人生で一番怖い現象はマンネリズムです。多忙で、リズムに乗っているようで、全てが順調なようですが心の中は案外だらだらしていて、イキイキとした感動と喜びと幸福感が無い、そんな生活をマンネリズムと言います。人はどんなに幸福でも、その幸福を深く味わい、感謝していないと、どこかに精神的なぶれ、ゆがみ、疲労が出てきます。週に1度は3分でもいいですから一人静かに部屋で、何も考えずに姿勢を正して沈黙していると精神衛生を健全に保持する事が出来ます。いつも反省する必要がある課題は<幸福の条件>と<幸福感>の違いを思索する事だ、とも言われています。幸福の条件は経済的な願望とか社会的な地位とかを念願する事ですが、それは中々難しい願望でストレスの原因となります。<幸福感>とは心臓が鼓動していて幸せとか、息が出来て幸せとか、ふと散歩で見かけた野の花に最高の美を感じて何と生命とは素晴らしい、と感動し幸福な自分を改めて認識する事です。先ずはこの<幸福感>を探求する方向へ居直ると生きる意欲が湧き出し、結果として<幸福の条件>の方向へと、無理なく自然に人生が動きだすようです。
:<NPD4:修正論:39-5>:
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