生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

自分は何処へ旅しているのだろう?幸福な日々の為の自問自答

2022年10月01日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
<答え>は必ず問題意識を所持している人の中にあります。しかしその答えが見えない人が大半な理由は色々ありますが自分の問題なのか、他者、社会の問題なのか、明確に区別出来ないと永遠に見えてきません。例えば東京在住の人で放射能汚染を恐れて窓の目張りをしている話がしばしば出てきます。<変な人>と思うでしょうがこの人が相談に来た場合<変なあなた>ではすまされません。色々と洞察するとこの自分の問題と思ってノイローゼ状態になつたその人が心理療法をすすめるうちに、自分の問題ではなく別な問題であり自分の解釈に病的なものが存在していたと気付きます。解釈が病的とは、どんな意味でしょう?成育史を色々と語る内に自分はいつもこの混濁をしていて他者の問題なのに自分の問題と解釈していた自分に気付きます。解釈の仕方で悩みが半減します。言い古された例ですがコップの水が半分ある場合、もう半分しかないと悲嘆する人、まだ十分ある、と判断する人、この例のように、どんな現象が身辺に生起しても解釈を明るくするノウハウを身につける訓練をしていくのです。解釈の仕方をもう一度見直しましょう。
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