五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

冬至にメメントモリ

2015年12月23日 | 第2章 五感と体感
冬至にメメントモリ2015年12月23日

24節気の冬至。
昼の有り難さと夜の長さを愉しみ、母の傘寿も祝い、冬至の一日を過ごしました。
この一年間、家族、親族の命に関わるあれやこれやの役割を担い、どうにか役割を果たすことができた安堵感の暮れを過ごしています。
「昨年の今頃は大変だったよね~」と笑って語り合うことのできる今年の冬至に感謝もし、仕事をしながら介護と看取りをすることの過酷さを知ることにもなり、心底勉強になった一年でした。
自分の有限な身体を快く動かすには、心のありよう次第でもあり、自分の役割ばかりに気を取られていては、疲ればかりが意識化されて自分の身体まで不健康に至らしめます。
自分の身体と他者の身体は別であることを意識する事は、当たり前の様なことでありながら、案外、混同している場合もありそうです。

つまり、日々の段取りと突発的な出来事に対しての応用力も試された一年でもありましたが、自分の身の丈を崩さない事だけを心に決めて対応した事が、心を荒げず平淡で居る事ができた一番のコツだったかもしれません。

晩に沢山の柚子を湯船に浮かべて温まり、母が拵えたかぼちゃの煮物を頂き、家族の有り難さを改めて思うのでした。

誰もが命を閉じるわけですが、自分が命を閉じた後、遺された者の心が平安をもたらすものであればそれで良しであるようにも思うようになりました。多くを望まず、足るを知るということでしょうか。
キリストの生誕祭を含めた冬至は、闇から光を象徴とした大切な祀りごとでありましょう。大切な週を心尽くして愉しみたいものです。


・・・・
今年の講座は、12月25日「生き甲斐の心理学・東急セミナーBEたまプラーザ」で納めさせていただきます。


☆☆ ☆☆
ブログの下に掲載される広告は、私個人に関わるものではなく、一切関係ありません。有料の広告非表示でブログをアップしているのですがスマホ対応はされていないようです。

「生き甲斐の心理学/五感で観る」☆ クりック応援お願いします♪
人気blogランキング





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする