生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

自分は何処へ旅しているのだろう?:幸福な日々の為の自問自答

2018年11月05日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
文明の進歩と<恥の思想>は深い関係があります。難しい本を大げさに読まなくても、身近な人間を観察する方法を知っておき、それを楽しむ方法を意識していれば、心理学と歴史の勉強の一番良い方法です。恥を感じた後の思想や行動が暗くなる人、戦争を起こす人、反省して聖人のようになる人、様々です。恥を感じて、不安になり、その不安をどう処理するかで、方向が決まります。権力者の場合、庶民の場合、それぞれの立場があっても処理方法は同じです。心の処理方法を5つに分類出来ます。どんな方向でそれぞれの立場の人が処理するかと言えば、不安から平安へ、怒りから平和へ、身体のダメージを避ける為の健康な方向へ、憂鬱感から幸福へ、錯乱から統合へと、この5つ。光を陰に処理する人が悪い人、陰を光りに処理する人が良い人、と一般に言われています。良い、悪いの解釈も時代と共に変化しています。ただ、この処理する方法は人類発生から現代までいつも同じ。物質文明は格段の違いがありますが、深層心理と大脳の生物としての働きは古代も現代も同じようです。
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