五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

クリスマスを祝う

2015年12月24日 | 第2章 五感と体感
クリスマスを祝う2015年12月24日

今年はクリスマスの飾りを大幅に減らし、玄関をそれらしく飾るくらいに留まっています。
それでも毎年友人から届けられるシュトーレンを毎晩頂き、昨日それを完食しました。学校のタブロ(生誕劇)も今年は特に感慨深いものがありました。

今日はクリスマスイヴです。

人の中に宿る光と闇を視覚化し、体感させる様な生誕前夜祭のミサは、奈良のおん祭とも重なり、神道の神事とも相通ずるものを感じます。

イースター(復活祭)に至る四旬節は奈良のお水取りを思わせ、修二会と同じ役割を果たしているようにも思います。
人間の持つ贖罪は、誰もが背負うものであることを知ると、それを知るだけでも心が軽やかになります。

冬至に向かい、日が短くなり、冬至を起点に日が伸びてゆくことの喜びは、キリストの生誕に重ね闇から光への象徴として、古来の宗教と重なり合わさって来たのです。

静かに心満たされたクリスマスを過ごすと共に楽しみを共有してきた皆さんのことが思い浮かんできます。
人は独りで生まれて独りで死んでゆきます。
それを受け容れない限り、孤独の寂しさからは、逃れられないかもしれません。
だからこそ、他者を愛することと自己を愛することのバランスが大事なのだとも思います。

蝋燭の灯を見つめ髑髏に手を当てるマグダラのマリアを描いたラトゥールの絵を頭に浮かべ、心満たされるミサに与りたいものです。

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今年の講座は、12月25日「生き甲斐の心理学・東急セミナーBEたまプラーザ」で納めさせていただきます。


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