ホントは、記事が出た翌日の日曜日ですから、これは、とても混雑するかも?と思い、一日おいて月曜日に行こう、と考えていたのですが、朝起きたら、何故か?行きたくなってしまったのでした。
何と云っても、“昭和30年代”の“子供の情景”ですから、昭和25年生まれとしては、まさに、そこに、自分の子供時代が写っている筈、と思ったのです。
それで、取手駅の西口に降り立ったのです。すると、とても可愛い声で“おねがいしま~す・おねがいしま~す”と叫んでいるのでした。
見ると、核廃絶の署名運動をしているのです。こんな可愛い女の子に核廃絶を訴えられると、おじさんとしては、とても、とても、複雑な心境になるのです。
“頑張ってねェ!”と心の中で呟き、その場を通り過ぎたのです。ホントにゴメンナサイ・・・・・・。
それで、アートギャラリーの“きらり”ですが、何となく、そこら辺と思っていたら、すぐに見つかりました。
このビルです。
このすぐ先が6号線。
ポスターがあります。
会場周辺は、それなりに人通りが?と思ったのですが、とくに、そうでも、なさそう?
ビルのなかに入って、案内板に従って階段を下りギャラリー前に出たのですが、人っ子ひとり見あたらないのです。前日に新聞紙面に載り、そして今日は日曜日で、入場は“無料”なのに、です。
受付には、70代の男性がひとり、撮影されたご本人でもあるような?ないような?軽く会釈をして会場に入りました。
ほぼテニスコート一面?ぐらいの会場には、誰も居ません。誰も居ないと、落ち着くような?落ち着かないような? 受付の位置からは会場内は見渡せないのですが、何か背後に視線を感じるのです。
やはり、こう云う展示会は、それなりに人がいないと、何となく不安で、じっくり観られるようで、そうでもないのです。
それで、写真の方ですが、それなりに懐かしいのですが、ここは何処の昭和30年代と思って観ていたのですが、何処にも撮影場所は明記されていないのです。
一枚だけに“龍ヶ崎”と描かれた看板が写っていたので、そう思って眺めると、写真のすべては、龍ヶ崎の昭和30年代を撮ったモノものと判明。
私が勘違いをしていたのです。どうも、昭和30年代で、子供達とくると、東京で、下町と勝ってに判断してしまったのです。
龍ヶ崎で写真館を営む方が撮ったのですから、当然、龍ヶ崎の30年代で、龍ヶ崎の子供達なのでした。
写真展で、写真を写真に撮っては、大変にまずいので、チラシの方から・・・・・・。
冬は寒いので、こんな遊びをして身体を暖めていました。
祭りの衣装を着た少年は、まさに、あの頃のわたしです。
龍ヶ崎の子供です。
龍ヶ崎の遊びです。
龍ヶ崎の“おしん”です。
子供達の、服装、髪型、履き物は、東京下町とは、微妙に異なるのです。そして、子供達が遊ぶその場、その風景は、まったく東京とは異なるので、それなりの懐かしさでした。
会場には10分も居たでしょうか、その間、誰も入って来ませんでした。受付の男性に軽く会釈をして会場を後にしました。
30日(日)まで、会期中は無休で、無料で、午前10時から午後7時までやっております。会場は西口から歩いて1分と云うか、駅の目の前です。興味のある方は、どうぞお出かけ下さい。
さて、これから、物置の奥に隠れているアルバムを探し出し、久々に眺めてみようと思います。
それでは、また明日。