歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

取手市 長禅寺“さざえ堂” ① 特別に内部公開

2010年11月08日 | お寺・神社

先週の金曜日に取手市の“長禅寺”に行って来ました。

長禅寺と云えば“さざえ堂形式”の“三世堂”が、それなりに有名な古刹です。はじめて長禅寺に参拝したのは3年前の10月でした。この時は三世堂は閉じられていて、内部を見学する事はできませんでした。

内部を見る機会は、寺の行事である宗教活動としての“観音開帳”と、教育委員会主催による文化活動としての“特別公開”の、年2度だけなのです。

今回の公開を知ったのは、一ヶ月ほど前に取手の駅前広場でボンヤリ佇んでいたら、電光掲示板に特別公開を知らせるメッセージが流れたのです。

それで、そうか、そうか、それならばと、今日の日を迎えたのであります。特別公開は5日、6日、7日の3日間でした。


こういうメッセージはお寺には良くあります。でも、これは、お釈迦様とか、弘法大師とか宗教関連のお言葉ではなさそうです。かなり挑戦的なお言葉です。


“無いと不自由という”これはそれなりに、ウン、ウンです。“有れば邪魔になる”オィ、オィ、それは、チョット、チョットです。

有って邪魔で不自由だったと嘆いている人を、私の周りでは、見たことも、聴いたこともがありません。

有って邪魔にはなりません。有れば「気付かず」だと、そして、“自由とは一体何なのか”それは、「自覚と責任」では?と、思ったりして・・・・・・、65段(帰りに数えました)の石段を見上げるのでした。


石段を息も乱さず一気に登り、鐘楼門をくぐると、何か、騒がしさが、


小学生の社会科の授業のようです。この年齢で、このようなお寺に興味を抱かせるのは大変でしょう。でも、教室で教科書を学ぶよりも“郷土の歴史”は、現場を踏むのが一番です。


平日の10時過ぎ、それなりに拝観者が来ております。年2回ですから、それなりに貴重な機会なのです。


前世、現世、来世、で三世です。過去、現在、未来、長~~い、長~~い視点でものごとを見つめ、考え、行動しましょう。


扉、柱、とても良い枯れ具合です。


小学生来が教育委員会の人に“お堂の木はどんな種類でできているのですか?”何て質問を発していました。“う~ん木の種類ねェ、いろいろあると思うよ、ケヤキとかスギとか、ヒバとか、そんなところかなァ”予想外の質問だったようです。

私は小学生に“君たちは何年生”と質問しました。すると男の子が元気な声で“4年生です”と答えてくれました。4年生ぐらい迄は、まだ可愛いのです。


大鹿山長禅寺は百一番目の札所のようです。ご詠歌のようです、なんだかよく分かりませんでした。


三世堂の正面図。


外観的には二層構造のように見えるのですが、三層構造になっているそうです。

今回はこれまで、次回より内部に入ります。


それでは、また明日。

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