朝鮮日報日本語版の過去記事

　韓国の三大新聞のサイトには，日本語版のページがあります（当ブログのブックマーク参照）。

　ときどき誤訳があるとはいえ，ちゃんとネイティブチェックも行われているようで，読みやすい日本語です。東亜日報の日本語版は朝鮮日報，中央日報に比べて翻訳される記事の数が少ないですが，ワンクリックで韓国語原文を参照できる長所があります。韓国語を勉強中の日本人，あるいは日本語を勉強している韓国人は，対訳学習にも使えます。

　ただし，東亜日報は過去記事の検索ができないのが難点。その点，朝鮮日報，中央日報は過去の記事でも検索ができるのが便利です。

　朝鮮日報と中央日報を比べると，中央日報の検索対象はあまり広くない。過去何年分という制限があるようです。一方朝鮮日報は，ネット配信が始まって以来のすべての記事が検索できるところがよかった。

　ところが，最近朝鮮日報の方針が変わり，記事の公開期間が１週間になってしまいました。ただし，「エンタメコリア取り放題」に入会して月額３００円ちょっとを払えばすべての過去記事が見られるそうです。要するに，記事検索が有料化されたというわけですね。

　もともと，ネットがなかった時代，過去の新聞記事を探すには図書館に行って「縮刷版」を見なければならなかったわけで，日本の新聞もほとんどが有料。朝鮮日報の過去記事無料検索し放題というのは過剰サービスだったともいえるでしょう。

　結果的に，私のブログの中にあった過去記事へのリンクもつながらなくなりました。参照していただくためには，上のサイトに入会する必要があります。

　ただ，一部の記事（古めの記事）は，当ブログのブックマークにある「ＷＡＹＢＡＣＫＭＡＣＨＩＮＥ」を使って無料で見られる可能性があります。

　たとえば２００８年１月１４日の記事（→リンク）には，朝鮮日報の記事へのリンクが貼られています。

　クリックすると，こんな画面が出ると思います。

　そのアドレスをコピーし，ＷＡＹＢＡＣＫＭＡＣＨＩＮＥの検索ボックスで検索すると，こういう画面が出て，記事に行き着けます。

　ブログの過去記事の中のリンクが切れているとき，あきらめる前に一度試してみてください。