五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

パリのパッサージュ

2013年12月15日 | 第2章 五感と体感


パッサージュとは、屋根付きアーケード商店街のことです。

パリには沢山のパッサージュがあります。

洗練された所もあれば、おもちゃ箱をひっくり返したような所もあります。

クリスマスの時期にこのパッサージュを歩くと私の記憶の中には金色にキラキラ光る光の印象ばかりが残ります。
実際はそこまでキラキラしているわけではないのですが、記憶に留まる印象が「キラキラ光る」なのです。

モンマルトルの友人宅の近くには、印象派の画家たちが利用していた商店街があり、未だに活気を維持しています。
このあたりにはパッサージュはありませんが、パン屋や肉屋、魚屋、チョコレート屋にワイン屋、花屋が立ち並び、何故かそこを歩いて買い物をすると親の実家の高円寺と重なるのです。
ここはサクレクール寺院のおひざ元で映画アメリの舞台になった場所でもあります。近くにはムーランルージュがあります。
東京でいえば浅草のような感じです。
見た目は混沌として映るのですが、お店ひとつひとつが個性を持っているので、お店に入るとその店に売っている物や装飾に心を奪われていくのです。

パッサージュは屋根があるので、混沌とした商店街がその屋根のお陰で一つにまとまったように感じるのかもしれません。

京都の街もパッサージュ=アーケードが多くあります。奈良にもありますね。寺社巡りの合間に小さなアーケードに出くわすととても嬉しくなります。

年末にあれこれと買い込む量は昔ほどではなくなりましたが、スーパーで買い物をするよりも、アーケードに引き寄せられるのは、幼い頃の高円寺商店街の思い出が根強いせいかもしれません。

雪国の雪降るしんとした空からトナカイのシャンシャンシャン、、、という鈴の音が聴こえてくるイメージが湧いて来たり、パッサージュの雑踏で年末の買い出しをすることを思い出したり、師走は妄想も忙しいです(笑)



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