五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

今日は大寒

2013年01月20日 | 第2章 五感と体感
センター試験を受けている皆様、いよいよ二日目ですね!暖かくして落ち着いてお出かけください^^//

さて、
今日は二十四節季の大寒です。

寒さの一番厳しい時期。例えば、冬至はこの日が過ぎれば日が延びてくるように、この大寒の時期が過ぎると段々と春に向かって空気が緩んでくるのです。

二十四節季は、大寒で一年間が括られます。
つまり、旧暦正月が一年の始まりとなり、二月の立春が「正月暦」となります。

朝目覚めると暗かった時期に比べ、日が昇るのも早くなり、晴れた日の朝はグンと冷え込みます。昨日朝は横浜の我が家の外は-2℃でした。
「大寒」という節季を意識すると、くっと心身が引き締まる思いです。

毎年、この時期を無事に乗り越えると、冬の緊張感が緩んでくる感覚になるのが不思議です。今年は寒さのせいか近所の梅の花は固い蕾のままですが、我が家の馬酔木は着実に蕾を紅くしています。

奈良の若草山の山焼きが終わると東大寺は修二会の準備ですね。仏教寺院で行われる修二会もキリスト教の四旬節も、共通して悔過(けか)が行われます。

仏教は御釈迦様の誕生日に向かい、キリスト教は復活祭を目指します。

それまでの期間のそれぞれの修行。

大寒あたりから春にかけての季節は、比較宗教の共通概念を考える楽しい時期でもあります。

寒さで固まった身体をほぐしながら、日曜日を過ごしたいものです。


告知:
「江戸表具を愛する会」本日から地下鉄銀座線「銀座駅」近くの地下通路で開催中。

銀座三越の地下から東銀座にかけての地下通路のショーウィンドーです。
作家の常駐はありません。作品のみの展示です。

期間:2013年1月13日から2月9日まで、銀座プロムナードギャラリー(銀座三越下~東銀座までの地下通路・歌舞伎座の手前)

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