五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

生き甲斐の条件

2012年01月04日 | 第1章 意識と知覚


昨日は「謡い初め」でした。

日頃お会いできない先輩方の間に挟まれ、その謡いに委ねながらも楽しく揚々と謡う事が出来ました。
皆様ありがとうございます。

そして、懐深く温かいお心でいつも接してくださる師匠様、ありがとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

お神酒を頂き、日本酒「菊水」から始まった宴は毎回のように快く、我が道をいく皆様の独立心にいつものように諸々教えられることが多く、やはり我が道しか歩むことができない自分自身を実感した一日となりました。

楽しい話題もあれば、体得についてのあれこれの話題も色々飛び出しました。
その中で、印象に残った話題は、自分自身の体得についてです。
その話題の中で、印象に残ったのは、
「同輩から技量についてのあれこれを指摘されるのが、一番嫌。私の師匠はあなたじゃない!!」という言葉です。
「自分の技量については自分がやらなくてはどうにもならないし、誰かが助けてくれるわけじゃない~」そんな言葉もしみじみと響き、私もほんとうにそうだなと思っています。

カウンセリングにしても、話を聴いてもらいだけなのに、悩む自分の行動や言動に対してを指摘し、まるで悩んでいる本人を諌めさせるような言葉掛けをされると「哀しい思い」を体験します。二度とこの相手には話なんか聴いてもらうもんか、と思います。

人は元来「孤独」です。

自分の心身をどうにかしていくのは、自分自身でしかありません。

自分の心身のかじ取りをするのは自分次第だとほんとうに思った時、深い孤独感と同時に自ら湧き出てくる喜びを感じたことがあります。

技術や技量は結果的に他者に判断されていくものかもしれませんが、それらを体得することは自分の生き甲斐に繋がるはずです。
孤独感と不安感をよくよく心得ている人は、不平不満があんまり口から出てきません。

自己実現と生き甲斐は、自分自身と向き合うことからしか生まれてこないものだと思います。

生き甲斐の条件は、まずは自分の孤独を知ることから始まるのかもしれません。

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