ダンポポの種

備忘録です

雨の合間に

2012年03月24日 23時47分10秒 | 鉄 道
本日、雨の合間に撮影。

近鉄京都線、上鳥羽口(かみとばぐち)駅ホームにて撮影しました。



↑上鳥羽口は、京都駅から3つ目の駅ですが、上り線・下り線ともに待避線(副本線)を備えた「追い抜き可能駅」です。
 待避線(副本線)は内側に配置され、ホームは上下共用の島式1面で対応。通過列車は〝ホームに触れず〟に、外側線(本線)を駆け抜けます。
 ここは高架駅ですが、画像の左には、その線路のうえをさらに跨いでいる高架が見えます。これは、阪神高速8号京都線です。



↑「終点の京都駅まで、あと3駅…!」ですが、京都ゆき各駅停車はこの駅で後続の特急列車に道をゆずります。(昼間ダイヤ)
 今回のダイヤ変更により、昼間の上鳥羽口では、この光景が〝ほぼお約束〟のシーンになりました。
 すべての各駅停車が特急待避するわけではないけれど、昼間は、ほとんどの各駅停車(京都ゆき)がここで〝待ち〟ます。
 『ここまで来たのなら、待避せず、そのまま京都駅まで逃げ切ったらどうか?』とも思うのですが…、特急を先に通すんやね~
 この駅に待避線が設置されているということは、こういう使い方(ダイヤ設定)をするしかないだろ、ということなのかな。
 なお、上鳥羽口で特急待避する京都ゆき各駅停車は、それより手前の大久保や向島では特急待避をしません。(←但し、急行待避をすることがあります)



↑こちらは、下り線。
 いつまでも列車を見送ってくれているかのような(?)京都タワーに別れを告げて、天理ゆき急行が高架の線路を響かせながら通過していきます。
 ダイヤ変更により、昼間の京都線から「天理直通の急行」が減ってしまいましたが、それでも絶滅したわけではありません。
 昼間の一部時間帯を除けば、今まで通りに天理ゆき急行にめぐりあうチャンスがあります。(←そんなに珍しいことでもありませんが…
 ちなみに…、この画像の列車(先頭車両が8101号の編成)は、先日私が興戸駅で撮影した橿原神宮前ゆき各駅停車に充当されていたヤツですな。
 今さら言うことでもないですが、この車両も毎日黙々と駆け回っているんだなぁ。お疲れさま。



↑京都方向を遠望。
 隣駅の、十条駅が見えています。駅間はほぼ一直線なので、肉眼でも隣駅ホームの影をどうにか確認できます。
 『近鉄時刻表』によると、上鳥羽口~十条間の駅間距離は1.0km。



◎おまけ画像(以下は、丹波橋駅で撮影)


↑丹波橋に停車中の、橿原神宮前ゆき急行。
 最後尾までフレームに入ったと思っていたのだけれど、5両目までしか写ってないやんか
 画面左端、京都行きホーム(私が立っているホーム)に人影があったので、それを避けようとして、きわどく写し過ぎた…
 新ダイヤ移行後も、今まで通り、京都線の急行は6両編成で運行されています。



↑相互乗り入れの車両どうしが、丹波橋ですれ違います。
 右が、京都市交10系の新田辺ゆき各駅停車(国際会館発→新田辺ゆき)。
 左が、近鉄3220系の国際会館ゆき各駅停車(新田辺発→国際会館ゆき)。
 画像の3220系は第3編成です。
 以前、ど派手にグリーンとかピンクの塗装とイラスト類を全身にまとって走っていた、〝京都・奈良ラッピング電車〟だった編成です。
 現在はラッピング塗装が終了しており、ほかの近鉄電車(シリーズ21系列)と同じ色に塗り直されて活躍しています。



↑地下鉄線から乗り入れてきた奈良ゆき急行。
 ひとつ手前の停車駅-竹田で、近鉄京都発の各駅停車からの乗換客を受けて走ってきます。
 この先、大久保で新田辺ゆき各駅停車に、新田辺で大和西大寺方面への各駅停車に、それぞれ接続します。
 以前のダイヤからそうだったのですが、新田辺で西大寺ゆき各停に連絡するっていうのが、この急行の特徴です。
 私にとっては大変便利です。その点では、近鉄京都発の急行よりも便利なんです。




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