五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

不安と自然治癒力

2011年10月17日 | 第2章 五感と体感
湧き上がる不安感を自分自身で認められず、湧き出す不安感にうろたえているだけの時を過ごしていると、自分の核からどんどんと問題が離れていくように思います。

「自分が、なぜ不安なのか」

このことをしっかりと自分の胸の中で意識化できていると、自分の奥底に潜んでいる自然治癒力が、じわじわと効果を表していくのが不思議です。

自分の不安の核を自分が認めると、いままでフラフラしていた自分のアイデンティティに統御感がもたらされます。
常に統御感があるというわけではありませんが、その体感を得てみると、フラフラしていた自分に柱が備わったような感覚になっていくのです。
これは、私の体験での体感ですから、人によって表現の違いはあると思いますが…。

他者に答えはありません。

「自分の中に答えがある」という所以は、この体感を経験してみると理解できるものかもしれません。

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