五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

歴史の場に立つ事

2012年01月27日 | 第2章 五感と体感


持統天皇の勉強を始めて一年経つものの、奈良時代の聖武天皇以降から源氏物語、平家物語の平安時代に重点を置いていた生活から気持を移行していくのに今までかかりました。

ようやく学びの準備が出来てきた感じがします。
私はこういった事に対しての助走期間が長いようです…。

毎年、2,3回は奈良や京都、最近では近江を歩いていますが、今年は仕事の関係でもう少し多く歩くことができそうです。

千三百年遡るのも千四百年遡るのも同じように思いますが、私にとってこの時代の百年の時差はとても大きなものなのです。

天皇の系図と藤原氏、蘇我氏、婚姻関係による諸々の背景が頭の中に浮かんでくるまでが時間がかかるということです。
これらの人間関係が頭に入っていないと、ややこしくなり、歴史上の出来事の解釈するまでに至りません。

一番良いのは、歴史の場所に立つことです。
歴史上の出来事の場所に立つと、空気感から湧き出してくるものを体感し、系統図の理解が深まり、歴史上の人物が見てきたであろうものを自分の目で見ることができるのです。

現場に立つと見えてくるものは、何も事件だけではありません。歴史の路を歩く旅は、今年もあれこれありそうです。

現場に立ち、五感と体感で感じたことを、自分の言葉で表現できるよう修練していきたいものです。

自分の五感と体感を言葉で表現することは、私が死ぬまでのテーマかもしれません。

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