最近映画を観てないなあ、ってどのくらい最近かというと、2週間前に観たのが最後。
切実に観たいという映画がみあたらず、その2週間前というのも京橋のフィルムセンターで観た黒沢明監督の「蜘蛛之巣城」(1957年)。ストーリー展開も俳優の演技も、そしてとくに幻想と現実の間(あわい)といった雰囲気の映像も確固たるカタチが決まっていて見応えがありました。私の好きな山田五十鈴、さすがです。「マクベス」を忠実に時代劇に翻案した作品とのことで、あの「バーナムの森が動く」という場面はどうなっているのだろう、と興味をもって観ていたのですが、期待は裏切られなかったですね。怒鳴り声のセリフが多くて聞き取りにくかったのは他の多くの黒沢作品と同様でしたが。このような映画は、やはりあの時代でなくては作れないのでしょうかねー・・・。
さて、今期待の韓国映画というと、「アジョシ」は9月17日公開ですか、待ち遠しいなー。9月16~25日の<アジアフォーカス・福岡国際映画祭>、行ければいいのですが・・・。韓国映画は「凍てつく夜に」(「見張り(番人)」)と「浄土アニャン」が上映されます。
★★★ Daumの人気順位(8月9日現在上映中映画) ★★★
【ネチズンによる順位】
①トゥルー・マッ(味)・ショー(韓国) 9.7(266)
②アンサンディ 9.5(65)
③インサイド・ジョブ 9.4(40)
④ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2 9.3(1062)
⑤サニー(韓国) 9.3(3201)
⑥未来を生きる君たちへ 9.2(76)
⑦カストラート 9.1(56)
⑧リオ 9.1(106)
⑨庭を出ためんどり(韓国) 9.0(389)
⑩名探偵コナン:沈黙の15分(日本) 8.9(97)
新登場は⑩だけ。この分野だけは日本作品が圧倒。
【専門家による順位】
①ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2 8.5(6)
②トスカーナの贋作 8.3(6)
③イリュージョニスト 8.0(6)
④アンサンディ 8.0(5)
⑤茂山日記(韓国) 7.9(11)
⑥インサイド・ジョブ 世界不況の知られざる真実 7.5(2)
⑦心臓が鼓動する(韓国) 7.5(2)
⑧告白(日本) 7.3(9)
⑨高地戦(韓国) 7.2(10)
⑩庭を出ためんどり(韓国) 7.0(7)
若干の順位変動等はありましたが、新登場はありません。
★★★ 韓国内の映画 週末の興行成績[8月5日(金)~7日(日)] ★★★
韓国初の3D大作「7鉱区」が100万人を超えて1位に
順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・封切り日・・・・・・週末観客動員数累計・・・・観客動員数・・・・上映館数
1・・7鉱区(韓)・・・・・・・・・・・・・・・・8/04・・・・・・・・・1,160,483・・・・・・・・・・・・1,361,004・・・・・・・・・915
2・・クイック(韓)・・・・・・・・・・・・・・・7/20・・・・・・・・・・・370,530 ・・・・・・・・・・・2,337,781・・・・・・・・・483
3・・高地戦(韓)・・・・・・・・・・・・・・・7/20・・・・・・・・・・・331,641 ・・・・・・・・・・・2,481,753・・・・・・・・・465
4・・庭を出ためんどり(韓)・・・・・・7/27・・・・・・・・・・・252,350 ・・・・・・・・・・・・・882,507 ・・・・・・・・372
5・・名探偵コナン: ・・・・・・・・・・・・8/03・・・・・・・・・・・223,555 ・・・・・・・・・・・・・328,763・・・・・・・・・348
沈黙の15分(日)
6・・ハリー・ポッターと ・・・・・・・・・7/13・・・・・・・・・・・157,538 ・・・・・・・・・・・4,237,012・・・・・・・・・326
死の秘宝 PART2
7・・リオ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7/28・・・・・・・・・・・・96,273 ・・・・・・・・・・・・・578,736・・・・・・・・・300
8・・最終兵器 弓(韓)・・・・・・・・・・8/10 ・・・・・・・・・・・77,420・・・・・・・・・・・・・・・97,645・・・・・・・・・237
9・・寄生霊(韓)・・・・・・・・・・・・・・・・8/10 ・・・・・・・・・・・53,572・・・・・・・・・・・・・・・55,651・・・・・・・・・251
10・・キャプテン・アメリカ:・・・・・・7/28・・・・・・・・・・・・33,150・・・・・・・・・・・・・・497,092・・・・・・・・・231
ザ・ファースト・アベンジャー
14週連続でベスト10に入っていた「サニー」が消えました。13位、動員数は7,323,110です。
新登場は1・5・8・9位の4作品。1~4位まで韓国作品というのは今年初めて、かと思ったら、1月第2週にありましたね。
1位、韓国初の3D映画で、100億を越える製作費をかけた大作。公開して即トップ。3日間で100万人突破という勢いです。さるブログによると、「7鉱区」というのは済州島と九州の間にある大陸棚地域。「韓日共同開発区域(JDZ)」が正式名称で、大規模石油・ガス埋蔵地なのだそうです。そこの海上に浮かぶ石油ボーリング船で、乗組員たちが謎の深海生命体と死闘を繰り広げる、という物語。少し前の記事で、「この映画の紹介記事を見ると、一昨年読んだ世界的ベストセラーSF小説「深海のYrr」と重なっていまうのですが・・・」と書きましたが、たぶん「7鉱区」の怪物はゴカイではないでしょう。では、どんな怪物? ・・・と訊かれても困りますが。
8位、1636年に清が朝鮮に侵入した丙子胡乱の時、逆賊の子孫のナミ(パク・ヘイル)が清に囚われている姉(ムン・チェウォン)を救うため、弓1本で清の数十万人という大軍に立ち向かっていくという物語。あら、パク・ヘイル、初の時代劇でないの! 最近ホントにいろんな映画に出てますねー。今回はポスターを見ても彼とはわからない変身ぶり。本人の言によると、撮影中2回落馬したとか。
9位、原題の「기생령」を見て、「妓生(기생.キーセン)」が化けて出てくるのかと思ってしまいました。ハングルだと「寄生」と同じですからね。ホントは殺された子どもの魂が他人の体に憑りついて起こる謎の殺人事件を描いたホラー映画。T-araのヒョミンも出演します。「「寄生霊」、異音発生で公開48時間延期」というニュースも怖くないですか?
切実に観たいという映画がみあたらず、その2週間前というのも京橋のフィルムセンターで観た黒沢明監督の「蜘蛛之巣城」(1957年)。ストーリー展開も俳優の演技も、そしてとくに幻想と現実の間(あわい)といった雰囲気の映像も確固たるカタチが決まっていて見応えがありました。私の好きな山田五十鈴、さすがです。「マクベス」を忠実に時代劇に翻案した作品とのことで、あの「バーナムの森が動く」という場面はどうなっているのだろう、と興味をもって観ていたのですが、期待は裏切られなかったですね。怒鳴り声のセリフが多くて聞き取りにくかったのは他の多くの黒沢作品と同様でしたが。このような映画は、やはりあの時代でなくては作れないのでしょうかねー・・・。
さて、今期待の韓国映画というと、「アジョシ」は9月17日公開ですか、待ち遠しいなー。9月16~25日の<アジアフォーカス・福岡国際映画祭>、行ければいいのですが・・・。韓国映画は「凍てつく夜に」(「見張り(番人)」)と「浄土アニャン」が上映されます。
★★★ Daumの人気順位(8月9日現在上映中映画) ★★★
【ネチズンによる順位】
①トゥルー・マッ(味)・ショー(韓国) 9.7(266)
②アンサンディ 9.5(65)
③インサイド・ジョブ 9.4(40)
④ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2 9.3(1062)
⑤サニー(韓国) 9.3(3201)
⑥未来を生きる君たちへ 9.2(76)
⑦カストラート 9.1(56)
⑧リオ 9.1(106)
⑨庭を出ためんどり(韓国) 9.0(389)
⑩名探偵コナン:沈黙の15分(日本) 8.9(97)
新登場は⑩だけ。この分野だけは日本作品が圧倒。
【専門家による順位】
①ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2 8.5(6)
②トスカーナの贋作 8.3(6)
③イリュージョニスト 8.0(6)
④アンサンディ 8.0(5)
⑤茂山日記(韓国) 7.9(11)
⑥インサイド・ジョブ 世界不況の知られざる真実 7.5(2)
⑦心臓が鼓動する(韓国) 7.5(2)
⑧告白(日本) 7.3(9)
⑨高地戦(韓国) 7.2(10)
⑩庭を出ためんどり(韓国) 7.0(7)
若干の順位変動等はありましたが、新登場はありません。
★★★ 韓国内の映画 週末の興行成績[8月5日(金)~7日(日)] ★★★
韓国初の3D大作「7鉱区」が100万人を超えて1位に
順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・封切り日・・・・・・週末観客動員数累計・・・・観客動員数・・・・上映館数
1・・7鉱区(韓)・・・・・・・・・・・・・・・・8/04・・・・・・・・・1,160,483・・・・・・・・・・・・1,361,004・・・・・・・・・915
2・・クイック(韓)・・・・・・・・・・・・・・・7/20・・・・・・・・・・・370,530 ・・・・・・・・・・・2,337,781・・・・・・・・・483
3・・高地戦(韓)・・・・・・・・・・・・・・・7/20・・・・・・・・・・・331,641 ・・・・・・・・・・・2,481,753・・・・・・・・・465
4・・庭を出ためんどり(韓)・・・・・・7/27・・・・・・・・・・・252,350 ・・・・・・・・・・・・・882,507 ・・・・・・・・372
5・・名探偵コナン: ・・・・・・・・・・・・8/03・・・・・・・・・・・223,555 ・・・・・・・・・・・・・328,763・・・・・・・・・348
沈黙の15分(日)
6・・ハリー・ポッターと ・・・・・・・・・7/13・・・・・・・・・・・157,538 ・・・・・・・・・・・4,237,012・・・・・・・・・326
死の秘宝 PART2
7・・リオ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7/28・・・・・・・・・・・・96,273 ・・・・・・・・・・・・・578,736・・・・・・・・・300
8・・最終兵器 弓(韓)・・・・・・・・・・8/10 ・・・・・・・・・・・77,420・・・・・・・・・・・・・・・97,645・・・・・・・・・237
9・・寄生霊(韓)・・・・・・・・・・・・・・・・8/10 ・・・・・・・・・・・53,572・・・・・・・・・・・・・・・55,651・・・・・・・・・251
10・・キャプテン・アメリカ:・・・・・・7/28・・・・・・・・・・・・33,150・・・・・・・・・・・・・・497,092・・・・・・・・・231
ザ・ファースト・アベンジャー
14週連続でベスト10に入っていた「サニー」が消えました。13位、動員数は7,323,110です。
新登場は1・5・8・9位の4作品。1~4位まで韓国作品というのは今年初めて、かと思ったら、1月第2週にありましたね。
1位、韓国初の3D映画で、100億を越える製作費をかけた大作。公開して即トップ。3日間で100万人突破という勢いです。さるブログによると、「7鉱区」というのは済州島と九州の間にある大陸棚地域。「韓日共同開発区域(JDZ)」が正式名称で、大規模石油・ガス埋蔵地なのだそうです。そこの海上に浮かぶ石油ボーリング船で、乗組員たちが謎の深海生命体と死闘を繰り広げる、という物語。少し前の記事で、「この映画の紹介記事を見ると、一昨年読んだ世界的ベストセラーSF小説「深海のYrr」と重なっていまうのですが・・・」と書きましたが、たぶん「7鉱区」の怪物はゴカイではないでしょう。では、どんな怪物? ・・・と訊かれても困りますが。
8位、1636年に清が朝鮮に侵入した丙子胡乱の時、逆賊の子孫のナミ(パク・ヘイル)が清に囚われている姉(ムン・チェウォン)を救うため、弓1本で清の数十万人という大軍に立ち向かっていくという物語。あら、パク・ヘイル、初の時代劇でないの! 最近ホントにいろんな映画に出てますねー。今回はポスターを見ても彼とはわからない変身ぶり。本人の言によると、撮影中2回落馬したとか。
9位、原題の「기생령」を見て、「妓生(기생.キーセン)」が化けて出てくるのかと思ってしまいました。ハングルだと「寄生」と同じですからね。ホントは殺された子どもの魂が他人の体に憑りついて起こる謎の殺人事件を描いたホラー映画。T-araのヒョミンも出演します。「「寄生霊」、異音発生で公開48時間延期」というニュースも怖くないですか?
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます