夕暮れの甲府沼。風なく静か、水面に磐梯山を映し込んでいる。
沼に浮かぶ小島のヤマウルシが赤く色づき始めた。
日暮れが早くなった。
ああ、一気に秋がやってくる・・・
胸が締め付けられるように寂しさがこみ上げてくる。
夕暮れの甲府沼。風なく静か、水面に磐梯山を映し込んでいる。
沼に浮かぶ小島のヤマウルシが赤く色づき始めた。
日暮れが早くなった。
ああ、一気に秋がやってくる・・・
胸が締め付けられるように寂しさがこみ上げてくる。
昼過ぎ、ようやく小雨上がり雲間から時々強い日差し。森からエゾハルゼミ鳴き声。
この時間からでは雄国は無理。五色沼の森でも歩こうか。
妻も賛成。久しぶり、新緑の森の小道をゆっくり歩む。エメラルドグリーンに光る沼ぬま、ピンクのタニウツギ、白いムシカリ、あ、こんなところにクリンソウが咲いている・・・
この静かな初夏の五色沼の森の逍遥を二人とも心底満足する。この地に生活する喜び、誇りを感じる。
(6月、森に神様の存在を意識する。光り輝く五色沼、少しローディングに時間がかかりますがフルウインドウでご覧くださいませ)
今日も寒い。だからこそ寒い厳しい雪の中へ飛び出すものよいことだ。
不動滝に行こうか、言えば珍しく妻も乗り気。
スノーシューを持って・・・
小野川沿いの路肩に車を止め、歩き始める。気温-7℃、だが完全装備、寒さは感じない。
今日はまったく人が入っていない。踏みあとのない処女雪の軽いラッセル、木々を抜ける風の音が遥か上空を飛ぶジェット機の音のようだ。
雪が激しく降ってくる。雪煙が上がる、沢音が聞こえる。雪に埋まり低くなった鳥居をくぐってミズナラの森へ。
急坂を上り詰めて不動滝、その滝つぼの青氷の美しさ、来てよかった・・・
わずかな時間の静かな雪の森の散策に心より満足す、明日もどこか行こうとおもう・・・