歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

“昭和30年代・・・子どもの情景”写真展に行って来ました

2010年05月17日 | 街の風景
昨日の日曜日は、前日の新聞記事を見て、写真展に行って来ました。

ホントは、記事が出た翌日の日曜日ですから、これは、とても混雑するかも?と思い、一日おいて月曜日に行こう、と考えていたのですが、朝起きたら、何故か?行きたくなってしまったのでした。

何と云っても、“昭和30年代”の“子供の情景”ですから、昭和25年生まれとしては、まさに、そこに、自分の子供時代が写っている筈、と思ったのです。


それで、取手駅の西口に降り立ったのです。すると、とても可愛い声で“おねがいしま~す・おねがいしま~す”と叫んでいるのでした。

見ると、核廃絶の署名運動をしているのです。こんな可愛い女の子に核廃絶を訴えられると、おじさんとしては、とても、とても、複雑な心境になるのです。

“頑張ってねェ!”と心の中で呟き、その場を通り過ぎたのです。ホントにゴメンナサイ・・・・・・。


それで、アートギャラリーの“きらり”ですが、何となく、そこら辺と思っていたら、すぐに見つかりました。


このビルです。


このすぐ先が6号線。


ポスターがあります。

会場周辺は、それなりに人通りが?と思ったのですが、とくに、そうでも、なさそう?

ビルのなかに入って、案内板に従って階段を下りギャラリー前に出たのですが、人っ子ひとり見あたらないのです。前日に新聞紙面に載り、そして今日は日曜日で、入場は“無料”なのに、です。


受付には、70代の男性がひとり、撮影されたご本人でもあるような?ないような?軽く会釈をして会場に入りました。

ほぼテニスコート一面?ぐらいの会場には、誰も居ません。誰も居ないと、落ち着くような?落ち着かないような? 受付の位置からは会場内は見渡せないのですが、何か背後に視線を感じるのです。

やはり、こう云う展示会は、それなりに人がいないと、何となく不安で、じっくり観られるようで、そうでもないのです。

それで、写真の方ですが、それなりに懐かしいのですが、ここは何処の昭和30年代と思って観ていたのですが、何処にも撮影場所は明記されていないのです。

一枚だけに“龍ヶ崎”と描かれた看板が写っていたので、そう思って眺めると、写真のすべては、龍ヶ崎の昭和30年代を撮ったモノものと判明。


私が勘違いをしていたのです。どうも、昭和30年代で、子供達とくると、東京で、下町と勝ってに判断してしまったのです。

龍ヶ崎で写真館を営む方が撮ったのですから、当然、龍ヶ崎の30年代で、龍ヶ崎の子供達なのでした。

写真展で、写真を写真に撮っては、大変にまずいので、チラシの方から・・・・・・。

冬は寒いので、こんな遊びをして身体を暖めていました。


祭りの衣装を着た少年は、まさに、あの頃のわたしです。


龍ヶ崎の子供です。


龍ヶ崎の遊びです。


龍ヶ崎の“おしん”です。


子供達の、服装、髪型、履き物は、東京下町とは、微妙に異なるのです。そして、子供達が遊ぶその場、その風景は、まったく東京とは異なるので、それなりの懐かしさでした。

会場には10分も居たでしょうか、その間、誰も入って来ませんでした。受付の男性に軽く会釈をして会場を後にしました。

30日(日)まで、会期中は無休で、無料で、午前10時から午後7時までやっております。会場は西口から歩いて1分と云うか、駅の目の前です。興味のある方は、どうぞお出かけ下さい。

さて、これから、物置の奥に隠れているアルバムを探し出し、久々に眺めてみようと思います。


それでは、また明日。


コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ゲゲゲの女房の眼が恐い

2010年05月14日 | テレビの話し
“ゲゲゲの女房”が始まりました。

“水木しげる”の半生ですから、絶対に面白い筈なのです。戦争があり、戦後の混乱があり、貧乏時代があり、そして、漫画家として大成功し、ヨカッタ!ヨカッタ!で終わる分けですから、安心して見ていられるのです。


でも、しかし、どうも、いまいち面白く無いのです。肝心要の主役に問題があるのです。


水木しげるの奥さんは身長が高いと云うことで、この女優さんが“身長”で抜擢されているようで、どうも芝居がいまいちなのです。


それと、はじめの頃から気になっていたのですが、眼がとてもキツイくて、それに加えて、


白目が、とても充血していて、アップの時は恐くて、恐くて、


朝から、この顔、この眼は、ちょっと困るのです。製作者も気付いているようで、当初の頃と比較して、アップのシーンは少なくなっているのですが、


それでも、時々、あるのです。今日の写真はすべて今朝放送されたものです。


それに、旦那の“水木しげる”を演じている役者も、いまいち、存在感が乏しいのです。


結婚前は、父親役が風間杜夫で、母親役が竹下景子ですから、この二人との絡みでは、まったく存在感がなくなるのです。

まぁ、女房役も、母が古手川祐子で、父が大杉漣で、祖母が野際陽子ですから、同じ画面に登場するとまったく見劣りしてしまうのです。

舞台は東京に移ったのですが、出版社の社長が“うじきつよし”で、貸本屋の“松坂景子”に、姑に“佐々木すみ江”ですから、とても勝負にならないのです。


今週は、これまた“上條恒彦”ですから、みんな持って行かれてしまうのです。


二人だけの場面は、とてもつまらないのです。


見ていて、それとなく、じっくり、少し考えたのですが、これは、役者の問題よりも、かなり脚本に問題があるのでは?と、思ったのでした。

どちらも、いつも、いつも、周りに引きずり回されていて、自分たちから周りを引きずるストーリーになっていないのです。

主役が、いつも、いつも、脇役になって物語りが展開されているから、どうしても、二人の存在が軽くなってしまう?

それと、やっぱり、しげる役の俳優には、まったく“灰汁”と云うか、“個性”と云うか、“華”と云うか・・・無くて、とても、とても、フツウの人なのです。

二階に下宿している、売れない漫画家役は、とてもイイです。何だかハッキリしない、ボンヤリした影の薄い役を演じると、とても存在感を出す“中村靖日”の芝居に、しげる役の俳優は負けています。

それに、女房役の方ですが、女優に大柄な方はあまり向かないので、なかなか大柄でイイ役者は居ませんので、かなり苦労したキャスティングなのでしょう。でも、現代的な活発な役には向いていると思います。

兎に角、脚本も、主役も、いまいちで、脇の役者が目立ち過ぎるのです。これから、村上弘明が出て来るようですが、これでまた、二人の影が薄くなる?

いや、たぶん、これから、二人が中心で、二人が活躍して、物語が展開していくのかも知れません。面白くても、そうでなくても、わたしは朝ドラを見続けます。もう、何たって、習慣なんですから。

評判も、視聴率も最悪だった、“つばさ”も“ウェルカメ”も、ずっと、ずっと、見ていたのです。でも、この最悪の2作よりも、主役が輝いていないのが心配です。

まぁ、偉大な夫に尽くす女房が主役ですから、そもそも・・・・・・なのです。でも、こういうタイプの話が、それなりに受ける、そういう時代なのでしょうか? 視聴率も最悪だった前2作よりは良いようです。

まあ、兎に角、これからも、毎朝、毎朝、見るのです。


それでは、また来週。


コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

パンクで無我の境地で4時間半でした

2010年05月13日 | その他
昨日、ちょっと触れたのですが、パンクしたのです。これまでも何度かパンクをした事があり、それでも、家まで転がして1時間程度でした。

それがです。今回は、何と、何と、4時間半の長きに渡り、自転車を転がしたと云うか、引きずったと云うか、押したと云うか、とても、とても、難行苦行の一日となった・・・ようでもあり? ようでもなかった?そんな複雑な一日でした。

この日、天候は快晴で風もなく自転車日和でした。或る目的を抱き、或る場所を目指して、快調にペダルを漕いだのです。

途中でこんな風景も、


山に繁る木々に藤のつるが巻き付き花を咲かせているのです。


青い空に、新緑に、藤の花です。とても、とても、美しかったのです。のんびり花を観賞していたのです。この辺り、だいたい中間地点でした。


暫く快調にペダルを漕ぎ、暑くなりのども渇き、木陰でお茶を飲んで休憩。


涼しい木陰、


シダが密生しています。空気も綺麗。人影のないことを確認して用を足します、こういう風景の中での用足しは、とても、とても、気持ちイイ~のです。これって軽犯罪法違反ですか?


さぁ、もう少しで目的地に到着です。この時、何故か“この距離でこん処でパンクしたら”何てことが、頭の中をちらっと過ぎったのです。

でも、遠くを走っている時、時々は、そんな事が、偶に頭を過ぎるのです。

そして、暫くして、信号のある交差点で、横断歩道の真ん中あたりに差し掛かったところで、お尻に“ゴトゴト”と嫌な震動が伝わってきたのでした。

“ウン!コレって、路面のせい? いゃ、もしかして?”と思って、渡り終わった処で、後輪を見ると、タイヤはペタンコに潰れているのです。あ~あ、やっちゃった!

さて、どうするか? このまま進むか? 来た道を引き返すか? 潰れたタイヤを見つめたり、辺りの景色を見つめたり、行き交う車を気にしたり、数分間熟慮した結果、引き返す事に決定したのです。

時計を見ると10時15分でした。最悪、途中でパンクを修理する店が見つからない場合でも、2時過ぎには帰宅出来るだろうと思い、元気に自転車を押しはじめたのでした。

ホントに最初は元気でした。それなりに行き交う車の視線を気にして順調、快調、明るく自転車を転がしたのです。でも、すれ違う自転車、追い越して行く自転車、これが、特に気になるのです。

パンクしても、自転車に乗れなくても、転がしていても、引きずっていても、それなりに、元気に楽しく、辺りの景色など眺める余裕を示しつつ、頑張ったのです。

はじめの頃は、それなりに、パンク修理の店を探したのですが、時間が経つにつれて、諦めと云うか、覚悟を決めると云うか、最悪の事態を想定しはじめるのでした。

昼が近づき、そろそろ、昼食と思い、距離的に丁度イイ処にある、牛丼屋を目指したのです。“さあ、昼飯だァ、牛丼だァ、牛丼だぁァ”と、自転車を転がしたのです。兎に角、昼飯なのです。

12時ちょっと前に牛丼屋に到着。メニューを眺め、“今日はスタミナを”と、キムチ牛丼の“1.5盛り”を注文。到着した1.5盛りをしげしげと眺めたのですが、並盛りとの“差”が、確認できませんでした。

今回は写真を撮っていません、“食欲”はあったのですが、写真を撮る“余力と気力”は無かったのです。キムチ牛丼美味しかったです。それにしても、後から来た隣の客の並盛りと、1.5盛りとは変わらない気がしました。

キムチ牛丼1.5盛りを食べ、休憩もしたし、元気を取り戻し自転車を転がしはじめたのです。この地点から自転車を購入したホームセンターまでは1時間の距離、でも、もう、ここまで来たら家に帰って自分で修理するか? でも、家までは2時間の距離。

さあ、修理屋にするか? 自分で修理するか? 後1時間でこの状況から解放される方をとるか?それとも2時間転がすか? かなり迷ったのです。

でも、しかし、“ここまで来たら、意地でも、最後まで、頑張り抜くぞォ!”と、“自転車男”として覚悟を決めたのです。後2時間歩くことに断固決定したのです。

そして、とうとう、遂に、2時45分に帰宅したのであります。

10時15分から2時45分迄の間、自転車を転がしたのです。途中の休憩、昼食の時間も入れての4時間半、距離は15.5㎞でした。

途中、自転車を置いてバスで帰ろうか?と思い、バス停の時刻表を何度か眺めたこともありました。

それでも、自転車を引きずり、転がし、押しているうちに、何となく、無我の境地になったような、現実を素直に受け入れ、ただひたすら前に進む事しか考えなくなったのです。

それにしても、兎に角、“体力は、未だ未だ、これから、かなり大丈夫”との、強~い自信を得たのであります。

まぁ、そんな、こんなの、パンク話でした。

それでは、また明日。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

温水洗浄便座のフタが割れました、交換品は対策済みでした

2010年05月12日 | その他

5月2日なのですが、用を足してフタを閉めたら、パッキンと割れてしまったのです。まさか、こんなところが割れる何て!驚きでした。

実は前日に、パソコンのマウスのコードが断線して交換していたのです。2日続けてのトラブルの発生です。話は逸れますが、その3日後に自転車の後輪がパンクしました。

それで、洗浄便座を交換したのが去年の1月28日です。前の便座はほぼ15年使用しました。水が漏れるようになり、現在の製品と交換したのです。もちろん自分で取り付けました。

一年の保証期間は過ぎているのですが、普通に使っていてフタが割れるのは、製品として問題ではと思い、ネットでいろいろ検索すると、同一メーカーの同一型番の製品でまったく同じように割れているのです。

詳しくはこちらへ
http://bbs.kakaku.com/bbs/22005010233/SortID=10604971/

それで、わたくしは、メーカーの相談室に電話を掛けたのです。
「割れる現象はこれまでありましたか?」
「いいえ、わたくしは聞いておりません」
「ネットにはいろいろ載っていますが知りませんか?」
わたくしは知りませんです」
応対したのは若い男性なのですが、正直で嘘が苦手な真面目な方のようで、いかにも“知らないふり”をしているのがわかるのです。

フタが割れたと初めて聞いたのならば、それなりに状況を把握しようと、いろいろ聞いてくる筈ですが、こちらが云う事を、“はい”とか“そうですか”と気のない返事をするだけで、まったく割れには興味が無い様子で、質問はまったくしてこないのです。

そこで、
「この件は、もしかして、この相談窓口ではなく、別の窓口なの?」
「いえ、ここでお受けしております」
「あなた、今、類似の相談が無いかPCの画面を見なが応対していますよね?」
「はい」
「それにも出てないと云うこと?」
「はい、そうです」
「ネットにはいろいろ載っているのに、まったく、そう言う相談は無いのね?」
「はい、わたくしは、知りません」
「あなた、さっきから“わたくし”は聞いてませんとか、わたくしは知りませんとか、云っているけど、“私は”あなた個人に聞いているのでは無いのですよ、製造メーカーとして、組織として、割れの現象を把握していないのか?と、聞いているのです。個人的見解は聞いていません」
「はい、そうですね、申し訳ありません」
「兎に角、修理をお願いします。でも、現象的には無償修理だと思っているけど」
「はい、それは、現物を確認してからと云う事で・・・・・・・」
「まぁ、そうだろうね。それでかまわないけど」
「それでは、5日の日に伺う事でよろしいですか、時間の方は朝のうちにご連絡致します」

それで、最後に
「わたしは、プラスチック成形の品質管理を30年ほどやっていたが、どう見てもこのフタは強度が不足していると思う。フタの左側に“ダンパー装置”が付いているので、閉めるときの応力はすべて、左側に集中する構造であり、それに他の機種と比較しても、フタの厚みが薄い、また、ダンパー効果が強すぎると思う、それなのに、応力集中する部分のコーナーの“R”が小さ過ぎる。設計強度がギリギリで、ダンパー効果と成形加工のバラツキを吸収することが出来ず、割れの現象が発生しているので、強度の対策した製品でなければ、再発の危険性が高いと思う」

そして、それに対して、
「はい、判りました、大変、貴重なご意見を頂き、まことにアリガトウ御座います、関係部署に伝え、参考にさせて頂きます」

との、大変、心のこもらない言葉、心のこもらない口調で、相談係りとの電話を終えたのです。

それで、5日の午前中にサービスマンが来て、現物を確認し無償となったのですが、サービスマンも相談窓口の担当者と同じく、割れに関しては“わたくしは、聞いてません、知りません”との見解でした。

その日、部品の手配の関係から、13日に交換に伺いますとの連絡があり、翌日に、部品の手配が予定より早くなったので、8日に伺うとなったのでした。

それで、これが交換されたフタです。


フタ側面のA部と、フタ上面のB部の箇所が、割れたモノと比較して、大きくRが付いているのです。明らかに強度不足を認識して形状変更を行っていたのです。

※比較の為に割れた箇所を右に置いてみました。

メーカーとしては、便座のフタが割れても、重大事故に繋がる欠陥ではないとの認識で、割れたことを“メーカーの相談窓口”に云って来た場合いに限って無償対応をしているのでしょう。

“販売店”に云って来たり、黙って修理部品を購入する客には、フタの料金、郵送料をしっかり頂いているようです。

でも、しかし、フタが割れるのは開閉時です、細かな破片が飛び散る事もあるのです。その破片が眼に入る可能性もあります。小さな子供ほど、割れる箇所からの距離が近く危険なのです。

昨日は、パロマの事故の刑事裁判があり、経営者が有罪判決を受けました。死者が20数人も発生しているのですから、当然の判決です。

便座のフタが割れても、経営者が刑事責任を問われることは無いと思いますが、“知っていながら、知らんぷり”は、とても、とても、問題のある行為です。本質的には、パロマと同じです。

利益の為なら手段を選ばず、金儲がすべて、儲けた奴が勝ち、そんな風潮はいつまでも続きません。企業は商品を売るのではなく、“信用”を売るのです。でも、日本人は忘れっぽいから多少の事は大丈夫だと思っているかも?

個人としては、道義的にもやれない事を、企業人としては、道義もへったくれもなくなるのです。きっと、パロマの社長も個人的には立派な人格者なのです、たぶん。社長の地位が判断を狂わせたのです。

まぁ、馬の耳に念仏でしょうか? 馬に失礼か?


それでは、また明日。

コメント (55)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本髪で和服姿で成人式の前撮りです!

2010年05月11日 | 土浦市の風景
昨日の続きです。

「まちかど蔵」から路地伝いに亀城公園に向かいます。この路地がとてもイイのです。“スナック黒猫”は、場末感、路地裏感、うらぶれ感が漂う、とても味わいあるお店でした。現在はお店の名前を変えたようです。

ここにも山吹が咲いています。『七重八重 花は咲けども山吹の 実の一つだに なきぞ悲しき』・・・雨具が有りませんの歌です。落語の“道灌”です。


路地を抜け、水戸地裁土浦支部の前を通り、亀城公園に到着。五月です、端午の節句で鯉のぼり。


藤の花も満開。


こんなに清楚で美しい花なのに、“家の庭には植えるな”と親から聞かされているのです。何故なのでしょうか? 何か、これには物語がありそうな気がします。いつか、そのうちに、調べてみます。


亀城公園と云えば、このお猿さんです。いつも寂しく、虚ろな眼をしているのですが、この日は丁度昼食の時間で、一心不乱で食事中。


猿は皮を剥くのではなく、皮を残すようです。何年もこの猿を見ていますが、こんなに生き生きとした姿は初めてです。食欲は旺盛と云うか、もう、喰うことだけが、唯一の楽しみなのでしょう。やっぱり可哀想です。


ハナショウブも咲いてます。


可愛く、上手に描けています。でも、どうしても“ブソベツ”に見えてしまいます。でも、そこがまたカワイイ。


携帯の待ち受けに、パチリ、


パチリ。


連れが、お堀で発見! お城で堀ですから、これは、やはり、殿様ガエル?


八重桜が咲いていました。


亀城公園で、亀なのですが、我々の姿に気付き、何匹かが驚いて水に飛び込み、すこしして落ち着きを取り戻し、“島”に這い上がるのですが、その動作がとても面白いのです。


先ずは前足で島に掴まり、次ぎに右の後ろ足を持ち上げ島に掴まり、身体を水の中から引き上げるのですが、右後ろ足がなかなか島に掛からずバタバタとしたり、右後ろ足を掛けても身体を引き上げられなかったり、緩慢な動作で這い上がれるまで、何度も、何度も、繰り返すのです。

見ているうちに、二人で“ガンバレ!ガンバレ!”と声を上げて応援してしまいました。這い上がった後、先客の上に乗っかる亀も居るのです。下になった亀はかなり嫌がっていました。他人の上に乗っかる何て! どういう了見なんでしょう。

亀さんに笑わしてもらって、そろそろ駐車場に戻ります。それで、駐車場に戻ると、この美しくも、華やかな、この振り袖姿。

日本髪と云い、着物の柄と云い、色合いと云い、帯と云い、そして、その立ち姿の艶やかさ、すべてが美しく調和しています。ホントに、ホントに、こんなに美しい着物姿を生で鑑賞したのは初めてです。


思わず、シャッターわ押してしまいました。その時、シャッター音に気付き振り返ったのです。一瞬、“不味かったァ”と思ったのですが、連れがすぐに“結婚式ですか?”と声を掛けたのです。

“成人式の前撮りなんです”との答えが笑顔で返ってきました。振り返った先に怪しいサングラス姿のオッサン一人だけだったら、“何なの?変なオッサン”何て、疑惑の視線を向けられるところでした。


お二人は蔵をバックに記念写真を撮っていました。通りすがりの方も、皆さん振り返り美しいお嬢さんに視線を向けていました。

ホントに、美しいが、いっぱい、いっぱいで、オメデトウ!御座います。


それにしても、“前撮り”と云う言葉、はじめて聞きました。連れがその時、そう言えば、このあいだママから電話があり、“七五三の前撮り”をするような事を云っていたと告げました。

孫は7歳、成人式まで13年、どんな大人になっているでしょうか、とても楽しみです。

美しいものが、いっぱい、いっぱいで、亀城公園周辺は、とても、とても、ゴールデンウィークでした。

それでは、また明日。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

萌える新緑とツェペリンカレー

2010年05月10日 | 土浦市の風景
先日の“連休”は・・・、と、云っても、わたくしは、ずっと、ずっと、毎日、毎日、一年中が休日なのですが、やはり、テレビ新聞で連休、連休と騒がしくなると、それなりに、その気になるのです。

まぁ、この時期ですから、当然、遠出は致しません。ごくごく近場で、まさに“安近短”で済ませます。

それで、先ずは、土浦市の“霞ヶ浦総合運動公園”に行って参りました。新聞でチューリップが満開との記事を読んで出掛けることにしたのです。

その日は、それなりに人出があり、チューリプが咲いている風車の近くの、いつもの駐車場は満杯で、かなり離れた体育館脇の駐車場に止めたのです。こちらはガラガラでした。

トイレで用足しをして、“二人で”チューリップに向かったのです、そうなのです、今日は“連れ”がいるのです。


公衆トイレ前の、新緑が、もう、何とも、萌え、萌え、なのでした。青い空と若葉を眺めていると、とても、とても、元気を貰えるのです。


チューリップに向かって、サッカー場を横切ったのですが、そこで、楽しいと云うか、笑っちゃうと云うか、かなり手抜きと云うか、こんな“新兵器”を見たのです。


写真では分かり辛いのですが、樹にヒモ?を縛り、片方に何やら発射装置があり、パパが発射スイッチを押すと、ボールがヒモを伝わって少年目掛けて飛んで行くのです。簡易バッティング練習機なのです。

球のスピードはそれなりに速く、時々少年は空振りをしていました。でも、これだと、パパは座っているだけで、ボタンを指で押すだけで、打った球を拾いに走る分けでもなく、とても、ラクチンで、まったく運動にはならないのでした。

青い空、白い雲、緑の芝生には、あまり似つかわしくない、エネルギー消費の極端に少ない、室内ゲームのような、何か、とても、納得できない、変な?遊びに見えてきました。

それで、チューリップの方ですが、何か、私の勘違い?があったようで、風車の下には“色とりどり”に咲き誇っている筈?だった、のがァ、しかし、眼にしたのは色あせ萎びた無惨な姿だったのです。あの記事を見たのは? いったい、いつの日だったのか?

気をとり直し、公園を一回りする事にしました。新緑の時期に、この紅葉は?


山吹です、“太田道灌”です、紅皿伝説です、シンデレラ伝説です。でも、八重の山吹には実がなると聞きました。


新緑を狙ってます。


15分ほどで公園を一周して、土浦市内にランチを食べに行きます。この日は決めていたのです。“土浦 大徳 まちかど蔵”の、


向かいにある、喫茶“蔵”です。隣には無料駐車場があります。


赤煉瓦造りの蔵を喫茶店に改造したのです。


ちょっとオシャレなのです。


連休ですが、空いていました。同じような年代の二つのカップルに、


同じ年代の読書中の男性一人客。時間はほぼ12時。食べるものは決めていました。


土日だけ限定30食の“ツェペリンカレー”です。前々から話に聞き、“いつの日にかきっと”のランチを本日は頂きます。


“おすすめピラフサラダ付き”500円も、サラダドリンク付き600円もあります。


これです。ドリンク付きで、850円です。連れはアイスコーヒーで、わたしはアイスティー。


このカレーを、土浦の名物にしたいそうなのです。むかし、むかし、霞ヶ浦に降り立った飛行船ツェペリン伯号に因んでいるのです。サフランライスがツェペリン伯号のようです。

まぁ、ツェペリンさんとカレーは特に関係は無いのです。昔、海軍航空隊の基地があり、海軍と云えば“カレー”です、でも“海軍カレー”は横須賀ですから、土浦はツェペリンをカレーにくっつけたのです。

カリカリの“レンコンチップスだけ”は美味しかったァ!です。限定30食はご愛敬で、驚いた事に、レジの処にはツェペリンカレーの“レトルトパック”が置いてありました。観光協会の、それなりの決意を感じました。

決意や意気込みだけでは“ねェ~ちょっと”なのです。店内の雰囲気はOK、お店の方の素人ぽっい雰囲気も、とても、とてもOK、でも、しかし、カレーのお味が、とても“素人ぽっい”のは・・・・・・・。

私達の後に入って来た、若い男女の三人連れがツェペリンを注文して、それで、限定30食が終了したようです。私達が食べたのが26食目と27食目だったのです。


“まぁ、カレーだったよネェ、レンコンチップス美味しかったね”と、連れと話しつつ、腹ごなしに蔵の脇の路地を伝って、亀城公園に向かいました。


長くなったので、この続きは次回とします。


それでは、また明日。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

つくば市の疎ら並木で呟くガードマンは世を忍ぶ仮の姿?もしかしてインドの哲人?修行僧?

2010年05月07日 | つくば市の風景

昨日の続きです。

それで、並木に向かってペダルを漕いだのですが、かなり手前で鉄パイプのゲートに行く手を阻まれてしまったのです。工事車両以外進入禁止とあり、ガードマンが入り口に立ち車両のチェックをしているのです。

見れば、工事は並木の、ずっと、ずっと、先の方で行われているのです。ここは交渉だと思い、

「スイマセン。あそこの並木の写真を撮りたいのですが、中に入れてもらえませんか?」
「危険なので一般の方は入れてはいけないと指示されていまして・・・・・・」
「あの並木のちょっと手前までの処で、ちょっとだけで、すぐ終わりますから、それにしても、なかなか、いい眺めですよね、筑波山をバックにして・・・・・・、この並木は、片側だけですか?」
「いいえ、道路の拡張で片側は切り倒されて・・・・・・」
「はァ・・・・、そうなんですか、勿体ないないですよねェ・・・」
「えェ、この辺は雑木林で、この並木から眺める筑波山は、本当に絶景でした」
どうやら、このガードマンさん、地元の方らしいのでした。年齢は私より五つか六つ年上とお見受けしました。

そして、並木に眼をやりながら、
「この並木も、記憶だけにとどめていては、いつかは忘れ去られてしまうし、記録に残して置いた方が・・・・・・・」
「ちょっとだけ、すぐに戻りますから、見なかった事にして・・・・・・」
「まぁ、そういう、事にしますか・・・・・・」

このガードマンですが、背が高くて、痩せていて、陽に焼けて、彫りが深く、頬が痩け、鋭い眼差し、深い皺、インドの修行僧のような、哲人のような、そんな雰囲気を漂わす方でした。

まぁ、そんな方と、そんな、こんなの、やりとりをして、並木に近づいたのです。


なかなかの並木、松のようです。


確かに、筑波山をバックに、かなりの絶景。


この高さ、この太さ、そこそこの樹齢。それでも、雑木林に囲まれていた頃は、それほど目立たなかったような気もします。


周囲の樹が切られたことで、これまでよりも、ずっと、ずっと、並木としての景観が際立ったような、これから世間の注目を浴び、名前も何々並木と呼ばれるかも知れません。


写真を撮り終え、ガードマンさんにお礼を云ってゲートを出ると、彼は奥の工事現場に向かって歩き出したのです。ゲートでの警備はもういいの?


背筋を伸ばしてゆったりと歩くその後ろ姿は、もう、インドの哲人そのものでした。もしかして、ガードマンは世を忍ぶ仮の姿?

まぁ、それから、別の角度から並木を撮ってみたのです。

宅地の外れからは、このように、見窄らしいのです。“不動並木”と違って、“春の雨”でも傘は要るようです。


建て売り住宅も完成間近、ここから見る並木はちょっと、ちょっとです。


宅地の周囲は、まさに荒涼。


広大な赤土の平原の先に、疎らな並木。並木は遠くの横から見るより、近くの正面から見る方が良いのでした。


道路が完成し、周囲に住宅が密集した、その頃は、並木のある風景はどう変わるやら・・・・・・。

兎に角、こんな処に、こんな松並木が・・・・・・、でした。


それでは、また来週。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

つくば市“新庁舎” と 圏央道“つくば中央”を見学

2010年05月06日 | つくば市の風景
つくば市の新庁舎を見学して来ました。

新庁舎の方は本日がオープンですが、わたくしが見学したのはオープン前の連休中です。見学と云っても、外観のみで内部はまったく見ておりません。

それで、この日、“研究学園駅”の付近に建ったと聞く新庁舎へは、いつもとは違う方向から接近したのであります。

アレに見えるのが新庁舎。造成地の赤土の中にポツンと佇むあの白い“小さな”建物がそうなのです。周囲に比較するものが無いため、この時点で大きさはあまり実感できませんでした。


道路も新しく造られました。


ホントに周囲は赤土剥き出しの造成地。


思っていたよりも建物は小さいのです。高さはこの倍ぐらいあると想像していたのです。総工費は27億円だったか?37億円だったか?


あっちらの奥が“東光台”と云う地区らしいのです。東光台という名はそれとなく聞いたような気がします。


駅前に何も無かった頃に、何度か、この辺りに近づいたことがあるのですが、まったくの雑木林でした。


オープンまで4~5日前で、


周囲はまだまだ工事中。6階建てか?7階建て?


しかし、何も無かったところに、電車が通り、道路が通り、建物が建ち、町が造られていくのです。ホントに、どんな人達が、何処から、ここに移り住んで来るのでしょうか。

道路と云えば、


この日、圏央道が


“つくば中央”まで伸びたのです。


ここから、信号に引っ掛からなければ、庁舎までは5分程度、科学万博記念公園までは1分程度。


それで、新庁舎に話は戻るのですが、この庁舎の脇を通る道路なのですが、先の方をじっと見つめると、筑波山の左側の、すそ野にかかった辺りに、何とも、絵になる“並木”が見えたのです。


最近は、不動並木で、並木付いているのです。つまらない新庁舎よりも、これはもう、並木なのです。早速、ペダルを漕いで接近します。

それで、この先は次回とします。今日は連休明けで、暫くぶりの更新で、いまいち、ノリが悪いのです。

それでは、また明日。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする