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都司嘉宣氏への提言:デブはデブとしての自覚をきちんと持て!

2012-03-25 | 大川小学校
投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2012年 3月25日(日)22時03分25秒

大川小学校のことを調べていたら、これは人災ではないかという考え方に傾いてきて、下の投稿を書いた時点では民事のみならず刑事手続きで事実を明らかにすべきではないかと思っていたのですが、刑事の方はやはり難しいですかね。
今日、左手にカメラ、右手に携帯電話をストップウォッチ代わりに持って雪が残る草付き部分の一段目を登ったところ、しっかり転びました。
そこで、カメラを肩から斜めにかけて、携帯電話を仕舞い、両手を自由にした状態で登り直したところ、今度は転びはしませんでしたが、やはり雪があると登りづらいですね。
ただ、気温がかなり高い状態だったので、雪そのものではなく、その下のゆるんだ泥で滑りました。
気温が低い場合はどうだったのかは分かりません。
完全に凍り付いているならともかく、固く締まっている状態なら、むしろ登りやすかったかもしれません。
都司嘉宣氏が「ほぼ傾斜角45度の急斜面」と言われている草付き斜面の角度ですが、これはいくら何でも大げさですね。
都司氏はスキーをした経験がないのでしょうか。
最大斜度35度を超える急斜面があれば、上級コースの中でも特に難易度が高いコースで、上から覗き込むと怖いような感じがしますね。

参考:「急斜面があるスキー場:35度を超えるコース」
http://airstyle.fc2web.com/kyuu-syamen/
http://airstyle.fc2web.com/kyuu-syamen/35-touhoku.html#3

大川小学校の裏山の草付き斜面はせいぜい30度程度ですね。
「大の大人が草をつかみながら苦心惨憺し、たどりつくのがやっとだった」も単なるメタボの個人的感想に過ぎません。

ここで都司嘉宣氏への提言をまとめておきます。

提言その1;理系の学者は数字を正確に!
提言その2:デブはデブとしての自覚をきちんと持て!

さて、草付の二段目は少し角度が増していて、圧迫感がありますね。
私は登りやすそうな場所を探して、東端の竹藪との境の部分を登ってみましたが、二番目の平場に近づくと相当に高度感もあり、普通の小学生が登るのは無理かなと思います。
要するに、雪の状態が悪ければコンクリートの平場への草付き斜面を登れない子供が相当出る可能性があり、また、コンクリートの平場に登れたとしても、その上への逃げ場がないですね。
津波遡上高が海抜9.4メートルだと事前に知っていれば、ここは「理想的な避難場所」ですが、そんなことは誰にも分からないですからね。
とすると、結局、父兄の一部が言われている場所がやはり一番良いのかなと思います。
写真は二段目の平場と、そこから見た周辺の光景です。

>職人太郎さん
日文研の新所長に妖怪博士の小松和彦氏が就任すると聞いて驚きましたが、井上章一氏が所長となる時代も近いのですかね。
そうなったら少しコワい感じもします。

http://www.kobe-np.co.jp/news/bunka/0004855757.shtml

※写真
http://6925.teacup.com/kabura/bbs/6304
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校長の認識

2012-03-25 | 大川小学校
投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2012年 3月25日(日)08時31分35秒

「記憶の部屋」というサイトに大川小学校関係の記事がまとめてあって便利なのですが、『毎日新聞』2011年4月19日付記事に次の記述があります。

---------
 なぜすぐに裏山に避難しなかったのか--。大川小学校の惨劇への疑問は、この一点に集約される。
 石巻市は、大川小学校への津波到達を想定していなかった。市の「防災ガイド・ハザードマップ」は、同小を避難所として「利用可」としている。柏葉校長は「堤防を越える津波が来たらもたないので、山に避難場所をつくろうと職員で話はしていた。裏山は泥炭地でつるつる足が滑るので、階段をつくれるといいなと話していたが、そのまま震災になった」と明かす。
 校舎に残る三つの時計は、いずれも3時37分を指し止まっている。地震から津波到達まで、 恐らく40~50分あった。9日の保護者への説明会では、校庭で点呼を取るなどした対応に「なんですぐに逃げろって言わなかったのか」と非難の声も出た。だが一方「108人誰も欠けないように点呼し、先生はよくやってくれた。誰が悪いと思ったことはない」と話す保護者もいる。
http://memory.ever.jp/tsunami/higeki_okawa.html

ここで柏葉照幸校長が「裏山は泥炭地でつるつる足が滑るので、階段をつくれるといいな」と言っている「裏山」とは草付きの部分みたいですね。
この認識がその後の石巻市教育委員会やマスコミの認識の基調になっているような感じがするのですが、柏葉氏はこの認識をどのように得たのですかね。
実際に草付の部分を歩いてみたことがあるのか、それとも下から見上げての思い込みなのか。
私の住んでいる宮城県南部では一昨日の夜から昨日の朝にかけて雪が降り、大川小学校付近も同様に雪が降ったらしいので、今日、もう一度行ってみて、雪が残っている場合に登れるのかどうかを調べてこようと思います。
柏葉氏の認識について、地元の人がどのように思っているのか、同じような認識を抱いているのかも少し調べてみたいですね。
また、この『毎日新聞』記事に載っている上空から大川小学校周辺を撮影した写真には、私が登ったコンクリートの平場が鮮明に写っていますが、更にその上に3本の線が見えていて、上にも平場があるようですね。
一昨日訪問した際に、一段上の平場があることには気づいていたのですが、実際には登ってみませんでした。
上の平場の様子も確認してみようと思います。
今日の正午くらいに裏山を登ったり降りたりしている長靴を履いた中年男がいたら、それは私ですので、地元の人でこの掲示板をご覧になっている方がいれば声をかけて下さい。

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