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歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

谷中の「そば屋」

2006年09月28日 | 食事の話し
みかどパン店から5分ほどの処にある「そば屋」なのですが、始めて入って「たぬきそば」を注文したときの話しなのですが・・・・・・・。
器に顔を近づけると「柚」の香りがしたのです、始めての経験です。
「ナカナカヤルナ!」と厨房に視線を向けました。(誰もいませんでしたけどネ)
写真では解り難いのですが「なると」の上に、小さな柚の一片が乗っていたのです。
柚の香りを楽しみ、次に「汁」をすすっりました。
「ウム。少し味が薄いじゃないか」と感じました。しかしです、「少し薄い」も計算されていたのです。何と、食べ終わる頃になると「丁度いい味」になったのです。
食べ終わった時に「うまい」と感じるように、味付けを調整してあったのです。
またも、厨房に視線を向け「ナカナカヤルナ」と呟きました。従業員の姿は見えず
話し声だけが聞こえてきました。11時チョット過ぎた時間なので、裏でなにやら仕込み中のようでした。
でも、食べ終わったところで「うまい」と思わせるように調整した訳でなく、単に薄かったのかもしれませんけどね・・・・・。
柚の香りも「そばの香り」を消すから邪道だと言われるかもね。「ざる」に「海苔」を乗せるのは「そばの香りを消す」何て言う「そば通」がいますから・・・・・。
勝手な思い込みでも、兎に角、その時は美味しく頂きました。
こんな事に出会うのが楽しいので、歩き回るのが止められません。

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