五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

始まりの親子の確認

2014年04月02日 | 第2章 五感と体感
昨日は各会社で入社式が行われ、そろそろ学校の入学式もこの10日間ぐらいは目白押しとなることでしょう。
我が子の卒業式と入学式で、式典かけ持ちの保護者の皆様も多くいらっしゃることでしょう。

我が子の門出は、保護者の門出でもあります。
子供の喜びを我がことのように喜ぶことも嬉しい喜びの感情の一つですが、門出を迎えた我が子と自分を分け隔てる良きタイミングでもあるのです。

幼稚園、小学校、中学、高校と進むたびごとに、我と子は、別の人間であることを意識しておかないと、そのうち我と子の自他混合が、我と子、それぞれのストレスの大きな要因となりかねません。

子にしても親にしても、別の人間であることは見た目で解っているはずなのに、心の中では分離することに不安を感じるのは、誰しも経験していることです。

「親が子離れ出来ない。子が親離れ出来ない。」

この相互関係が噛み合っていると、永遠に互いの分離を成す機会を逃して、いつまでたっても互いに満たされることを追い続け、不満を感じ合う暮らしとなりかねません。

できることなら、始まりの儀式ごとに、「自分は自分」であることをやんわりと意識することを心掛たいものです。

上記の事は、私自身も修行あるのみと思っております。

四月に新しく出会う皆様、再会する皆様、互いに良き学び、良き仕事ができますよう、今年度も宜しくお願い致します。

☆☆
4月22日(火曜日14時~)~27日(日曜日)世田谷美術館区民ギャラリーにて「江戸表具を愛する会」の作品展を行います。新緑の季節、砧公園をお散歩がてら、ぜひ!


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