歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

「ホーロー製」表示板のある風景

2006年11月05日 | 東京の風景
木造家屋の壁に垂れ下がる。茶色に枯れた蔓草と緑の蔓草、紺色のホーロー製の表示板と、赤い消火器箱、いいですねェー、なかなかの風情ですね。



表示板に書かれた「趣?」のある文面。いいですねェー。

『東京都飼い犬取り締まり条例、第3条の規定により飼い犬の糞は飼い主が始末して下さい・・・・・・東京都下谷保健所・台東区谷中地区町会連合会』



これは、ホーロー製の地名表示板です。
表示板の下に、ここにも「消火器箱」が、何故?と思った瞬間に「あッ、そうか!」と気づいたのです。
そうですよね。当たり前のことでした、両方ともに「眼に付き易い」場所を選ぶわけですからね。



この表示板は「材木屋さん」の外壁です。下の写真の「新しい表示板」の丁度反対側の壁に取り付けられています。

この材木屋さん、写真でもよく見ると判るかと思いますが、立てかけられている「商品の材木」が変色していて、どう見ても「現役の商品」ではなさそうです。




店仕舞いした「材木屋」さん、ホーロー表示板。

そして、表示板には、
『労働大臣許可 小池家政婦紹介所(寄贈)』文字。

そして住所表示が、
『墨田区京島1丁目39』

  いいですね~。 この風景、いつかどこかで見ていたような・・・・・・

「何処がいいのだ?」と問われても、
「小池家政婦紹介所が寄贈した、地名表示板の住所が墨田区京島1丁目39で、店仕舞いした材木屋の入り口に貼ってあるのがいいとしか言えません。

敢えて言うならば「情感」なのです。そして、「敢えて」言うならば「演歌」なのです。

演歌は、優しく、悲しく、寂しく、懐かしく、そして、暖かいのです。

    この風景が・・・・・・・・「演歌」なのです。 








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