生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

良心の呵責

2010年04月21日 | 第8章:心をのびやかにする方法
主訴として<良心の呵責>で色々悩み神経症になり入院してくる患者さんも大勢いますが、良心とは何でしょう?本人は神様に背いた、親のいいつけを無視した、社会のルールを踏みにじった、盗みをした、人を殺した、色々です。明らかに殺人や窃盗は論外ですが、子供への愛が不足していた、年老いた父母を邪険にした、妻を夫を粗末にした、あたりになると、微妙な領域に入り出します。そんな事が何故、良心の呵責となるのだろう、と不思議に思う事がありますが、その微妙な領域で問題になるのは、患者さんが<好き嫌い、怖い怖くない>という原初感情と呼ばれている感情の扱いに問題が潜在しています。当の患者さんが成育史の関係で何故か、好き嫌い、が明確でないのです。良心の呵責と好き嫌いの感情識別は直結しています。その患者さんは神仏が嫌い、恐ろしい、と考えているようです。地獄天国を意識しすぎていたり、迷信を信じすぎていたりします。神様が好きになるには神のイメージの研究・思索から始める必要があります。愛は神なり、神は愛なり、そんな神様を選ぶと案外簡単に良心の呵責は消滅していきます。:<魂:312-4>:

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