五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

自分の生き甲斐とは何?

2015年12月03日 | 第2章 五感と体感
自分の生き甲斐とは何?2015年12月3日

親の世代が天国に召されたり、具合が悪くなったり、同世代の周囲が病気になったりと、ここ数年で、直に関わるようになり、自分にとっても何か遠いものと感じていた事柄がダイレクトに被さってくるようになりました。

10年ぐらい前までは、直に関わったとしても、自分の事とは乖離されていたように思うのですが、段々と自分自身に重なることとして感じられるようになり、何かが起こる毎に、「私自身の生き甲斐とは何か」を以前よりも意識化する事が多くなったように思います。

あれをしておけばよかった。これをしておけばよかった。
あそこに行っておけばよかった。あの人に会っておけばよかった。等等、、
悔い無く動いたとしても、自分の情動がある限り、悔いは尽きないのかもしれませんが、何もかもお手上げな状態になった時に、満足満足、、、と、自然と湧き出してくるような呟きが出てくるような人になっていたいものだ、と、何は無くともそう思うのです。

不満を語ることは、満足を語ることよりも簡単であることは、人生を歩んで来るうちに解るようになりました。であればこそ、多少の訓練を積まないと満足に満たされた自分にはなれないようにも思うのです。

お口から出てくる言葉は、言霊。
自分の手足は神様の代わり。
慈しむ心は仏の慈悲。愛は神様そのもの。
自分一人の身体は、自分だけのものではないことを意識してみると、不満な自分がばかばかしくなってきます。
孤独な自分が、何かの縁で他者と関わる事ができることは、奇跡であるようにも思っています。だからこそ、他者との関係を大事にしたいものです。自分の生き甲斐は、自分の成すことと他者との関係性から生まれてくるものなのかもしれません。

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