五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

ゆきあひの空

2013年08月07日 | 第2章 五感と体感
昔の人は、立秋の夏の風と秋の涼風が同居し、秋の雲と夏の雲が共に共存する空を「ゆきあひの空」と呼んでいたそうです。

鎌倉の七里ガ浜に行会橋と名のついた小さな橋があります。桑田圭祐さんがこの行会橋を歌った時、この言葉から哀愁のある風情を感じたものです。それ以降、行会橋と名付けた橋に何度か出合いました。

今日は立秋。

これから猛暑の予報が出ている関西、関東には、ちょっと縁の無い節気のようにも思いますが、我が家の庭の秋明菊の固い蕾
を確認したり、萩の成長が止まり風になびきながら花を咲かせる準備を始めていたり、何となく草木の成長のピークを感じます。
ピークは即ち次に下ることを予感させます。

今朝の朝日は、秋を予感させる橙色の優しい輝きでした。

そろそろ見え始めるゆきあひの空を探しながら、厳しい残暑を過ごすとします。

今日も暑い一日となりそうです。
水分補給を充分にしながら体調管理もしっかりとしつつ、この季節を乗り切りたいものです。


告知:8月13日(火曜日)14時から~18日(日曜日)16時まで:世田谷美術館区民ギャラリーにて「江戸表具を愛する会」作品展。私は金曜日16日はお休みしますが、それ以外は会場におります。裏打ちした裂で置物を作るコーナーもあります。

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