2年ほど前、プリトヴィッエを歩いている時、スケールは全く違うものと意識しつつも、ふと五色沼遊歩道を歩いているような不思議な錯覚に襲われた。
以後五色沼湖沼群を私は恐れ多くも日本のプリトヴィッエと呼ぶ。
薄曇り、風なく暖か、絶好の散歩日よりの下、私はこの美しき日本のプリトヴィッエを歩く。
弱い初冬の日差しを受け、森の中に日本のプリトヴィッエの湖沼たちは期待通り美しく青く輝く。
この短い時に何物にも代えがたき充足感、幸福感を感じる。
2年ほど前、プリトヴィッエを歩いている時、スケールは全く違うものと意識しつつも、ふと五色沼遊歩道を歩いているような不思議な錯覚に襲われた。
以後五色沼湖沼群を私は恐れ多くも日本のプリトヴィッエと呼ぶ。
薄曇り、風なく暖か、絶好の散歩日よりの下、私はこの美しき日本のプリトヴィッエを歩く。
弱い初冬の日差しを受け、森の中に日本のプリトヴィッエの湖沼たちは期待通り美しく青く輝く。
この短い時に何物にも代えがたき充足感、幸福感を感じる。
快晴。
甲府沼の紅葉が始まった。
あそこににも行きたい、あそこの山にも、
H氏との楽しいガーデンパーティー、バベキュー、芋煮会の約束もある。
急げ、秋が通り過ぎてしまう・・・
そうだ、薪割りも終わらせたい。
欲張り、やりたいこと、たくさんの秋、真っ只中。
春浅い裏磐梯、五色沼遊歩道。
歩む人は誰もいない。
美しき湖沼群、気恥ずかしい気もするが敢えて言ってしまおう。
ここは日本のプリトヴィッツェ、
4月5日の五色沼遊歩道はそれほど美しかった・・・
天気が良い。
今日はどこに行こうか。
不動滝にでも行ってみよう、と。
不動滝に向かう雪の森の道はトレールがしっかり出来ており、スノーシューは不要、車に置いて登りはじめる。
雪山の上に広がる青空が気持ち良い。
豪快に水音を立てて落ち込む不動滝・・・ああ、気分いいなー。
一昨年、対岸に渡る立派な橋が完成、グランデコ側に渡り真正面から滝を眺めることが出来るようになった。
瀑布を見ながら熱々のコーヒー、そしてお菓子。
気温-5℃、やっと大気が引き締まり、冬の森を歩く気分になる。
連休明け、スノーシューは不要だろう。
五色沼の森、いつも通り静か、森をたどる人はまるでいない。
静寂を破るもの、それはハクチョウとカモの羽音と鳴き声のみ、今日は森を吹き抜ける風の音もない。
妻と二人黙々と雪道を辿る。
静かな一休み、熱いコーヒーをすすり、そして甘いケーキを頬張る。
灰色の空から雪が絶え間なく落ちてくる。雪の結晶が見るほど、ゆっくりと。
黒いダウンジャケットに落ちる雪片、カメラで接写撮影、そこに見事な雪の結晶があった。
真夏日か?裏磐梯でも信じられないほど暑い。
荒れた庭の手入れ、庭に立つとじりじり真夏の太陽。
気温の下がった夕暮れ、散歩、久しぶりに五色沼を目指す。
ゆっくり歩きながら美しいグリーン、ブルー複雑な色の湖水を持つ鶴沼を観、更に歩を進めれば裏磐梯の数少ない誇れる諸橋近代美術館。
中世の馬小屋を模した建物は周辺の風景に違和感なく溶け込み、美しい。入館すればダリの世界に圧倒されることだろう。
芝生の庭で磐梯山を見ながら一休みするのもいい。11月末日まで特別展、ダリの遊び―シュルレアリスムとその技法を巡って― 開催中。
五色沼に行く前にビジターセンターに立ち寄り、裏磐梯の自然の知識を仕入れてから行くがいい。
五色沼(毘沙門沼)、もうここは何も言うことはない。時間が許せば美しい沼沼が点在する五色沼遊歩道を奥へ奥へゆっくりと散策を続ければよい。
カーティスクリークから歩いて2,30分、裏磐梯の主要な自然と文化に接することが出来る、これはつくづくすばらしいことだ、誇らしいことだと思う。
時には車を捨て、ゆっくり散歩を楽しんでいただきたいと思う。
明日からまた梅雨空に戻るらしい。
急遽、雄国沼のニッコウキスゲを見に行く。
梅雨の晴れ間をを見逃さないハイカーたちの雄子沢駐車場に入りきれない車、R459の路肩に駐車する長い列・・・
我々も登山口から数百メートル離れた路肩に駐車、ワーこんなこと初めてだ、続く人の途絶えることのない登山道、近年ニッコウキスゲ咲く雄国沼の人気はすごい。
青空の下、雄国沼の湿原に咲くニッコウキスゲの大群落、これほどの見事な黄色い絨毯も多くはあるまい。
来てよかった。
家の近くにこんなすばらしいところがあることを幸せに思う、誇りに思う。
梅雨入り前の爽やかな一時、久しぶりに五色沼の森を歩く。
見慣れた風景とは言え新しい感動がある。
緑の中の弁天沼、去年9月に訪れた沖縄のサンゴ礁の青き海を思い出させる。
山の中にいて海を想う。
小道を辿る妻が青き沼を見ながら一言、また沖縄に行ってみたいな・・・
私も同じ思いだ。
だが今日の一枚は青い弁天沼でなく、瑠璃沼の緑の風景・・・
今までにこの季節にこの小道を歩いた事があっただろうか。
緑の中の小道はとても涼しい。
柳沼、青沼、そして瑠璃沼・・・
涼風が頬をかすめる。
この上なく気分がいい。
中瀬沼周辺の雪の森を歩く。
-5℃、きりりとしまった大気、とても気分がよい。
新雪の上には足跡はない。どこからともなく雪が舞い降りてくる。
完全装備、ちょっと歩くとうっすら汗をかく。
雪の森は無音の世界、ただ一度コゲラが幹をつつく音、その鳴き声。
一時間ほどの散策、誰一人、雪の森に人影はなく、ただただ静寂な厳冬の風景が広がる・・・
快晴、小春日和、ぽかぽかと暖かい。
すっかり明るくなった秋元湖の湖畔の小道を歩く。
厚く積もった落ち葉をカサガサと踏みしめながらゆっくりと歩む。
湖面に浮かぶは冬鳥ホシハジロか。
小道を逸れ、湖面を目指して下る。
浮かぶ島が近づく。見上げる斜面はカエデの紅葉が一層鮮やか、この季節のだけの秘密のスポットへ。
15枚のスライドショー、フルスクリーンでご覧ください。
近くのコンビニへ買い物に行った帰り道、レークラインを中津川駐車場まで車を走らせる。
まさに紅葉真っ盛り、これから紅葉前線は一気に麓に向かって駆け下ることだろう。
ぐずぐずしていられない。
今週中に秋元湖の小道を中津川まで歩いてみよと思う・・・(レークラインから桧原湖、小野川湖俯瞰)
雨、夕方から曇り。
夕暮れの中瀬沼を眺めたくなる。
秋の日暮れは早い。足早に薄暗くなった小道を歩む。
小高い頂に立ち、暗い森の中に光る中瀬沼を見る。
磐梯山は雲の中、頂を見せない。
物音ひとつしない暗い、寂しい中瀬沼の風景。
こんな秋の暗さが見たかった・・・
夕暮れの甲府沼。風なく静か、水面に磐梯山を映し込んでいる。
沼に浮かぶ小島のヤマウルシが赤く色づき始めた。
日暮れが早くなった。
ああ、一気に秋がやってくる・・・
胸が締め付けられるように寂しさがこみ上げてくる。