イワナンテンの名札が挿してあるポット苗を見つけました
名札を拡大すると・・・
ポット苗は、西洋イワナンテン・レインボウといい、ツツジ科イワナンテン属の常緑広葉低木です
セイヨウイワナンテンは、庭のグランドカバーや低い位置の緑として、葉色の変化が楽しめるカラーリーフとして人気あるそうです
特にレインボウはピンク、白、黄の斑が入ったものとしてよく出回っているようです
セイヨウイワナンテンは比較的丈夫な性質で周年葉の色を楽しめる常緑種であり、アレンジの仕方によって、和風にも洋風にもマッチするそうです
日陰にも強いので、暗い場所に明るさを添えることができるし、背丈もそれほど大きくならないので、玄関先に植えることもできると、造園やさんもおすすめみたいで、納得です
価格表の380円はお買い得って訳かな・・・挿し木もできるらしいから増やせるって!!
ポット苗の中で、下垂した花穂につぼみがついているのが見えました
イワナンテンの仲間はツツジ科のなかでも花が小さく、下垂して咲く種類が多いため、せっかくの花が葉に隠れがちです
西洋イワナンテンの花は満天星ツツジのような小さな花が5月頃咲くようですが、このポット苗はこれから咲くようです
花よりも枝が弓状に伸び、厚く光沢のある常緑の葉が色変わりする様子を鑑賞するのが本命のようです
背丈は1~1.5mほどになり、画像のレインボウはやや黄色の斑入り葉ですが、葉色がピンク、クリームイエローなど様々な彩りを見せるものもあるそうです
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