人間は凄惨な場面に遭遇し、辛い事を自分の五感で体験すると、それを癒すのはやはり自分の五感でしかありません。南米で政治暴動にまきこまれ目の前で身近な人が目の前で亡くなるという体験もしました。その折の硝煙の香り(嗅覚)、凄惨な場面(目からの視覚からくるもの)、人の死の叫び(聴覚からくる心の傷)等を癒すには、やはり同じ五感で感じる美しいもの、心地よい香り、暖かい触角で癒さないと人は立ち上がれません。信仰の神様の愛すらも疑うともはや切ない状態に陥ります。この時、チリの友人の山荘での親切さを生涯、忘れません。感謝、感謝でした。
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