今日も寒い、小雨が降ったり止んだりの天気です。
こういう空模様は、絶好の「タイヤ交換日より?」です。3、4日前に近所を走っていると、段差を越えた処で、地面の凹凸がもろにお尻に伝わってきたのです。
「やった!」と、思いました。暫くぶりの「パンク」です。後ろのタイヤを見ると擦り減っていて、表面に糸が露出していました。
そこから家まで自転車を転がして帰って来ました。近所とは云っても1時間掛かって戻ってきたのです。予想外にカロリーを消費して、ダイエットにはとても役だったのでした。
そんなこんなで、本日はタイヤ交換を行いました。パンクした自転車は役にたたないのです。
見て下さい、これです、繊維が数カ所露出しています。ここまで、気が付かなかったのです。タイヤがすり減り、チューブに穴が明いてしまったのです。
これで、2回目のタイヤすり減りによるパンクです。前回の交換から2年ほどだと思います。自転車は購入してから10年は経っています。
1回目は8年目で、2回目は2年で交換ですから、単純計算では自転車購入時のタイヤと、交換したタイヤの耐用年数は4倍の差があることになります。
最近の方が、自転車に乗る頻度も高く、一回の走行距離も長いので、「大雑把」に計算して、交換したタイヤの耐久性は最初のタイヤと比較して半分程度だと思います。
先ずは自転車をひっくり返して、タイヤを外します。前輪よりも後輪はいろいろな部品が付いていて、前輪よりも交換には手間が掛かります。
タイヤと一緒にチューブも交換しました。タイヤが655円でチューブが395円で合計1050円です。サイズは16インチです。
タイヤ交換は、タイヤをリムから外すのと、入れるのが「力技」で大変なのです。
タイヤとチューブを「やっとこさ」外し、新しいタイヤとチューブをはめ込み、車体に取り付けます。
655円のタイヤですが、明らかに最初に付いていたタイヤと比べて、「フニャフニャ」で柔らかく「コシ」が無いのです。
前回もそうでしたが、やはり「安い」と云うだけあって、品質は落ちるようです。店にはそれ一種類しか置いてないのです。
以前、ある「情報筋」から聞いた事があるのですが、ホームセンター向けの「物置」で、一般販売向けとは異なる「鋼板」、「塗装」していると云うのです。
製造メーカーが納入価格を下げる為に、品質を落としていると云うのです。価格を下げろと云われて、「牛肉」に「豚肉」を混ぜるのと一緒です。
自転車も安くなりました。私が買った頃は「3万・・・折りたたみ式」程度だったのですが、最近は1万円以下で店頭に並んでいます。
安い人件費の中国製ですが、メッキ厚とか、塗装回数、塗料の種類、鋼材の材質、タイヤ、チューブの材質等々にかなりの違いがありそうです。
生産性の向上とか、安い人件費とか、それだけではない、外観では気付き難いところで品質を落として、価格を下げて売っているものが、食品を含めあらゆる商品にありそうです。
昔より安くなった商品は、外観はそっくりでも、中身は似て非なるもの・・・・・・かも?
それで自転車のタイヤ交換作業です。
取り付けてナットを締め付けている途中で、「チェーン」が外れ、ぶら下がっている事に気付き、ナットを緩め再度やり直しです。
そんなこんなでタイヤの取り付けは終了。最後に後輪のブレーキを2本のビスで締め付けると作業は完了です。
しかし、ビスのナットが一個、行方が判らないのです。辺りを探して見つかりません。仕方なく道具箱を引っ掻き回し、丁度いいビスはないかと探したのですが見つかりません。
これは、もうしょうがないと諦め、ビス1本で締め付ける事にしました。締め付けが終わり、後はタイヤに空気を入れるだけです。
空気を途中まで入れ、タイヤとチューブのはめ込み具合を調整しょうと、タイヤを回しながら叩いたところ、「カチン」と小さな金属音がして、行方不明のナットが転がり出てきました。
チェーンを入れ忘れたり、ビスの捜索をしたりしましたが、1時間ほどで全作業は無事に終了しました。
これで、いつでも自転車に乗れます。
それでは、また明日。
随分つるつるになるまで乗りましたねえ!(笑)。
しかし本当に最近のモノはヤワですぐに壊れますね。
頑丈長持ちが取り柄の日本製品はどこにいったのでしょう。
かと思うと長持ちしすぎて、「ン十年前の○○扇風機はそろそろ部品劣化で出火の危険有りですから、まだ動いていても廃棄して下さい」なんて話も出たりして。
おや、壊れないのも考えものなのか、なんて思ったりしましたよ。
さて、自転車も完璧、秋晴れが待ち遠しいですね。