生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

自分の心(成育史)を大事にする!

2010年04月01日 | 第8章:心をのびやかにする方法
赤ちゃんとして生まれて今日までの人生記録を心理学では<成育史>と呼び、とても大事にしています。記憶にあるもの、ないもの、無意識の世界にあるが中々意識化されない悲劇もあります。幼少期、幸せな日々をおくっていたのに子供をおばあちゃんに預け両親だけでドライブに行き交通事故で即死されたa子さんは、幸福な気分になると何故か不安を感じる自分をおかしいと思って治療を開始しました。それもこの事例です。幼児なりの幸福感の流れが突然両親が居なくなり寂しい孤独感に支配された幼児期の思い出などありません。覚えているはずもない幼児期ですが、感情だけは大脳の残っています。誠実な恋人が現れ幸福な感情に満たされると、何となく不安になるお嬢さんがいますが、いづれもこのような背景があるようです。幸福だったものが突然無くなる、この幼児体験はとても重要なもので、意識化し知覚すると、この不安感から解放されます。:<恋人の甘え:308-4>:

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