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裏磐梯 秋元湖にほど近い森の中から・・・

裏磐梯の森の中の家、薪ストーブ、庭、山、酒、音楽、人生を味わい尽くそうとする達人を目指す男の日常生活の記録

 

五色沼 早足散策

2021年08月23日 | 歩く・登る

朝小雨、今日も天気がはっきりしない。

昼過ぎ、雨やみ、手近な五色沼遊歩道を歩く。吹く風に近づく秋を感じる。

黄色く色づいたナナカマドの実、9月の涸沢の見事なナナカマドの紅葉を想像する。

7月に登った涸沢を思い出しながら歩いている。

上高地、徳澤から新村橋、歩きながらずっと考えていたのは井上靖の「氷壁」

この小説からどれほど影響を受けたか計り知れない。

 

 

 

 

涸沢から見る前穂は舞台の東壁と反対、見ることはできない。

窓外のガスに見え隠れする前穂を前にして「氷壁」を読んでみようかと小屋の図書棚を探したが、見つけることができなかった。

奥穂高登頂を諦め、夜明け前に小屋を出発し、休みなし、早足、なんの感激もなく上高地に下った。

糸魚川に出、北陸道、磐越道を休みなしでぶっ飛ばし、そして夕方帰着、いつもの時間に妻と夕食。

なぜ?行きの感動が激しすぎたか、年老い、先なきためか。

今日の五色沼の遊歩道、何故かまた早足で歩いている。

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梅雨明け前の 上高地 穂高 涸沢の静寂な世界

2021年07月29日 | 歩く・登る

一日曇天、小雨。オリンピック、テレビ観戦も飽いた。

先日の上高地、涸沢の映像を編集、You Tubeにアップした。

静寂なこの世のものとも思えぬ美しき上高地、涸沢の映像 ご覧あれ。

 

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上高地 穂高 涸沢 遠い想い出と伴に

2021年07月13日 | 歩く・登る

大学3年の(昭和40年、1965年)夏、立山から奥穂高までの長い縦走(10日以上か)最後のテント泊は涸沢だった。

その中で今でも鮮明に残っている記憶は重いキスリング・ザック、それを背負った危険な槍から奥穂の鎖、梯子連続の難路でもない。

薬師岳のカールをスキーを背負い、滑降訓練のためか(富士山直滑降を成功させた前年)上半身裸で登る三浦雄一郎の姿、

そして涸沢を埋めるテント、(当時、涸沢団地と揶揄されていた)上高地から下るバスが梓川に転落する事故、

激流に流される長い髪の女性の遺体を何度もバスの中から乗客は悲鳴をあげ、目にした。翻弄される黒髪が現実味を失った記憶として残る。

釜トンネルは狭く、交互通行、掘った岩むき出し、今ほど道は整備されていなかった。初めての上高地の記憶は全くない、といっていい。

社会人になって2度目に登った奥穂、4月下旬連休前、涸沢小屋は除雪作業中、従業員と一緒に食べたご飯と鮭カンだけ?の夕食、

それが妙にうまかった記憶。

結婚、団地住まい、2人の子供、小型車を買った。

そんな時、出会った田渕義雄氏著、1980年発行『車で楽しむファミリーキャンプ』

感化され、アウトドアギアを買い集め、休日はあちこちでキャンプ。この書の出会いは私の(家族を含め)その後の人生を大きく変えてしまった。

当時、上高地の6月のマイカー規制はなかった。1980年以降だろう、6月4日の前後の小梨平、テントサイトでは自由に焚き火もできた。

快晴のキャンプ、テント2泊は夢のような時間であった。

2人とも就学前の子供であったが明神池、徳澤あたりまで歩き、上高地の初夏を美しさを家族全員心ゆくまで楽しんだ思い出が残る。

さて、今回の奥穂、沢渡5時10分一番発のバスで上高地に向かう。早朝の上高地の美しさ、正に夢の世界。

目的の奥穂高には登らなかった、が、全く悔いはない。生ビールを楽しみたい、ため横尾からは水飲まず、

涸沢小屋のデッキで穂高の峰々のトルソを肴にMAMMUTロゴ入りのジョッキ2杯。

雨か、コロナか宿泊客は3人、テントは五張り、涸沢団地は寂し過ぎた。

前穂の頂きは一瞬見えたが、奥穂、北穂などの頂きはずっと暗い雲の中、姿見せず。

追って下手な写真だがYouTubeに動画にしてアップしようと思う。

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アイゼン

2021年07月09日 | 歩く・登る

明日、穂高に向かう予定。

涸沢小屋に二泊、天候を見て奥穂高に登ろうかと思う。

ネットで見ると僅かな距離だがザイテングラード取り付き、山荘直下にそれぞれ20~30ⅿの急斜面の残雪があり、

アイゼン、ピッケルは持参のせよと指示がある。物置からまたまた50数年前の鍛造アイゼンを取り出し、ザックの底に押し入れる。

打ち抜き型の軽いアイゼンの時代、こんな古色蒼然たる重い(片側750g)アイゼンなど目にすることなど無かろう。

こんなアイゼンで一ノ倉沢や剣岳、富士山を登っていたが10、12本のツァッケ、いわゆる出っ歯アイゼンも出回り初めていた。

今日では出っ歯のないアイゼンでの氷壁登山は考えられない。(短いシャフトのピッケル、バイルと一緒に使用、

ゆえにロングシャフト、ストック型、長柄のピッケルがこの世から消えてしまった)

が、我々の登っていた冬山は出っ歯を蹴込まなければならい急斜面、氷壁のあるコースは避けていたので不必要、

返って出っ歯で自身の足を刺すおそれがあった。

このアイゼン、学生時代か社会人になってからか、何度目にどこで手に入れたものか不思議なほど記憶にない。

数年前、初夏の白馬岳、雪倉、朝日岳にった時に使用し、これがなけれな数度の雪渓のトラバースはできなかったろう。

天候、体力を十分考慮し、チャンスがあったら奥穂高の頂き立ちたいと望む。

諸条件を冷静に判断すれば涸沢までいけたら十分、と考えるのが本当だろう。

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高山植物に出会いに西吾妻山に登る

2021年07月04日 | 歩く・登る

7月4日 一日雨。ショウブ涼夕初めて咲く、清楚。

昨日(7月3日)は雨の予報であったが時々日が差す。

前回見ることができなかったシナノキンバイ(信濃金杯)そしてヒナザクラに出会うため、

急遽、西吾妻山に登る。北アルプスのお花畑では珍しくもないシナノキンバイだが、

だいぶ前、吾妻山でこの花に出会い、ひどく感動した覚えがある。

 

OGPイメージ

西吾妻山を登る - 裏磐梯 秋元湖にほど近い森の中から・・・

久しぶり、西吾妻山登山。登山日和、デコボコの林道をデコ平駐車場まで車で登り、登山開始。デコ平湿原の予想を超える見事な花々に感激。西大巓まで見...

西吾妻山を登る - 裏磐梯 秋元湖にほど近い森の中から・・・

 

 

ヒナザクラは東北特産の大変珍しい高山植物である。

それらが花咲く場所は西吾妻山と西大嶺の鞍部に遅くまで雪田が残ってるところ、

雪田を遠く見る度にそれらが咲くお花畑を思い浮かべるのが常であった。

突然思い立った登山であったが、幸運にそれらに出会いことができ、さらにモウゼンゴケにも。

自身、とても充実した一日。

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コバイケイソウ咲く雄国沼

2021年06月08日 | 歩く・登る

妻と鏡山に登る計画だったが、予想以上に体力が必要、諦めていた矢先、

山友、ペンション ヴァンブランのご主人からコバイケイソウが見頃かも知れないと雄国沼のお誘いを受ける。

残念なことに奥様は足の具合が良くなく不参加、3人で。

ブナの森の美しさ、そしてなによりコバイケイソウの見事なこと、大満足。

今年はコバイケイソウのあたり年、一日ゆったりとレンゲツツジとコバイケイソウの雄国沼を心底楽しむ。

ニッコウキスゲの季節、またぜひ行こう。

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今年の足慣らし 鎌沼へ

2021年05月31日 | 歩く・登る

今年も薪を運んでくれた西会津森林組合の方にコーヒーを飲みながら伺った飯豊山の展望台と言われる、名山、鏡山に登ってみたい。

その鏡山は残雪の多い山、数日前に山開きしたばかり。足ならしのつもりで鎌沼に行く。

家から数時間で手軽に行くことのできる鎌沼、いついっても期待を裏切られることはない。

釜沼の美しさ、静けさ、だが何よりもいつも持参し、食べる「おにぎり」の美味しさ、これに勝るものはない。

花花、芽吹いたばかり、チングルマの時期には早すぎた、が、開花したばかりのサンカヨウにこの山で初めて出会へた悦び。

 

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秋元湖湖畔の遊歩道を歩く

2021年04月25日 | 歩く・登る

曇天、その上寒い。磐梯山に登ってみようか、が、あっさり諦める。

久しぶり、何年ぶりだろうか。道路の崩落などで現在秋元湖キャンプ場先に車は入れない。

素晴らしい秋元湖の新緑、紅葉、歩いて、サイクリングで、車で中津川渓谷まで何度行ったことだろうか。

片道2時間、時間をかけ、ゆっくり早春の秋元湖の風景を楽しむ。遊歩道は人っ子一人いない。

静寂、森閑とした森、湖。新緑の頃、また歩こうと思う。

天気悪く、残念なのは小鳥のさえずり、動物に出会うことがなかったことか。

熊でもカモシカでもいい、出会ったのはのろまなタヌキだけ。

サイクリング

http://curtis.sakura.ne.jp/cycling/cycling.htm

野鳥・早春の秋元湖遊歩道

http://curtis.sakura.ne.jp/birds%20a/birds%20a.htm

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あずま総合運動公園

2021年03月01日 | 歩く・登る

今日も快晴。家にじっとしていることはできない。

福島市へ。「四季の里公園」で早春の草花を愛で、そして近くの広大な「あずま総合運動公園」まで足を伸ばす。

ここには総合体育館、テニスコート、サッカー場、プール、バラ園、陸上競技場、オリンピックソフトボール開催予定の野球場もある、

ともかく広大な施設。気温18°c、気分爽快、2時間ほど軽い汗をかきながら歩き回る。

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達沢不動滝

2021年02月28日 | 歩く・登る

快晴。

どこか近く、歩こうか、ということに。

久しぶり、達沢不動滝に行く。流石日曜日、駐車場には10台以上の車。

今朝は-15°c以下に冷え込んだので氷瀑を期待したのであるがちょっと期待はずれ。

だが、青空の下、雪道のブラブラ歩きは気分がとてもいい。

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中瀬沼より磐梯山

2021年02月14日 | 歩く・登る

午前中はオーストラリア・オープンテニス「大坂なおみ」の試合を観てしまった。

春のような暖かさ、午後は家のテレビの前に張り付いているのはあまりに不健康。

春の強い太陽光線を浴びに中瀬沼遊歩道散策。雪は締まり歩きやすい。

中瀬沼見晴台から磐梯山。

そしてテルモスのコーヒーと姪から送ってもらった「Leonidas」をゆったり楽しむ贅沢。

気温は10°cを超えている春のような暖かさ。

  

  

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極寒の裏磐梯 秋元湖 湖畔散策

2021年01月31日 | 歩く・登る

昨日の吹雪はどこへやら。

運動不足解消、日光浴、免疫力を高めるため、青空広がる秋元湖湖畔散策。

新雪を漕ぎながら考える。昨年のイエローフォールは最低だった。

今度晴天の日を狙い、美味しい食べ物どっさり持って雪上ランチパーティーだ。

きっと楽しいだろう、と想像している。

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五色沼の雪の森を歩く

2021年01月19日 | 歩く・登る

ぬくぬくと暖かい部屋で過ごす日々、時には腑抜けた時間の経過に喝を入れるため、

厳しい自然の中に飛び出そうと思う。防寒にはぬかりはなかった。が、

トレッキングポールのリング交換を忘れ、もぐってしまい、支えがきかない。

帰宅したら忘れず交換しよう。

3時間の森の散策、時に道を失い彷徨う。だがそれを求めて雪の森に入ったのだけれど・・・

ともあれ雪の森の吹き抜ける風雪の音、お聴きあれ。

 

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尾瀬へ

2020年10月06日 | 歩く・登る

この秋、妻と奥穂高は無理としてもできたら上高地、足を伸ばして涸沢にでも行きたい、

と思った。

だが実際地図で調べると2泊しても無理と解り、あっさり諦める。

横尾までこんなに時間がかかる、若い頃の時間の感覚が全く違う。

そして結局、尾瀬の秋になる。クサモミジ、木道、尾瀬沼、燧岳、いつもどおり。

だが喜ばしいこと、尾瀬沼の一周コース、バテバテだった4年前、

今年は年を感じず、2人ともいたって元気に秋の尾瀬を楽しんだ。幸せなことだ。

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桧原湖畔遊歩道を歩く

2020年09月09日 | 歩く・登る

雨は降りそうにもない。どこを歩くか決めずに家を出る。

何年ぶりか、家からは少し遠いが桧原湖畔を歩くことにする。

入口のキャンプ場を過ぎると出会う人はいない。時折名も知らぬ沼、

森の木々の間から桧原湖、イカリ潟に架かる吊り橋が現れる、実に静かな散策だ。

中瀬沼によらずに家に戻ったが、休みなし、4時間半、その半分以上は

風は涼やかだが炎天下の道路歩き、今日の散歩はちょっとキツかった。

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