生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

自分は何処へ旅しているのだろう?:無意識の世界:その14:幸福な日々の為の自問自答集

2016年01月09日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
「日本の本当の黒幕」(上、下巻)という本が売れていますが、その内容の何処までが真実か、少々不明な本ですけれども、非常に面白い。世界の学会が認める歴史の真実とは何か、と言われれば多分、誰も答えられません。結局、人間、それぞれ自由意思をもっておりますので、最終的には、それぞれの人間の自由意思にゆだねられるまでのお話。この本の面白いところは、明治時代の黒幕、政治を動かしていく人々の裏話なのですが、それが何とも楽しい本です。明治時代の政治家を現代の心理学、それも「生き甲斐の心理学」で分析して、このようなブログに書きましたなら、すぐ某筋の人が私を逮捕しにくる時代なだけに、しみじみ、こうした現代の世相を有難く思います。明治の元老、伊藤博文、山形有朋等が死んでいく中で、昭和14年、95歳で死んだ田中光顕。この人物を中心に思索している本ですが、この本の中に「対人関係における搾取性」の事例が山ほど出てきます。政治の裏話で、心理学の世界の話ではありませんが、人を搾取する恐ろしさをしみじみ感じさせる歴史本です。さて、このような歴史の大河ではなく、私達の現代の日々の生活の中で、普通なら、優しさ、愛情、友情が飛びだす場面でも、あからさまに自分の欲望、出世、支配の為に他者を利用する人が案外多いのです。他者の尊厳と権利をないがしろにして、とにかく自分優先で事をなす人々が沢山います、それも身近に。こうした「自己愛パースナリティ障害」という病理は、戦争、暴力がなくなればなくなるほど、身近に現れる現代病、と言われています。平和ボケ、と言われる国に多発していきますが、人類の悲劇かもしれません。この種の人が周囲に居た場合、どうするか、それは下記の通りです。A氏の事例として思索して下さい。お気づきと思いますが、8つの病理は人類、一人一人にある性格で、私にもあなたにも、存在している人間の性格です。8つの内、6つを同時に発露していた場合、自己愛パースナリティ障害、と定義されていますので、普通の人々は気にする必要はありません。もし、8つの内、6つも目につくような人がそばにいた場合、下記の記事を参照下さい。

参考に:
このような人を取りあえずA氏と呼んでおきますが、このA氏タイプは案外多いようです。A氏の周辺はストレスだらけ。消えて欲しい人物ですが、そうはいきません。ひたすら我慢の人生です。生き甲斐の心理学では、さてさてこの人物をどう分析していくのでしょうか?テキスト133頁の「自己愛パースナリティ障害」の事例かどうか、専門的に分析しないと診断出来ません。第1章に詳しく書いてありますから、勉強して下さい。ここでは逃避出来ない人生環境にあなたがおかれていたら、このストレスを、自分でどう対処するべきか、自分の性格にあった方法で明るく楽しく爽やかに乗り越えるノウハウを身につける以外、方法はありません。ここではます、自己愛パースナリティ障害とはどんな事なのか、その姿を学問としてキチンと学習する事をお勧めいたします。自己愛パースナリティ障害だ、と気付かないで、自分が悪いと思って自殺する事例が多いのです。あなたが悪いのではなく、相手が悪い事に勇気をもって気づいて下さい。この自己愛パースナリティ障害かどうかの判断は専門家にみてもらわないと、逆に悲劇がおきますから注意して下さい。

「自分は何処へ旅しているのだろうか?:<871>


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多数のご質問にお答えいたします:

2015年12月施行の法律「ストレスチェック制」と「このブログ」の関連性について:
このブログは2005年12月10日から毎日、一度も休むことなく書き続けられています。読者が明るく元気に爽やかに悔いのない人生を送るためです。その為には本当に役立つ臨床心理学の理論をキチンと身につける必要もあり、その解説をしつつテキスト「生き甲斐の心理学」を使用しつつ書いています。さて、問い合わせが激増しましたので説明しておきますが、このブログは2015年12月1日から施行された改正労働安全衛生法「ストレスチェック制」に役立つとは思いますが、全国で活躍されておられる、あちこちの「衛生委員会」と関連したものではありません。このブログは人々が元気に明るく爽やかに生き抜く為のブログですので大いに勉強には役立てて下さい。



「生きる喜び]を感じ取る為の方法は?:

自分は何の為にいきているのか、を楽しく思索するのが「生き甲斐の心理学」です。 その研究方法について下記に列記しておきます。どんな厳しい現実でも、その現実には深い意味があり、その意味を探索しつつ明るく元気に爽やかに生き抜く知恵をここで学友とともに探り合います。学友は生涯の親友となるでしょう。:


(1)テキスト購入先:「生き甲斐の心理学:ISBN 978-4-9903527-2-1」はアマゾン,サンパウロ書店経由で全国書店で販売されています。テキストと併読されると「生き甲斐の心理学」がより楽しくなります。

(2)お詫び:テレビ(インターネットによるテレビ部門)、発売中のDVDの読者からの個別質問は多すぎて答えられません。お許し下さい。

(3)学友同志がこのブログを話題に明るく爽やかな友情で繋がりますように:
このブログの対象者:テレビ及びDVDの愛読者、ユースフルライフ研究所の講座生徒、NPO法人CULLカリタス カウンセリング学会の会員、ミッションスクール(大学、高校等)での私の勉強会への参加者、全国各地でテキストを愛読して下さっている方、FB, MIXI, TWITTERで友達関係の方々。

(4)「自分の生き甲斐」を意識化する、または、見つける方法:
「自分の生き甲斐」は「自分で楽しく創造」していく必要があります。自分の個性や生育史を否定していたら、多分、永久に自分らしい生き甲斐は見つからないでしょう。何よりも自分の過去の人生を尊重し、良い思い出も、悪い思い出も、大事にする哲学を確立する必要があります。自分の人生の流れ、独特の方向性を模索し、思索しようとしているのが私のブログです。皆さまの生き甲斐発見と悔いの無い人生確立に役立ちますように真剣に祈りつつ書いています。

(5)自分を信じる為には人間とは何者か?と言う思索をしておく必要があります。「人の身体は神の神殿」(ISBN978-4-9903527-0-7:植村高雄著):アマゾン、サンパウロ経由全国書店扱い:を読むと何故、自分を信じられるかが明確になってきます。

(6)既に書かれたこのブログの重要な基本的諸理論について:
テキストの第1章から11章までを楽しく考えていただく為のコーナで、ブログの左側の「カテゴリー」を見て下さい。2005年12月10日から2012年4月6日まで2275回にわけて書かれています。これを読むと日常生活の、どのような生活場面で、これらの諸理論が役立つか理解出来ます。

(7)応用編:第12章から第14章まで:
2012年4月7日から2013年8月8日まで:488回。

(8)第15章「自分は何処へ旅しているのだろう?幸福な日々の為の自問自答集」:
2013年8月8日にスタートしました。毎日が旅です。この旅を皆様と共に明るく元気に爽やかに旅をしていきましょう!

(以上)



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