裏磐梯 秋元湖にほど近い森の中から・・・

裏磐梯の森の中の家、薪ストーブ、庭、山、酒、音楽を愛する独居老人の日常生活の記録、綴り続ける備忘録。

 

サラサーテの盤

2010年12月16日 | 本を読む

内田百のサラサーテの盤を読む。昨日郡山の書店に寄った時、買ってしまった。帰宅後すぐ読み、そして今日ストーブの前でゆっくりと再読している。

サラサーテの盤には近づきたくなかった、読みたくなかった、だがついに読んでしまった・・・

最も繰り返し観る映画、私にとって比類のない映画、鈴木清順のツィゴイネルワイゼンの原作であるからだ。

読後の落胆は、内田百のサラサーテの盤の存在は鈴木清順のツィゴイネルワイゼンという作品を損ねてしまうという心配、それはまったくの杞憂だった。

背筋が寒くなる恐怖、忍び寄る説明不能な空恐ろしさ、現界と霊界をさまよう夢想の世界は損なわれることなく、

さらに強烈に増幅されてツィゴイネルワイゼンの映画に見事に昇華されていることを知った。

映画、ツィゴイネルワイゼンの主観的説明は無用。

是非ご覧あれ。

 

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この雪は根雪に・・・

2010年12月15日 | 日常生活

昼過ぎから雪。

買い物に出かけた郡山は時々空から風花が舞い降りる。気温2℃、寒い。ようやく冬らしくなった。

孫たちのクリスマスプレゼント、お歳暮手配。町はまだ師走という活気が感じられない。

帰路、裏磐梯に登るにつれ雪道。家付近の雪道で周囲の安全確認後、試しに急ブレーキ、ABS作動、横滑りなど車の乱れなく停止。

スタッドレスタイヤの性能を確認する。

初めての真冬日、雪は降り止まない。降り方から見てドカ雪にはならないだろう。明日も雪の予報。いよいよ雪に囲まれた生活が始まる。

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霧の森 バロック音楽 そして・・・

2010年12月14日 | 聴く・観る・オーディオ・映画・パソコン

朝から霧が深い。窓の外の景色を眺めていると突然、頭の中に音楽が流れる・・・風景と音楽がつながってしまった。

コルボ、ローザンヌのLP8枚に及ぶ長大なモンテベルディー、倫理的宗教的な森。

薪ストーブの炎を見ながら駆け巡る思いは次から次、このLPを手に入れた頃の事、ライナーノートによれば1969年、その頃は・・・

バロック音楽に夢中だった・・・ヴィヴァルディ、テレマン、コレルリ、クープラン・・・

そしてバロック音楽の夕べ、めちゃめちゃに忙しい、それでも何とか時間をやり繰りし、出向いた銀座山野楽器7階?小ホール、月一度開催のサロンコンサート、小林道夫のチェンバロ演奏の事など・・・

思い出は次から次、時としてモンティベルディーが耳から消えてしまう。

必然的に聴くバロック音楽はバッハへ、そしてシュッツ、ガブリエーリ、モンテベルディー・・・へと

シュッツのマタイ受難曲の衝撃、ガブリエーリのイントナツィオーネのことなど。

モンテベルディー、ガブリエーリ、ヴィヴァルディとなるとヴェネツィア、サン・マルコ大聖堂・・・

サン・マルコ大聖堂に一度では満足できず、再度足を運んだことなど駆け巡る思い出は次から次・・・

窓の外、いつしか霧はすっかりきえてしまった。冬枯れの森が遠くまで見通せる、雲のかかった磐梯山が樹間からうっすら見える。

 

 

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氷雨

2010年12月13日 | 日常生活

気温低いものの雪にならず、一日氷雨。

山は雪だろう。甲府沼から磐梯山を眺めようとしたが暗雲立ち込め、まったく見えず。

氷雨降る森、実に静かだ。

 

 

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また冬の仕事が1つ増え・・・

2010年12月12日 | 日常生活

庭に餌台を置いた。

ヒマワリの種を求めて野鳥たちがたくさんやってくる。今年の冬も彼らと一緒にやり過ごすことになろう。

早い、時の過ぎるのがあまりに早い。今年もその季節がめぐってきてしまった。

残り少ない人生に激変がないことを祈ろう。何事もなく、変化の少ない繰り返し、平穏無事、過ぎ行く人生を単純に感謝しようと思う・・・

 

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恵みの暖かい一日

2010年12月11日 | 日常生活

暖かい。体を動かすと汗が出る。

一日バラの選定、雪囲い。

やっと裏庭もすべて終わる。今年は時間がかかった。

これで安心してドカ雪を迎えることができる、ゆったりとしていられる。

夕暮れ、大量の選定したバラの枝を集め、火を放つ。煙が穏やかに流れる。

来週からずっと雪の予報。間に合った。満足。

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降雪少し・・・

2010年12月10日 | 日常生活

雪、ほんの少し。

明日11日ネコマ、アルツスキー場オープン。

一部滑走可能、来週あたり、もうドカ雪がほしい時期だ。

我が家はまだまだ冬の準備が終わってなので助かるけれど・・・

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冷え込む

2010年12月09日 | 日常生活

雪がちらついている。

寒い。

甲府沼、凍り始める。対岸から氷が攻めてくる。

すでに湖面の半分が凍りついた・・・

 

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イボ竹

2010年12月08日 | Gardening

昨日3箇所のホームセンターを捜し歩きやっと70本ほどの長さ1500ミリ太さ16ミリのイボ竹を手に入れた。

鉄パイプにプラスティックをコーティングしたグリーンの支柱がイボ竹と称されるおなじみのもの。

これでもシーズンをはずすと手に入りづらい。

いつもの年は竹の支柱を使い、春には取り除いてしまう。バラのしなだれる自然な容姿のためには支柱は邪魔以外の何者でない。

だが、雨の季節、雨を溜め込み、倒れこんでしまうバラの手入れほど不快なことはない。

今年は抜かずに半永久的な支柱をづーと・・・と。 菜園でもあるまいし、これだけはやりたくなかった・・・

芽吹きの季節、せめて支柱が目立つことなく溶け込むよう工夫しようと思う。

ハンマーで打ち込む。p・p・ロープでしっかり縛り付ける。まだまだ作業は終わらない。また雪が降ってくる、寒い。

明日はまた不足のイボ竹を探しに行くことになろう。それにしてもイボ竹、なんと言う名前だ・・・

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暗い・・・

2010年12月07日 | 日常生活

曇天、今にも雨か雪になりそう・・・

気温低くなったものの雪になることはないだろう。

夕暮れの甲府沼、この様子では湖面の氷結はだいぶ先になりそう気配。

だが、厳しい寒さがやってくれば音を立てるかのようなスピードで氷が水面を埋めてしまう・・・

それはあっという間だ。

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今日も異常に暖かい

2010年12月06日 | 日常生活

郡山からの帰り道、三森峠を越える。

気温15度、この時期この暖かさは異常だ。

風景が霞み、まるで春のようだ。猪苗代湖越しの磐梯山も遠く霞み、うらら、うらら・・・

 

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小春日和

2010年12月05日 | 日常生活

快晴、暖かい。庭の雪、ほとんど消えてしまう。

町に降りる。気温11℃、上着は必要ない。風もなくさらに暖い。

青空に表磐梯山がくっきり。

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二度目の雪

2010年12月04日 | 日常生活

昨日の雨が雪に変わっていた。

カーテンを開ければ銀世界。

まだ気温は高め。風はひどく強い。ストーブの煙、逆流、部屋が煙くさい。

日中数度停電、そのたびに旧式の電化製品の設定をしなおすのはつらい。

根雪になるのはまだ先だろう、そう願う。まだまだやり残しの冬の準備が多いのだ。

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雨 午後から風強し

2010年12月03日 | 日常生活

屋根を取り付けていないビニール温室、昨夜からの雨水を屋根のくぼみに溜め込み、重そうにゆがんでいる。

このままでは壊れてしまう、小雨が降り続いているがいやいや屋根取り付け作業。

天気の良い昨日やってしまえばこんなことにならなかった・・・

2時間ほど雨の中の馬鹿な作業で屋根を乗せ、やっと完了。

それにしてもこの不恰好、少しでも視界の邪魔にならないよう早く雪に埋まってほしいと願う、実に勝手だ。

 

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KNOWING・・・レンタルビデオを観る

2010年12月02日 | 聴く・観る・オーディオ・映画・パソコン

暖かい一日。

引き続き今日もバラの冬囲い。単調な仕事、すぐに飽きてしまう。午前中で作業終了。

昼過ぎ、会津若松に買い物。日暮れが早い、帰路、夕暮れ。

会津盆地に沈む夕日がとてもきれい。

夕食後、レンタルしていたビデオを見る。借りたものの見る時間がなく、返却期日が迫っている。そこで・・・

ニコラス・ケイジ主演、KNOWING、推薦とレンタルの棚に書いてあった、予備知識0・・・

観るや引き込まれる。5.1チャンネルの音響、CG映像の弩迫力に手に持ったウイスキーを飲むのもしばし忘れて・・・満足、娯楽作品はこれでいい・・・

ニコラス・ケージでよかった。これがブルース・ウィリスだったら最後まで観ることができたか・・・宇宙人、これは単純に創造主と考えればOK・・・

太陽の異常フレアで人類滅亡、これもハッピーエンドでないところ、ハリウッド映画としては画期的、ニコラス・ケージがヒーローにならないところ拍手・・・

2012のような甘ちょろいヒューマニズム、ヒロイズムなし・・・

人類の選ばれし、2人の子供の向かう先にある立派な木、これが善悪の知識の木か、あるいは命の木か・・・愚かな人間はまたまた禁断の木の実のなる善悪の知識の木に向かって行き、

禁断のりんごを食べてしまう、愚行の繰り返しだろうか・・・

最後にタイトルの KNOWING、意味深でGOOD・・・

 

 

 

 

 

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