遠野物語、阿部氏の歴史、えみしのお話、大河ドラマの「八重の桜」、山岳宗教としての磐梯山の話、最近は何故か、目が東北に向いている自分を感じて何故だろうと自問自答しています。昔読んだ本なので少々自信がないのですが、9世紀初頭、僧徳一が会津地域で活躍したのですが、何となく、その活躍には大和朝廷の香りがするのです。会津盆地は豊かな土地で、その東側に磐梯山があり、8世紀はこの会津盆地も東側が大和の香り、西側はいまだ蝦夷の香りがするのです。西側には蝦夷の豪族がいたし、東側には大和朝廷の香りがしました。そんな時代背景を考えながら、東北文化をもう一度楽しんでみたくなりました。最澄や空海の信仰を徳一が政治的背景でこの会津盆地に山岳信仰を平和の為に布教していったのかなあ、と考えています。大河ドラマも楽しいのですが、磐梯山の山岳宗教はとても不思議な歴史があります。
:<比較宗教学の視点からの心の旅:44>
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