昨日、ちょっと触れたのですが、パンクしたのです。これまでも何度かパンクをした事があり、それでも、家まで転がして1時間程度でした。
それがです。今回は、何と、何と、4時間半の長きに渡り、自転車を転がしたと云うか、引きずったと云うか、押したと云うか、とても、とても、難行苦行の一日となった・・・ようでもあり? ようでもなかった?そんな複雑な一日でした。
この日、天候は快晴で風もなく自転車日和でした。或る目的を抱き、或る場所を目指して、快調にペダルを漕いだのです。
途中でこんな風景も、
山に繁る木々に藤のつるが巻き付き花を咲かせているのです。
青い空に、新緑に、藤の花です。とても、とても、美しかったのです。のんびり花を観賞していたのです。この辺り、だいたい中間地点でした。
暫く快調にペダルを漕ぎ、暑くなりのども渇き、木陰でお茶を飲んで休憩。
涼しい木陰、
シダが密生しています。空気も綺麗。人影のないことを確認して用を足します、こういう風景の中での用足しは、とても、とても、気持ちイイ~のです。これって軽犯罪法違反ですか?
さぁ、もう少しで目的地に到着です。この時、何故か“この距離でこん処でパンクしたら”何てことが、頭の中をちらっと過ぎったのです。
でも、遠くを走っている時、時々は、そんな事が、偶に頭を過ぎるのです。
そして、暫くして、信号のある交差点で、横断歩道の真ん中あたりに差し掛かったところで、お尻に“ゴトゴト”と嫌な震動が伝わってきたのでした。
“ウン!コレって、路面のせい? いゃ、もしかして?”と思って、渡り終わった処で、後輪を見ると、タイヤはペタンコに潰れているのです。あ~あ、やっちゃった!
さて、どうするか? このまま進むか? 来た道を引き返すか? 潰れたタイヤを見つめたり、辺りの景色を見つめたり、行き交う車を気にしたり、数分間熟慮した結果、引き返す事に決定したのです。
時計を見ると10時15分でした。最悪、途中でパンクを修理する店が見つからない場合でも、2時過ぎには帰宅出来るだろうと思い、元気に自転車を押しはじめたのでした。
ホントに最初は元気でした。それなりに行き交う車の視線を気にして順調、快調、明るく自転車を転がしたのです。でも、すれ違う自転車、追い越して行く自転車、これが、特に気になるのです。
パンクしても、自転車に乗れなくても、転がしていても、引きずっていても、それなりに、元気に楽しく、辺りの景色など眺める余裕を示しつつ、頑張ったのです。
はじめの頃は、それなりに、パンク修理の店を探したのですが、時間が経つにつれて、諦めと云うか、覚悟を決めると云うか、最悪の事態を想定しはじめるのでした。
昼が近づき、そろそろ、昼食と思い、距離的に丁度イイ処にある、牛丼屋を目指したのです。“さあ、昼飯だァ、牛丼だァ、牛丼だぁァ”と、自転車を転がしたのです。兎に角、昼飯なのです。
12時ちょっと前に牛丼屋に到着。メニューを眺め、“今日はスタミナを”と、キムチ牛丼の“1.5盛り”を注文。到着した1.5盛りをしげしげと眺めたのですが、並盛りとの“差”が、確認できませんでした。
今回は写真を撮っていません、“食欲”はあったのですが、写真を撮る“余力と気力”は無かったのです。キムチ牛丼美味しかったです。それにしても、後から来た隣の客の並盛りと、1.5盛りとは変わらない気がしました。
キムチ牛丼1.5盛りを食べ、休憩もしたし、元気を取り戻し自転車を転がしはじめたのです。この地点から自転車を購入したホームセンターまでは1時間の距離、でも、もう、ここまで来たら家に帰って自分で修理するか? でも、家までは2時間の距離。
さあ、修理屋にするか? 自分で修理するか? 後1時間でこの状況から解放される方をとるか?それとも2時間転がすか? かなり迷ったのです。
でも、しかし、“ここまで来たら、意地でも、最後まで、頑張り抜くぞォ!”と、“自転車男”として覚悟を決めたのです。後2時間歩くことに断固決定したのです。
そして、とうとう、遂に、2時45分に帰宅したのであります。
10時15分から2時45分迄の間、自転車を転がしたのです。途中の休憩、昼食の時間も入れての4時間半、距離は15.5㎞でした。
途中、自転車を置いてバスで帰ろうか?と思い、バス停の時刻表を何度か眺めたこともありました。
それでも、自転車を引きずり、転がし、押しているうちに、何となく、無我の境地になったような、現実を素直に受け入れ、ただひたすら前に進む事しか考えなくなったのです。
それにしても、兎に角、“体力は、未だ未だ、これから、かなり大丈夫”との、強~い自信を得たのであります。
まぁ、そんな、こんなの、パンク話でした。
それでは、また明日。
それがです。今回は、何と、何と、4時間半の長きに渡り、自転車を転がしたと云うか、引きずったと云うか、押したと云うか、とても、とても、難行苦行の一日となった・・・ようでもあり? ようでもなかった?そんな複雑な一日でした。
この日、天候は快晴で風もなく自転車日和でした。或る目的を抱き、或る場所を目指して、快調にペダルを漕いだのです。
途中でこんな風景も、
山に繁る木々に藤のつるが巻き付き花を咲かせているのです。
青い空に、新緑に、藤の花です。とても、とても、美しかったのです。のんびり花を観賞していたのです。この辺り、だいたい中間地点でした。
暫く快調にペダルを漕ぎ、暑くなりのども渇き、木陰でお茶を飲んで休憩。
涼しい木陰、
シダが密生しています。空気も綺麗。人影のないことを確認して用を足します、こういう風景の中での用足しは、とても、とても、気持ちイイ~のです。これって軽犯罪法違反ですか?
さぁ、もう少しで目的地に到着です。この時、何故か“この距離でこん処でパンクしたら”何てことが、頭の中をちらっと過ぎったのです。
でも、遠くを走っている時、時々は、そんな事が、偶に頭を過ぎるのです。
そして、暫くして、信号のある交差点で、横断歩道の真ん中あたりに差し掛かったところで、お尻に“ゴトゴト”と嫌な震動が伝わってきたのでした。
“ウン!コレって、路面のせい? いゃ、もしかして?”と思って、渡り終わった処で、後輪を見ると、タイヤはペタンコに潰れているのです。あ~あ、やっちゃった!
さて、どうするか? このまま進むか? 来た道を引き返すか? 潰れたタイヤを見つめたり、辺りの景色を見つめたり、行き交う車を気にしたり、数分間熟慮した結果、引き返す事に決定したのです。
時計を見ると10時15分でした。最悪、途中でパンクを修理する店が見つからない場合でも、2時過ぎには帰宅出来るだろうと思い、元気に自転車を押しはじめたのでした。
ホントに最初は元気でした。それなりに行き交う車の視線を気にして順調、快調、明るく自転車を転がしたのです。でも、すれ違う自転車、追い越して行く自転車、これが、特に気になるのです。
パンクしても、自転車に乗れなくても、転がしていても、引きずっていても、それなりに、元気に楽しく、辺りの景色など眺める余裕を示しつつ、頑張ったのです。
はじめの頃は、それなりに、パンク修理の店を探したのですが、時間が経つにつれて、諦めと云うか、覚悟を決めると云うか、最悪の事態を想定しはじめるのでした。
昼が近づき、そろそろ、昼食と思い、距離的に丁度イイ処にある、牛丼屋を目指したのです。“さあ、昼飯だァ、牛丼だァ、牛丼だぁァ”と、自転車を転がしたのです。兎に角、昼飯なのです。
12時ちょっと前に牛丼屋に到着。メニューを眺め、“今日はスタミナを”と、キムチ牛丼の“1.5盛り”を注文。到着した1.5盛りをしげしげと眺めたのですが、並盛りとの“差”が、確認できませんでした。
今回は写真を撮っていません、“食欲”はあったのですが、写真を撮る“余力と気力”は無かったのです。キムチ牛丼美味しかったです。それにしても、後から来た隣の客の並盛りと、1.5盛りとは変わらない気がしました。
キムチ牛丼1.5盛りを食べ、休憩もしたし、元気を取り戻し自転車を転がしはじめたのです。この地点から自転車を購入したホームセンターまでは1時間の距離、でも、もう、ここまで来たら家に帰って自分で修理するか? でも、家までは2時間の距離。
さあ、修理屋にするか? 自分で修理するか? 後1時間でこの状況から解放される方をとるか?それとも2時間転がすか? かなり迷ったのです。
でも、しかし、“ここまで来たら、意地でも、最後まで、頑張り抜くぞォ!”と、“自転車男”として覚悟を決めたのです。後2時間歩くことに断固決定したのです。
そして、とうとう、遂に、2時45分に帰宅したのであります。
10時15分から2時45分迄の間、自転車を転がしたのです。途中の休憩、昼食の時間も入れての4時間半、距離は15.5㎞でした。
途中、自転車を置いてバスで帰ろうか?と思い、バス停の時刻表を何度か眺めたこともありました。
それでも、自転車を引きずり、転がし、押しているうちに、何となく、無我の境地になったような、現実を素直に受け入れ、ただひたすら前に進む事しか考えなくなったのです。
それにしても、兎に角、“体力は、未だ未だ、これから、かなり大丈夫”との、強~い自信を得たのであります。
まぁ、そんな、こんなの、パンク話でした。
それでは、また明日。