生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

神社仏閣のある村や町内会は健全!

2008年04月12日 | 第3章:心を健全にする目のつけどころ
日本全国どこに行きましても必ず神社仏閣があります。興味のある話を知人の警察関係者から聞いた事があります、近所に神社・お寺がある場所では犯罪は少ないし住民の精神衛生が良い、との話。欧米でも近所に心静まる教会や修道院があると人々の感情が何となく落ち着いている話は心理療法の研究室でも時々話題にあがりました。人々は日常生活ではほとんどイメージで行動しています。いちいち深刻に深く考えずに、軽やかに習慣的に行動しています。聖なるものを崇敬して生活したいものです。:<迷信と科学:129-5>:
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科学的と思う迷信

2008年04月11日 | 第3章:心を健全にする目のつけどころ
日常生活での軽やかな会話でも、どちらかというと迷信的な発言よりも、何となく科学的な発言の方を現代人は好みます。しかし心を病む人はこの軽やかな会話のレベルで発病していくケースが多いのです。人間の感情も、この軽やかな会話からストレス曲線(不安、怒り、身体症状、鬱、錯乱)に陥り、神経症的に発症していくものです。科学的と思われている領域に意識を向けると、そこに大きな迷信、落とし穴があります。人は魂と心と身体で構成されています。愛である魂の存在を無視すると自分の死への恐れ、自分の死の意味などの大切な回答は科学からでは説明出来ません。古代からの宗教には深い意味、回答が潜んでいます。:<迷信と科学:129-4>:
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劣等感という迷信

2008年04月10日 | 第3章:心を健全にする目のつけどころ
劣等感は人を謙遜にする重要な感情ですが、その意味を知らずにひたすら、嫉妬とねたみに走る人が多いのは哀しい事です。その逆に、傲慢でつまらないことを威張りまわし、裸の王様のように一人芝居をしている人を見るのも哀しくなります。劣等感は大切な感情ですが、どこまでが正常で、どこまでが異常な劣等感なのかを識別する基準は<自信喪失感>です。この自信喪失感を感じたら、その感情を消そうとしないで、自分の大切な人生の夢をめらめらと燃やす努力をして、その貴重な願望を本能に近い強烈なものに転換していきましょう。:<迷信と科学:129-3>:
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迷信を選ぶか、科学を選ぶか!

2008年04月09日 | 第3章:心を健全にする目のつけどころ
病院でも、介護の現場でも、世間でも、あの人は迷信を信じているなあ、この人は科学以外は信じない、と色々批判しあいます。これが問題で、果たして本当に迷信なのか、科学なのか、その選択は自由ですが、その選択の後で、大切な友を失わないかを考えないと、人生を棒に振る危険があります。科学的に考える人も精神病棟に入院してきますし、迷信だらけの人も入院してきます。選択肢を選ぶ基準を迷信的にするか、科学的にするかの問題ですが、その選択の決定の前に自分を愛する人々の気持ちを考えましょう。:<迷信と科学:129-2>:
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怨霊とたたり

2008年04月08日 | 第3章:心を健全にする目のつけどころ
人生で発生してくる色々の問題、その問題をどの程度意識したらいいのか、問題意識が高い低いで幸福が左右されるのでしょうか、そんな日々の現代生活にも怨霊とたたりを恐れて霊感商売がはばをきかせたりしています。<迷信と科学>の問題は生き甲斐の心理学でも難しい領域です。科学的と思う領域に落とし穴あり、迷信と馬鹿にする領域に真実あり、この迷信と科学の領域を考えてみましょう。現代日本社会を明るくたくましく生き抜く方法を模索します。:<迷信と科学:129-1>:
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問題が問題でなくなる日

2008年04月07日 | 第3章:心を健全にする目のつけどころ
問題点をあぶり出しているうちに、どうしてこんな事を問題だと感じていたのか、不思議に思うようになる。自己実現への道を意識するほど、無駄な問題、無意味な問題を意識している自分が馬鹿馬鹿しくなる、不必要な問題をどんどんそぎ落としていく知恵がストレスを半減させてくれます。週に一度、自分の問題点を全部捨て去り、心を軽くする習慣が長生きのコツのようでです。問題が問題でなくなる日に患者さんは退院していきます。道端の石ころを気にして入院してきた患者さんが、単なる石ころだ、と思う日が退院の日:<問題点の意識化:128-5>:
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今までの愛とこれからの愛

2008年04月06日 | 第3章:心を健全にする目のつけどころ
自分の人生での色々の愛の姿を悩み、これからの愛に自信喪失の人が沢山います。自分は愛する人をいつも不幸にしてしまうとか、愛を感じないから愛はうっとおしい等です。どんなに汚い思い出でも、悔しい思い出でも、いつか必ず全てを肯定する日がきます。うらみつらみを漫然と胸に秘めていると人はどんどん暗くなり身体症状まで出てきます。何が問題点だったのかの解釈は全部人により違います。問題点を意識化するとほぼ過去を肯定できます。そうすると本当の愛(魂が躍るような)に必ず遭遇します。:<問題点の意識化:128-4>:
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チョコレートの味と薔薇の香り

2008年04月05日 | 第3章:心を健全にする目のつけどころ
五感療法の一つに味覚療法と嗅覚療法があります。患者さんの中には、生まれてこのかた幸せだった感覚がありません、と嘆く人がいます。その話を否定するとすぐ怒り出し悲しそうな顔をします。さて私はチョコレートを口にすると、だんだんとトロリとした幸せな味が舌の世界に広がります、美しい薔薇の香りを静かに楽しむと、何とも言えない幸せな感覚になります。この話を機会をとらえて話し、五感療法の原理を素直に患者さんに語ります。味覚と嗅覚での<幸せ感>が人生を変えていきます。:<問題点の明確化:128-3>:
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自己実現への道を邪魔するもの

2008年04月04日 | 第3章:心を健全にする目のつけどころ
夢なかばで死んでしまうのは残念です。病気がその一つですが、色々の不安感を解決せず放置しておくと、いらいらと怒りっぽくなる身体症状がでる段階は相当免疫力が低下しホルモンなどの内分泌もスムーズに出てきません。ですから不安感の原因を重要な問題点として意識化する必要があります。悔いのない人生とは何かという哲学をひとつだけは確実に方向性を持っておきましょう。その方向性がないと余計な不安感ばかりを整合性なく増長させ、免疫力を低下させていき、無駄なエネルギーを燃やす一日となります。:<問題点の明確化:128-2>:
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自分にとって何が問題なのか?

2008年04月03日 | 第3章:心を健全にする目のつけどころ
自分にとって、これは問題だなあ、と思いながら放置して生きていると他者から見て、責任感の無い人、だらしがない人と見られていくのをご存じでしょうか?本人は自分の問題だから、よけいな干渉だ、と思うでしょうが、人生で問題を回避していく傾向の人は信用されません。人はしっかり見抜いているものです。問題点は何かを意識化するには生き甲斐の心理学を勉強する必要があります。問題点のとり違い、下手な解釈をしていくと、人生を無駄にします。何が問題点かを意識する方法について5回に分けて解説していきます。:<問題点の意識化:128-1>:
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世界で一番怖いもの!

2008年04月02日 | 第3章:心を健全にする目のつけどころ
昔モスクワで胴体着陸の恐怖を味わいました。上空で30分ほど旋回しつつ燃料を捨てる飛行を続けたあと滑走路に突入しました。その間、機長が経過を説明したのですが死に際の悪い老人を沢山見ました。往生際の悪い人々を見るのは嫌なものでした。私の座席の右側の人は即死しましたが、そのとき、自分の死を哲学してきた自分を褒めながら突入していきました。私は混乱はしていましたが、静かに座席に座り神様にわが魂をゆだねロザリオを片手に突入した記憶があります。自分の魂が死後どうなるか、安心して死ねる考え方を確立しておけば怖いものはありません。:<恐怖の原型:127-5>:
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病的な良心の呵責に気をつけて!

2008年04月01日 | 第3章:心を健全にする目のつけどころ
良心の呵責で神経症になり入院してくる人が沢山いました。原因を分析していくと、その九割以上は理想と現実のギャップが原因です。病的な理想と病的な解釈が病的なギャップ、ストレスを生んでいるのです!例えば傍から見ると良い教師なのに本人は駄目な教師だと悩んでいます。この教師がどんな理想像を持っているか、どんな解釈をしているかを分析すると対応策が見えてきます。本人は自分が病的な良心の呵責をしている、とは気づいていません。自分のギャップをあぶり出してみましよう。自分の思い込みが見えてきます。:〈恐怖の原型:127ー4〉:
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自分が怖い人

2008年03月31日 | 第3章:心を健全にする目のつけどころ
考えてもみない行動に出てしまう自分が怖い、さてどう対処すべきでしょう?神経症、精神病等ではなく、正常の場合でも、このケースはたくさんあります。恐怖の原型が関係はしていますが治療の目標をどこに置くかで早急に解決してきます。一つしかない貴重な自分の人生での<自己実現への道>を明確にすることです。悔いのない人生のあり方、方向が定まると、生活の時々の選択肢(迷い)は自然にその場で、必要な道が分かります。考えてもみない行動は迷いの多い時に発生するからです。:<恐怖の原型:127-3>:
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それでも愛が欲しい!

2008年03月30日 | 第3章:心を健全にする目のつけどころ
暴力を振るう男女の間柄、相手を軽蔑しあう男女の間柄、それでも愛の孤独感が恐ろしくて別れられない男女。古来から人は愛の孤独感を無意識に恐れて生きています。寂しい感じ、ひとりぼっち、この愛の欠落は人を狂わせます。人は魂と心と身体から構成されていますので、今、感じる孤独感は魂からのものか、心からのものか、身体からのものか、冷静に識別しましょう。臨終とともに身体から離脱していく私たちの持つ魂は愛そのもの、永遠に生きるもの、いつも私たちを温かく見守る知的生命体です。魂は人を孤独にしません。この魂が自分をいつも温かく見守っている事実を信じ、意識することが出来る人は愛の孤独を感じません。:<恐怖の原型:127-2>:
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食べるものがない恐怖!

2008年03月29日 | 第3章:心を健全にする目のつけどころ
親のお金で食べている30代の人々が増えていますが、何故でしょう?心の病を治療するのは難しいのですが、或事例では<一人で食べていける生活設計>を治療目標にしたおかげで、どんどん良くなつていったケースがあります。このように現代の日本社会では<食べていけるか、いけないか>と言う問いかけを笑う人々が増えています。これを笑う思想が30代になっても親に食べさせてもらいながら平然として反省しない人間が増えている原因の一つです。<食べて生き抜く努力>は人類発生以来の大問題なのでこの基本を人生の一番大きな問題として意識する必要があります。:<恐怖の原型:127-1>:
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