五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

我が身を見る

2011年10月07日 | 第2章 五感と体感
自分の能の仕舞いを見る勇気は、まだ芽生えません。
なぜなら、怖いからです。

自分の事実をこの目で見ることは「自分の出来ないところ、至らないところを見る」ということです。

まだ、その勇気がありません。

ぜったいに、へなちょこだと解っているから、もう少し、稽古を重ねてから、見ようとは思っています。

きっと、今の時点で、自分の姿をおさらいすれば、次回はもっと上手くなるとは解っていても、見たくないものは見たくないのです。

カウンセリングの学びでも、このようなことは日常茶飯事です。

自分の成育史を振り返り、自分の親のような子育てをしたくないという思いで、一所懸命、理想を実現するべく子育てしたり、
自分の成育史を否定しながら、自分が教育されてきたことと同じように子育てしていたり・・・

我が子に表出される現象(ストレス)の原因が、親のそのような思いからくるものだとしたら、子供のストレスに焦点を合わせるだけでは、解決には至らないように思います。

「自分を見る」という情動は、自己受容と共にやってくるようです。

私の仕舞いも、私の中にある理想に至らないことが気に入らないし、そんな自分を見たくもないから、自分で自分をチェックすることができないわけです。

自分の中にある「理想の美」に執着し希求していく怖さも知っているからだとも思います。

「何事も自然体で・・・なるがままに・・・」
そうなるまでには、まだまだ時間がかかりそう・・・

自分の仕舞いの姿は、自分の今の姿だ、ということはある程度受容しつつ、いつかは自然に我が身を見る日がくることを薄ぼんやりと期待しながら、稽古を続けさせていただきます。












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