生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

愛する人の話、嫌な人の話、どこが違うか?

2007年05月19日 | 第4章:人の心を上手に傾聴する方法
人の心を病ませる原因の第一が、心の奥深くで嫌いなのに、理性優先主義の為に、敢えて好き、愛していると強引に思わせる偽善者主義です。研究室に居る頃、大脳は初対面の人を3秒で好き嫌いを判断していると恩師に習いました。<生理的な相性>が種の保存の関連で厳然として存在しているのです。<好き、嫌い、愛する、愛せない>は本能なので、口にする必要も無く、倫理道徳を超えて、心の奥では、正直に、偽善的にではなく、きちんと好きか、嫌いか、を明確にしつつ、生きていかないと心の病気になりやすいばかりでなく、人格の成熟度が低下します。内容がどんなに立派でも、嫌いな人の話を傾聴するのは難しく、どんなつまらない内容でも愛する人の話は心地よいのです。こんな自分を自虐する所から病気が始まります。好き、嫌いは、口にしないで、まず心の中で明確にして生きていきましょう:<嬉々論:139-2>:

人気blogランキングへ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする