五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

子供のおめめ

2013年01月28日 | 第2章 五感と体感
私は人が好きです。
「人との出会いがとっても楽しい」と心底思います。赤ちゃんからお年寄りまで、それだけでは飽き足らず、歴史上の人物に至るまで、ほんとうに人が好きです。人との交流は私に豊かさを与えてくれます。与えることより頂くもののほうが大きいと常々思います。自分が「~してあげている」と思うと、物凄く自分の中に貧しさを覚えます。

昨日は久しぶりに生後8か月の赤ちゃんと30分ほど抱っこして遊びました。
私の目を最初は不審そうに眺めていたのですが、近くに居るママの御顔をちらちらと眺めているうちにすっかり打ち解けて、にこにこと楽しんでくれました。

小学三年生の子供達とものんびり話すこともでき、私自身もリラックスできた時間を過ごしました。

子供の「おめめ」は、澄んでいます。

普段は中高生と関わっておりますが、中高生の「おめめ」も澄んでいます。普段は澄んだおめめがどんよりと膜が掛かったように寂しげなおめめで訪れると、とてもとても心配になります。

自分の生活するスピードや内容は、自分の役割によって違います。

いつも同じスピードで生活しているというわけではありません。
かといっていつも同じスピードで生活しようとすると、かえってストレスが溜まります。

時と場合の自分のペースを掴むことは、自分の体験を軸に考えたいものです。
他者のペースに一所懸命ついていっても、いつかは、どこかで疲れ果ててしまいます。

でも、自分のペースを掴むためには、そのような体験を経験しなくては掴むことができません。

やってみて、合わなければ自分を軌道修正すればよいわけです。

義理とか人情とか、表向きの型書きに囚われていると、いつしか自分の内側が崩壊していきます。

自分自身を吟味することができても決断することが出来なければ、ただただストレスが溜まっていくだけです。

自分のアイデンティティを信じていないとあやふやな自分といつまでも付き合うことになってしまいます。

澄んだ子供のおめめを見たおかげで、本来の自分からかい離しそうな自分を軌道修正できたような爽快感を頂きました。

一週間の始まりです。今日は保護者勉強会です。皆様とおめめを見つめ合いながら楽しく展開していきたいと思います。

澄んだお付き合いを心がけたいものです^^。

告知:
「江戸表具を愛する会」本日から地下鉄銀座線「銀座駅」近くの地下通路で開催中。

銀座三越の地下から東銀座にかけての地下通路のショーウィンドーです。
作家の常駐はありません。作品のみの展示です。

期間:2013年1月13日から2月9日まで、銀座プロムナードギャラリー

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