五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

始まりに戻る始まり

2014年04月18日 | 第2章 五感と体感
新年度三週目の週末です。
そして、今度の日曜日は復活祭(イースター)。
普段は陽暦を中心に生活しているのですが、春分後の満月の後の日曜日が復活祭である為、この頃になると、月の見え方がいつもとちょっぴり違う様に思うのです。
そのようなわけで、先日の満月、十五夜の月を立ち止まって眺めました。

降誕祭は、冬至と深い関係がありますが、復活祭は春分との関係を大切にしています。
北欧では夏至の祭が大切にされており、日本でも神道では一年の半分が過ぎた時点での祓いの祀り事が6月末に行われています。

人が天を畏れ、敬う気持は、森羅万象の普遍性に気付くことから始まったのかもしれません。

「自分」という持ちモノを託された「自分」の取り扱いは、出来る事なら粗野には扱いたくありません。
でも時々、自分と云うモチモノを他者に委ねたくなったり、見たくなかったり、放棄したくなったりします。

お釈迦様の誕生日が過ぎ、いよいよキリストの復活祭です。

空気が温み、花々が咲き始める季節に、改めて自分の活動を具体的に起こすには丁度良い機会です。

暦を捲りながら一日一日、自分の身体と心と魂を大事にして暮らすことを心掛けたいものです。

自分の始まりは、他者と一斉にするものではないと私は思っています。
自分に相応しい始まりは、自分が始まりと思ったら始まりです。

「自分がここから始まる」と、解釈できた時に、初めて本当に始まりを感じるはずです。

もし、戻りたい場所があるのなら、躊躇せずに戻ればよいだけの話です。
そこに会いたい人がいるならば、会いに行けばよいのです。
そこで「始まり」を感じたら、始めればよいわけです。

自分の
身体をお大事に。
心をお大事に。
魂をお大事に。。。
そして、今日もよき一日でありますように。

☆☆
4月22日(火曜日14時~)~27日(日曜日)世田谷美術館区民ギャラリーにて「江戸表具を愛する会」の作品展を行います。新緑の季節、砧公園をお散歩がてら、ぜひ!


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コメント
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