五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

生きる喜びは倍返し

2013年08月26日 | 第2章 五感と体感
昨日は、能楽の発表会でした。今年は表装の作品展と発表会の期日がリレーのように重なっていたので、リレーマラソンのようなタイトな夏を過ごすこととなりました。
流石に、自分の出番が終わった途端、頭が空っぽになり、心地良い脱力感を得、目覚めた今朝も走りきった爽快感を感じています。

私達の師匠のお人柄のお陰で、子供から人生の大先輩までが、勢揃いしている様子は、能楽人口が極端に減った平成にも光が射しているように思います。
私にとっても平成の時代に入ってから始めた能楽の仕舞いと謡いは、今や生きる喜びとなっています。何は無くとも謡っていると魂の躍動感を静々と得る事ができるのです。

上手く出来ていないことは充分承知で、それが自分の理想に叶う声や所作に向かってひたすら精進することが喜びであり、理想を掴むことが目的ではありません。やっていることが楽しいのです。

私自身、能楽のみならず、表装にしても、生き甲斐の心理学にしても、学び、実践して、更に学んでいくことが喜びなのです。

昨晩、宴会も終わり帰宅すると、「倍返しだ!」のドラマが。。。^^;

自分の五感に正直に生きている半沢直樹同様、五感で存分に生きる喜びを体感することを大切にしていると、人生は倍返しで楽しむことができそうです。

たまには私の出る発表会を観に行こうと張り切っていた母から「北海道の親戚から届いたトウモロコシをひたすら処理していたために、横浜能楽堂に行き損ねた」と、電話が入りました。生きる喜びの最優先を実践している母は、やっぱり母らしいわけです。トウモロコシと格闘し、あちらこちらに配り回った話をにやにやしながら聞きました。

「自分の喜びについて」は、他者に侵入されたくなく、もちろん他者に押し付けることもしたくありません。

自分の喜びの源泉は、生涯を終えるまで自分自身の内にあるものでしょうし、生き甲斐といえるものがあればそれを最優先できる自分を整える事も、より良く生きるコツでもありそうです。

仕事であれ、趣味であれ、自分の傾向にしても、そこから満足する五感を得る事ができるのであれば、それがもしかしたら自分の生き甲斐であり、自分の人生を倍返しで豊かにしていくはずです。この「倍返し」つまり、「エントロピーの法則的な五感」は、「今、ここで死んでも悔いは無い」ことに通じていくのではなかろうか。。。と、思うのです。

さぁて、、、
山積みの仕事をこの一週間で頑張ると致します~♪

私が関わる学校の夏休みもそろそろお終いですね。新学期早々からお会いできるので、今から楽しみです。夏の疲れを癒しつつ、互いに新学期の準備をしていきましょう^^//

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