歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

東京駅の赤煉瓦駅舎 ③小口積みです

2013年01月11日 | 東京の風景
昨日の続きです。

まだ東京駅のお話です。

丸の内口の駅前広場を、外周に沿って歩いています。こちらが駅舎の正面に位置する、かの有名な“丸ビル”で、四角いビルです。

四角いのに丸ビル、何て冗談は誰も云いません。“はとバス”のガイドでも云いません!たぶんねェ。この辺りは、江戸城の家臣団が居住していた区域、“三の丸”の内側だったので「丸の内」と呼ばれたのです。

※銀杏並木が紅葉しています。そうなのです。この時は去年の“かの11月11日”なのです。

この通りが、もしかして、たぶん、イルミネーションで輝く通りです。“丸の内ルミナリエ”とか昔は云ってたのですが、最近ではそう云わないみたいです。


東京駅の正面玄関から皇居に向かう道です。この先に皇居。


二階建ての“はとバス”が日比谷通りを右折して東京駅に向かっています。最近のはとバスはこんな外観をしているのです。


ふり返ると、東京駅正面玄関。


ふり返ったまま、東京駅に戻ります。こちらでも、観光客?が記念撮影です。


このご婦人も駅舎の全景を入れての記念撮影なのですが、良くやる間違いを犯しています。バス停脇の三人組を撮っているのですが、この距離からでは誰々だか本人達にしか判りません。三人をもっと前に立たせなさい!


こちらでも、オバサン達とオジサン達が写生をしていました。


こちらの出入り口は、よく昔のニュース映像に出て来ました。信号が青に変わると、一斉にサラリーマン?サラリーウーマン?が歩き出すシーン、懐かしい映像です。

最近はまったく見かけなくなりました。高度成長時代のシンボル的映像?でした。


駅舎の前を通過し有楽町方面に向かう事にします。駅舎が途切れた処で、ふと線路側を見ると、どう見ても、かなり古い趣を漂わせる高架のレンガを発見。


外観の退色具合と云い、まさに戦前の趣。


レンガの積み方も駅舎とは異なる、所謂、“長手の段”と“小口の段”を交互に積む“イギリス積み”になっています。それにしてもチョーク書きの“R2”は何でしょうか?R側2番目の柱?


駅舎のレンガは“小口積み”で、“ドイツ積み”と呼ばれるそうです。イギリス積みがあって、ドイツ積みがあるのですから、ここは、やっぱり“フランス積”みもあるのです。


フランス積みは、ドイツとイギリスを足して2で割ったような、一段が長手と小口を交互に繰り返して積む方式だそうです。

それで東京駅のレンガは“小口積み”と書きましたが、撮ってきた写真を見たら、正面側は確かに小口積みなのですが、有楽町寄りの側面は“長手積み?”なのです。

もしかして、正面を小口で積んで、側面は小口積みの状態で、そのまま後方に下がりつつ積み上げるので、正面小口積みで、側面長手積みになるの? 方向転換はしないのか?

まあ、それにしても、このデカイ!マイナスビスの頭ような?こいつは?いったい何なの?補強シャフト?ですかね。


兎に角、有楽町方面に向かいます。こちらの高架下、はとバスの案内所?乗車場?が、ずらりと並んでいます。いつの日にか、きっと、はとバスに乗って都内見学をと、考えつつ、中の様子を窺いつつ、前を通過しました。


こちらの高架は、明らかに、レンガ風の化粧タイルが貼られています。


東京駅をふり返ります。この日は休日で、車の通行も、こんな感じ。


今日は、このくらいでお終い。

と、云う事で、東京駅周辺の話しは、次回も続くのです。

それでは、また。



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1 コメント

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Unknown (さかいのぶよし)
2020-07-27 06:55:10
煉瓦。明治時代に、新しい国造りの勉強にヨーロッパへ渡欧したエリートがサンプルを持ち帰った。日本の職人さんが焼いた、そして、イギリス、ドイツ、フランスの積み方をマスターした。江戸時代は左官は泥、漆喰が主でセメント練りも修得している。クールジャパンはギャラ以外に仕事に打ち込み働く人もいる。
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