生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

蛇の脱皮神話と新しい人となれ、という神話

2013年01月17日 | 第13章 比較宗教学の視点からの心の旅
あちこちの世界の神話に時々、蛇の話が登場しますし、その脱皮の話を美しく描く神話もあれば、なにか気味の悪い話として書き遺している神話もあります。要は人間はマンネリズムに陥ると碌なころにならないよ、日々新鮮な心でイキイキと生きていこうね、と言いたいわけです。努力してやっと生きざまに安定感を与える指針や哲学を完成させたので、数カ月とか数年はその安定感のまま、堂々と日々を生きていくのですが、自分を取り巻く歴史環境はどんどん変化していきますので、時々立ち止まり点検しないと何となく、あれ変だなあ、と思うようになります。再点検すると「努力して確立した指針・哲学」の一部を、あるいは全部を脱皮させる必用を感じますが、人はそう簡単に新しい人にはなれません。昔の自分の成育史に固執して悶々とする人、サラリと新しい人になれる人、人生は不安が本質だ、という事に改めて気付きます。人間の本質は安定ではなく、不安、という真理を改めて悟り、覚悟します。改めて不安定な自分を安心させてくれている信仰の力に感謝しています。

:<比較宗教学の視点からの心の旅:13>

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