愛の希求度 昨日の講座のおさらい
たしかに昨日の講座は少々難しかったかな、と思います。
「自分自身の愛の大中小とは?」という設問を投げかけながら、自分が幼い頃に親から愛された記憶を思い出し、「愛の原型」を意識化してみたわけですが、
そもそも「愛し愛される」とは、どんなものなのでしょう。
この「愛の原型」を思い起こしてみると、他者とは意識に上がってくるものが違います。でも、他者の話を聞くと、「ああ、そうね、愛よね。。。」と私の感情も動きます。
「愛されたい」という希求は、親に大事にされたい希求とも重なりますし、親に振り向いてもらいたい願望にも繋がりますし、こうすれば親に褒められる、これを言えば、親から疎まれる、、、という概念も愛の希求の大小で幼い頃から学習しながら自分自身の個性も固定化してゆくようです。
つまり、これ以上希求したら周囲がどんな反応を示すか、ということも、自分の希求の現実吟味力を養わせていきます。
例えば、「これ以上、母親に自分の欲求を求めても無駄だな、」という思いが度々重なってゆくといつしか自分の人間関係における関わり方もそのようになってゆくかもしれませんし、逆に親に対して諦めた分、他者にそれを求めることもありそうです。
自分と他者との距離の取り方ひとつにしても、自分の愛の希求の仕方に傾向が現れるように思います。
昨日は、難しい問題をもっと気楽に考える時間が足りなかったかも、と反省しつつ、駅から自宅まで歩いていると「お兄ちゃん、きらい!」とママに手と手を繋ぎながら後ろを向いて叫んでいる妹とすれ違いました。しばらく歩くととぼとぼと歩いている年長さんぐらいのお兄ちゃんに遭遇。私の目をジーッと見つめて、「だから、僕が「待ってよ」って、言ってるじゃない…」、と、ボソボソと呟くように訴えたのです。
「ああ、他者に言語化できるだけ、偉いよ!」と、心の中で言いながら、「お兄ちゃん、その言葉、お母さんに聞こえると良いね。」とニコニコしながら言葉を返しました。お兄ちゃんは、ゆらりゆらりとしながら同じペースで歩いてゆきました。しみじみと「これぞ家族やなぁ~」と、思う私。
多分、この兄と妹の関係性において、兄は妹に独占されている母親への愛の希求度をかなりの部分節制しているわけで、なんだか今日の講座の締めくくりみたいだと、苦笑いしながら家に着いたというわけです。
☆☆ ☆☆
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そもそも「愛し愛される」とは、どんなものなのでしょう。
この「愛の原型」を思い起こしてみると、他者とは意識に上がってくるものが違います。でも、他者の話を聞くと、「ああ、そうね、愛よね。。。」と私の感情も動きます。
「愛されたい」という希求は、親に大事にされたい希求とも重なりますし、親に振り向いてもらいたい願望にも繋がりますし、こうすれば親に褒められる、これを言えば、親から疎まれる、、、という概念も愛の希求の大小で幼い頃から学習しながら自分自身の個性も固定化してゆくようです。
つまり、これ以上希求したら周囲がどんな反応を示すか、ということも、自分の希求の現実吟味力を養わせていきます。
例えば、「これ以上、母親に自分の欲求を求めても無駄だな、」という思いが度々重なってゆくといつしか自分の人間関係における関わり方もそのようになってゆくかもしれませんし、逆に親に対して諦めた分、他者にそれを求めることもありそうです。
自分と他者との距離の取り方ひとつにしても、自分の愛の希求の仕方に傾向が現れるように思います。
昨日は、難しい問題をもっと気楽に考える時間が足りなかったかも、と反省しつつ、駅から自宅まで歩いていると「お兄ちゃん、きらい!」とママに手と手を繋ぎながら後ろを向いて叫んでいる妹とすれ違いました。しばらく歩くととぼとぼと歩いている年長さんぐらいのお兄ちゃんに遭遇。私の目をジーッと見つめて、「だから、僕が「待ってよ」って、言ってるじゃない…」、と、ボソボソと呟くように訴えたのです。
「ああ、他者に言語化できるだけ、偉いよ!」と、心の中で言いながら、「お兄ちゃん、その言葉、お母さんに聞こえると良いね。」とニコニコしながら言葉を返しました。お兄ちゃんは、ゆらりゆらりとしながら同じペースで歩いてゆきました。しみじみと「これぞ家族やなぁ~」と、思う私。
多分、この兄と妹の関係性において、兄は妹に独占されている母親への愛の希求度をかなりの部分節制しているわけで、なんだか今日の講座の締めくくりみたいだと、苦笑いしながら家に着いたというわけです。
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